エチゼンクラゲと中国産野菜の意外な関係
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今年もエチゼンクラゲが大挙して日本近海にやってきている。どうやら東シナ海や黄海あたりからやってきてアイスクリームになったりズワイガニの餌になったりしているようだが、残念ながら?熱烈歓迎というわけにはいかないのが現状だ。
海流のコンピューターシミュレーションによる計算によると、エチゼンクラゲの発生源はどうやら中国沿岸の浅い海と推定されるようだ。
エチゼンクラゲの大量発生の原因としては魚の乱獲とか海水の温暖化とかが言われているが、その中でも有力な説の一つに富栄養化がある。 富栄養化の原因となる栄養塩(窒素やリン)の主な発生源としては、生活排水や産業排水、農業廃水が挙げられる。 産業排水についてはわからなかったが、農業由来の窒素負荷量の分布はこのようになっている。 また、生活排水由来の栄養塩の負荷量は人口に比例するので、人口密度の分布図(注)でおよその負荷量の分布を知ることができる。 エチゼンクラゲの発生源の地図と見比べると、栄養塩の負荷が大きい地域とエチゼンクラゲの発生源がよく一致するのがわかる。
賢明な方は既にお気づきだろうが、エチゼンクラゲの大量発生の原因となった中国の栄養塩の負荷量の増大には日本も少なからず関わっている。日本は中国から少なくない量の作物を輸入している。しかも、その多くは栄養塩となる肥料を比較的多量に施肥する野菜が中心だ。その上、中国では一般に日本よりも多量に施肥を行う傾向にある。つまり、日本へ輸出するために施肥した栄養塩が河川を経て東シナ海や黄海へ流出し、それがエチゼンクラゲとなって日本へやってくることになる。なんとも皮肉なものだ。
エチゼンクラゲの問題は氷山の一角に過ぎない。それ以外にも、栄養塩の負荷は土壌・河川・海洋の生態系をかく乱するし、また温室効果ガスである亜酸化窒素も発生させる。栄養塩の発生源は中国だが、もはや対岸の火事では済まされない。
(注:リンク禁止なので、独立行政法人 情報処理推進機構のサイトの教育用画像素材集ー入口ー教育用画像素材ー国際理解ー中国・韓国のくらしー中国のあらましー中国の人口密度分布でご覧下さい。「中国の人口密度分布(cec)」でググっても出てきます。)
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クラゲが壊す日本近海の海洋生態系?
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2005/12/3(土) 午後 9:17 [ 温暖化いろいろ ]
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勉強になりました。実は資料を探していたのです。 あと中国の公害についての有名なブログがあります。 http://blog.livedoor.jp/safe_food_of_asia/
2005/11/30(水) 午前 1:17 [ オオクボ ]
コメントを入れるとエラーになることが多いのですが・・・
2005/11/30(水) 午前 1:49 [ おおくぼ ]
リンク先を見ましたが、ああいうやり方はあまり好きになれません。中国の環境問題は深刻なものだと思いますが、「買ってはいけない」的な、恐怖感と生理的嫌悪感に訴えるやり方ではなく、確かなデータと確かな考察によって判断されるべきだと思います。
2005/11/30(水) 午前 9:37 [ hec*i*o ]
エラーは困りましたね。字数制限にひっかかったりはしていませんか?
2005/11/30(水) 午前 9:39 [ hec*i*o ]
字数制限とは関係ありません。 たしかに、「買ってはいけない」的な、恐怖感と生理的嫌悪感に訴えるやり方はよくないですね。 嫌がる人に無理矢理ホラー映画を見せる感じですね。 話はズレますが、「買ってはいけない」はあまりにいい加減です。 「週刊金曜日」も、そうですが・・・・。
2005/11/30(水) 午前 11:36 [ オオクボ ]
気分を害するリンクを、コメントに書き込んで申し訳ありません。 削除してください。
2005/12/1(木) 午後 0:38 [ オオクボ ]
べつに気分を害しているわけではないので削除する必要はないかと思いますが。また、コメントへの書き込みは、私が内容を好む好まざるに関わらず基本的に自由です。リンクと批判、大いに結構です。私の方からは基本的に削除することはありませんので、削除する場合はご自分の判断でどうぞ。
2005/12/1(木) 午後 7:12 [ hec*i*o ]