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五島先生 

ご無沙汰しております。
こちらこそ、今年も宜しくお願いします。

初空の一句ありがとうございます。
今年は、特にいろんな願いを皆が空に結べるとよろしいですね。
京都は、今週末頃、正月飾りを替えたり、小豆粥を食べたりします。
私もそろそろ、玄関先の正月飾りを、祇園さんの粽に替えようと思っております。

初春の口笛高く裏返へり  毬月

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毬月さん
寒中お見舞い申し上げます。
ブログでは大変お世話になっております。
今年もよろしくお願い致します。
関東ではそそくさとすでに松過ですが、
関西では小正月の1月15日まで松の内でしょうか。
はんなりとした京都の風情がうらやましいかぎりです。

初空をむすぶやあずまやまの道   高資

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加藤様 新年早々にたくさんの鑑賞ありがとうございます。
個人的には、ピラカンサについて教えて頂きました。これは、去年、坐禅の最中にできた俳句です。祈るうちに呼吸が一定になってくるというか、たしかに無心に無になると己が見えてくるように思います。
いやでも、まだまだわがままで、できてない私ですが、今年もどうぞよろしくお願いします。加藤さまのおかげで、だいぶ成長した?ように思ってます。ありがとうございます。毬月

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加藤直克

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毬月様

鑑賞つづき(5)です。

冬林檎待てば一個が残りけり       石川 順一

おいしく食べられそうな時期まで待っていたら、鳥などに食べられてしまい一個しか残らなかったというようなことだろうか。わたしも柿や枇杷の実でよく経験することである。でもそのような実景だけではなく、なにがしか人間関係を象徴するような味わいも感じられる句である。

    むらぎものほむらも長谷の紅葉かな     五島 高資

むらぎもは五臓六腑、ほむらは炎でおそらく炎症のことであろう。胃炎、肝炎などが思い浮かぶ。それと長谷の紅葉の赤が呼応している。あるいは源氏物語の玉鬘が、長年の思いを抱いて父を捜し求めるその思いが語られているのかも知れない。長谷寺の開祖はシラスケという人物らしいが、そのシラには「生まれ清まり」という意味が隠されているという。すなわち死と再生である。長谷の紅葉は、われわれの情念とはかなき命の炎でとともに、それを大きく包む死と再生を暗示しているのかも知れない。

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加藤直克

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毬月様

鑑賞つづき(4)です。

舟を焼く夕べの冬をほしいまま       真矢ひろみ

この舟はどのような舟なのだろう。被災地に毀れて積み上がった舟なのだろうか。それにしても「ほしいまま」が、この世の無常を告げる火の勢いのように思えてならない。凄絶な情景なのかも知れない。

    ピラカンサ祈る呼吸の深さかな      毬 月

ピラカンサスは真っ赤な実をたわわにつける木。その実には毒があると言うことで、あまり鳥が食べないようで、冬になってもそのままの赤さを保っている。わが家にもピラカンサスがあるのだが、ある晩何かがとりついてむしゃむしゃ食べているではないか。とっさにカメラにおさめてあとで調べてみたら、ハクビシンの親子が4匹も写っていた。句と関係ない話で失礼。シモーヌ・ヴェイユは「祈っても何もないからこそ祈る」というようなことを言っていた。祈りの中で祈る対象が消えるほど無心に祈るということかも知れない。そんなことを感じさせてくれる句である。

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