白毛門山赤倉沢
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厳冬期はアイスクライミング、スキーとやりたいことが二つ有りどちらを優先するかいつも悩んでしまう。 その結果シーズンの短いアイスクライミングが優先されスキーは3月以降になってしまうことが多い。 そのためパウダーを滑れる機会が大幅に少なくなり今年はパウダーが楽しめたのは平標のヤカイ沢一度だけだった。 今回は前日まで雪だったので新雪が有るのは間違いないがその前が雨で弱層が形成されている事は充分に考えられる。 滑る事により積雪量と斜度によって雪崩が発生する事は考えられる。 今まで白毛門は何度も登っていたが滑るという感覚は無かったので赤倉沢が滑れると言う事は全く知らなかった。 少し前に白毛門から赤倉沢を滑ったと言うブログを見てこれは滑ってみるしかないでしょう!と出かけることになった。 地図で向きや斜度を見ると余程の大雪でなければ雪崩は心配なさそう、山頂から沢を見ると思っていたとおり鞍部から少し下がると樹林帯の素晴らしい斜面が湯檜曽川まで延々と続いていた。 その上何処から登って来たのかすでに4人滑っているシュプールが残っている。またそれによって雪崩が誘発された気配は全く無い。 滑られたシュプールが有るとは言え斜面は広く何処でも自由に滑れ最高のコースだ。 赤倉沢スタートの鞍部からは正面に一の倉岳や芝倉沢が見え抜群のロケーションだ。 登っている時は暑い位の気温だったが鞍部は風が吹きぬけ真冬の様相だ。 寒いので休憩もそこそこ滑り出す。 鞍部近くはカリカリのアイスバーンに所々新雪が吹きだまっている状態だが100mも下ると完全なパウダー斜面になる。 何処を滑っても雪崩の心配は無さそうだがより危険性の少ない疎林の中にシュプールを残した。 今まで長いパウダーを滑ったのは平標沢で高度差500m位、それが赤倉沢は800m位の高度差がパウダーのまま滑っていけそうだ。 正面に芝倉沢を見ながらのスキーは文句のつけようが無い、その上デブリモ僅かでこんな快適なコースを今まで知らなかったのが悔やまれる。 湯檜曽川の本谷が近くなる頃でもまだ深雪が滑れる。 日当たりの良い東向きや南向きの沢だとこうは行かないだろう。 目の前に湯檜曽川の本谷が見えると快適だった赤倉沢の滑降も終わり、広い雪原で湯檜曽川に合流した。 湯檜曽川は右岸をノンビリと滑って土合まで下った。 山頂付近はまだ冬の装いだが湯檜曽川にはすぐそこまで春がやってきていた。 |





