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阿修羅展に行ってきました。東博が異常な人気で人が多くて見られなかったということで、会期末は多くなる予想だったので、早めに出かけました。
西鉄の割引券(観賞券付き往復チケット)を買い、朝10時半ごろ到着。待ち時間ゼロで、すいすい入れました。
九博へは、特別展があるたびに足を運んでいます。開館記念のときは見ごたえがあって大満足でした。企画によってはやや不満足のものもありました。さて、今回はどうでしょう?
前評判が高いのは当然として、「阿修羅」に再会できる喜びもありました。興福寺で何度か会ったことがあります。久々の対面に心わくわくという感じでした。
さてさて、「阿修羅」は凛として部屋の中央に立っています。円形の周囲に観覧者が取り囲んで、じっとしており動きません。「立ち止まらずに動いてください」という係員の方の声も少々遠慮がちだったせいか、積極的に進もうとする人はいません。2,3重に取り囲んでいる人は比較的動いていましたが、前列は本当にじっとしていました。せっかくのお目当てなのだから、ゆっくり見たいのは人情。私も前列に入り込み、1周してやるぞと、前の人にピッタリついていました。「後姿が見られるのは珍しいよね」と、話している人もいました。
確かに、全身をかなり明るいところで(お寺ではどうしても照明が暗く、それはそれなりに風情はあるのですが、もっとはっきり見たいという欲望もわいてきますから)、見られるのはうれしいことです。
久々に会った「彼」は、いつものように柔和に、悲しげに、怒りをこめて見つめていました。今の「私」には、共感、激励、教えなどを与えてくれたように思います。自分と対話する時間を持てたことが収穫でした。あまり進まない前列に身を置くことで、時空を超えた空間にわが身を置くことができたような気がします。
やっぱり早めに来てよかったなあ〜
会期末だったらきっとこんなに自由に見せてくれないんじゃあないでしょうか。
阿修羅像以外の「十大弟子」や「八部衆」も、親しみがあって好きです。彫師の人間性が感じられる気がします。最近は仏像が流行しているそうですが、他の仏像より親近感が持てます。
展示品数は少なめですが、イラストを随所に置いたり、説明文がていねいだったり、見せる工夫がなされていたように思います。夏休みで子どもさんの姿も多く、親が説明するのにもよかったのではないでしょうか。何といっても「彼」に再会できたのだし・・・
*阿修羅像の写真は九州国立博物館から提供されたものです。
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