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4/2 新年度に入りました。やはり新学期は4月ですよ、もはや日本人のDNAです。

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2012年2月5日

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映画「幸せのパン」ってどうよ?

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 (パン・カフェ「マーニ」は洞爺湖を一望する丘の上にある、下はカフェ・マーニの水縞尚とりえ)

映画「幸せのパン」

最近龍兄ぃの見る映画といったら、そのほとんどが時代もの。
しかも藤沢周平原作の物が多い。しかし先日それ以外のジャンルの物を見てしまった。

きっかけは、TVのインタビュー番組で大泉洋が出ていて、自分が主役を演じる映画の事を
喋っていたので、ついそれに乗ってしまった、という感じ。

舞台は北海道洞爺湖畔の小さな村「月浦」にある、小さなオーベルジュ風のパン・カフェ。
登場人物はそのパン・カフェ「マーニ」を営む水縞夫婦と近隣の人々、

そこに四季折々訪れるいずれも訳ありのOL、小学生の女の子と父親、銭湯を営んでいた老夫婦。夫がパンを焼き、妻がコーヒーを立て、料理を作る。洞爺湖の自然の心地よさが伝わって来る。

いずれも心に深い傷を負った人々が、静かな憩いを求めて「マーニ」を訪れ、水縞君のつくる
素朴なパンと、妻のりえが立てるコーヒーと食事に癒されてそれぞれの場所に戻ってゆく。

いかにも最近の都会の若い女性が好みそうなテーマと情景がお膳立てされている。
正直、我々ロートルは映画製作者が思い描いた観客層ではなかったみたい。

しかしそれでも、想定外?の観客層が見ても、心動かされる秀作はある筈。
残念ながら、この映画は主人公夫婦、訪れる旅行者、土地の人々の掘り下げ方がいずれも舌足らず。

まあ監督を含めた映画製作者の意図とするところが「北海道の知られざる魅力を伝える」という
所にあるらしいので、その意味では出来栄えは悪くはないのだろう。

監督は、NHKでドキュメンタリーを数多く手掛け、この作品が長編映画初監督となる三島有紀子。
主題歌にもなっている矢野顕子と忌野清志郎の二人が歌う「ひとつだけ」からインスパイアされて

脚本を書き下ろしたらしい。脚本自体に訳あり登場人物の引きづって来たものの
描き方に通り一辺倒なところがあるのも、その辺に理由があるような気がする。

個人的な感想だが、浅田次郎辺りに一つ一つのオムニバスの中身を膨らませてもらったら
もう少し、見ごたえのある映画が出来たような気がする。

サラッとしすぎていて、お腹にたまるものがあまりなかった。

キャストは以下の通り;
水縞尚 - 大泉洋(カフェ・マーニの主人)
水縞りえ - 原田知世(カフェ・マーニの女主人)
山下時生 - 平岡祐太(夏の客)
齋藤香織 - 森カンナ(夏の客、傷心のOL))
未久 - 八木優希(秋の客、ママが出て行ってパパとふたりきりになった小学生の女の子)
未久のパパ - 光石研
未久のママ - 霧島れいか
阪本史生 - 中村嘉葎雄(震災で自分の銭湯も娘も失う傷心の老夫)
阪本アヤ - 渡辺美佐子(冬の客、阪本史生の妻)
郵便屋さん - 本多力(地元の郵便屋さん)
広川のだんなさん - 中村靖日(野菜農家の一家の主)
広川の奥さん - 池谷のぶえ(その妻)
阿部さん - あがた森魚(大道芸人か? アコーディオン弾き)
モノローグの少女 - 大橋のぞみ(声の出演、設定はこれから生まれてくる水縞夫妻の娘)
陽子さん - 余貴美子(地元のガラス工芸家、早耳の噂の主)

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