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(このイラストは、大店に奉公している丁稚達が、薮入りに女中頭の見送りを受けて里帰りをす
る情景。これはアニメとして天神橋の「大阪くらしの情報館」で見ることが出来るそうです。)
薮入りは最早死語ですか?
昨日の15日は小正月でしたが、今日1月16日は薮入りといって、丁稚奉公の子供たちが
親元に帰してもらえる数少ない機会でした。お盆の7月16日も薮入りと言いました。
当時は、仕事の見習いと躾の為に、職人・商人の家では、自分の息子、娘を十二、三、四歳頃から
師匠やお店を選んで奉公に出しました。これを丁稚奉公と言います。年期はおよそ十ヵ年。
丁稚たちは例年、正月の薮入りに主人から衣類万端与えられ、小遣いをもらって親許へ帰ります。
しかし、奉公をはじめてから3年間は薮入りが許されなかったです。
子供の時期には一番つらいことですよね。でも、それはこの時期に親元に帰すと里心がついて、
奉公先に戻れなくなる、という配慮が働いていた、とも言われています。
もう一つ「薮入り」というと忘れられないのが、先代三遊亭金馬の十八番の落語「薮入り」です。
筋らしい筋もないのですが、こんな噺です;
大工の熊五郎は、息子の亀吉が薮入りで帰って来るのを幾日も前から首を長くして待っている。
前日になると亀をどこに連れて行ってやろうか、何を食べさせてやろうか、
と夜っぴて女房に話し掛けるものだから、女房からどやされる。それでもやめられない。
当日は家の前を朝早くから掃除をして、今か今かと待っている所に奉公先から亀が帰って来る。
早速息子に新しい着物を着せ湯屋に行かせる。置いていった紙入れの中を見ると、
5円札で3枚も入っている、15円といえば大金。悪い心でも起こしたのだと思い込み、
息子が湯から帰って来ると、熊はいきなり訳も聞かずに息子を殴ってしまう。
泣き出す息子を母親がなだめて訳を聞くと、亀吉はしゃくりあげながら「ネズミを捕まえては交番に持って行き、懸賞に当たってもらったお金をコツコツと貯め、今日は薮入りと言う事で
預けておいたお金を主人から頂いて親孝行しようと持って帰ってきたのだ」と一部始終を話す。
聞いて熊五郎は早とちりを女房におこられながらも感動して亀吉にいわく
「これからも ご主人さんを大切にしろよ、これもやっぱりチュウ(忠)のおかげ」。
明治、大正時代までは、こんな噺が未だ生活実感として庶民の間ではあったのではないでしょうか。
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金馬の落語は聞いたことないですが、「藪入り」は聞いたことあります。20代の頃、遠い友人たちが落語家になり、落語会に結構足運んでたので。話は全然違うけど、夏の藪入り7月16日は私の誕生日なのだ〜〜!!
2006/1/18(水) 午前 9:35 [ catmirumiru ]
コメントがでぇへん〜〜〜。。最近、またしてもブログ重いね。。
2006/1/18(水) 午前 9:36 [ catmirumiru ]
あいすしゃんの心境知らんものだから、こちらでは極楽トンボみたいな事ばかり並べていて、済みませんでした。とはいえ、「薮入り」の話は元来大阪ネタらしいので、福団治さんのでも聞かれたかな?それにしても、後の薮入りが誕生日とはね。
2006/1/21(土) 午後 0:37 [ gulliverbros ]