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アロマセラピーでは植物から抽出された精油を用いて、
吸入・塗布・トリートメント・湿布・経口などの方法で使用し、
精油に含まれる有効成分を体内に取り入れています。
精油成分はどのような機序で、私たちの体に作用を及ぼすのでしょうか?
精油の体内動態には、次のような機序があります。
1)気化した成分が吸入され、肺で血液に溶け込む
2)皮膚を通して血液に溶け込む
3)胃や腸など消化管から吸収され血液に溶け込む
蒸気吸入や皮膚への塗布、経口投与により、皮膚や血液、脳内からも
精油の含有成分が検出されています。
これらの結果は、肺や皮膚、消化管から精油成分が吸収され
全身を循環することを意味しています。
そして全身を循環した成分は腎臓や肝臓で代謝され、
尿や便、汗、呼気などと一緒に体外へ排泄されます。
アロマセラピーは単に、“香りを楽しむもの”ではありません。
含まれる成分の分子量の大きさにより、その吸収や排泄速度は異なりますが、
明らかに体内を循環し、私たちの心身に作用を及ぼしています。
単なる芳香剤として用いるのであれば、
合成香料であるフレグランスオイルでも十分でしょう。
しかし、病気の予防や症状の緩和、心への作用など、
“セラピー”としての効果を求めるのであれば、
成分が明確に表示された100%天然の精油、良質の精油を用いることが必須条件です。
正しい使い方をすれば副作用もなく、私たちの心と身体に優しく
そして良好に作用してくれる精油。
大量に使えば効果が出るというものではありません。
適切な精油を適切な量で、適切な方法で使用することが大切です。
精油の体内動態を正しく理解し、安全で効果的なアロマセラピーを行いましょう。
*注意!!
1.経口摂取は日本では認められていません。
2.病気療養中の方や妊娠中の方は使用を控えた方が良い精油があります。
確認の上、行なってください。
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