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飛騨市で施工中のダクタル橋が崩落、河川の増水で支保工の基礎が洗掘20090204日経コンストラクション
岐阜県飛騨市で1月31日午後1時30分ごろ、建設中の吉城(よしき)橋が落橋した。河川の増水によって、橋桁を支えていた支保工の基礎部分が洗掘されたことで支保工が倒壊。施工中の橋桁が崩落したとみられる。当日は工事が休みだったので、けが人はなかった。
吉城橋は、荒城(あらき)川に架かる市道壱之町線の人道橋。護岸の改修と並行して、元の橋があった約10m下流に架け替える。橋桁の幅は約2m、長さは約40.5m。重量を軽くできる「ダクタル」という超高強度繊維補強コンクリートを採用しており、上部構造の重さは約70t。
橋の構造はPC(プレストレスト・コンクリート)単純下路桁橋。床板と高欄が一体になった橋桁を両岸の橋台に架ける。九つのブロックを接続してからPC鋼材を緊張するポストテンション方式を採用している。
川の中ほどに盛り土して基礎を築き、基礎の上に立てた支保工で支えながら橋桁を造る。支保工の高さは約5m。事故当日は、支保工の上に橋桁のブロックをすべて並べ終え、中詰め材を打設して養生している最中だった。養生を終え次第、2月中旬にもPC鋼材を緊張する予定だった。
上部工の施工は安部日鋼工業(岐阜市)が担当している。予定価格は8883万円で、落札価格は8736万円。2008年9月に着工し、2009年3月25日に完成する予定だった。
2月4日時点で、支保工の倒壊や落橋の具体的な原因は特定されていない。原因や事故の詳細について、飛騨市が調査している。
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