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有機肥料売り上げ40%増も 中国メーカー、食の安全志向背景に20090608FujiSankeiBusinessi.
有機肥料製造の「中国緑色農業公司」は、内需が拡大するなかで、企業買収などを通じて今後4年間に年間で最大40%の売り上げ増を見込んでいるという。同社のヤンCFO(最高財務責任者)が明らかにした。
ヤンCFOは電話取材に対し、中国の消費者は、有害物質メラミンの食品混入事件などで「食の安全への懸念を強め、割高な有機食品の購入もいとわなくなくなっている」と指摘。「国内で企業買収の機会を積極的に模索している」という。
同社では農家からの需要増に対応するため、生産工場はフル稼働。さらに今年8月までに生産能力を現在の約3倍とする計画という。
米ゴールドマン・サックスは、今年3月、穀物価格の上昇と政府による景気刺激策で、農業部門への支出が増加し、肥料の内需が強まると予測した。
ロス・キャピタルのアナリスト、ハワード・チョウ氏は5日の取材で、「所得の増加と生活水準の向上、食の安全への意識拡大がこの産業が成長する主因だ」と解説する。中国政府が政策的に農村経済の成長を促していることも追い風となろう。ヤンCFOは「農村生活の水準は向上しており、有機肥料を買う金銭的なゆとりも出始めた」と指摘した。(Veronica Navarro Espinosa)
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