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建物直下の空洞を埋めて免震化、裾野市の庁舎改修案20090227日経アーキテクチュア
静岡県裾野市は2月16日、鉄筋コンクリート造の既存市庁舎を改修するため、市庁舎の直下にある空洞を埋めて、免震工法を採用する考えを示した。
市庁舎は、1977年に完成した地下1階地上5建ての建物。エレベーターピットの工事中に空洞が見つかり、その後のボーリング調査で上下2段に空洞があることが判明した。この空洞は、富士山の噴火による溶岩流が固まったもので、中の空気が抜けてできたと考えられている。
市が2005年に市庁舎の耐震診断を実施したところ、防災拠点として利用するには耐震強度が不足していることが判明。一般的な耐震改修と免震による改修の案を作成し、静岡県建築士事務所協会に空洞の影響を含めた耐震化案の評価を委託した。
事務所協会は08年6月、東京大学の中埜良昭教授を委員長とする検討委員会を設置。09年2月16日に中間報告として、上段空洞を埋めて建物に免震工法を採用するよう提案した。上段を埋めるのは落盤を防止するためで、溶岩が固まってできた地盤は比較的強度が高いので、下段の空洞はそのままでも問題ないと判断している。
市では、事務所協会の最終報告の後、09年度早々にはデザインビルド形式でのプロポーザルを実施して、設計・施工者を選定する方針だ。
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