真相究明
社会のお茶の間
『陽 明 学』
む す び
儒教経典の「礼記」によると、孔子はその逝去の一週間前に、自己の死を予感して、 「泰山も崩れるというのか、棟木も砕けるというのか、哲人も逝くというのか」と、歌ったという。そこには、現実においては、終に理想を達成することなく逝かねばならぬ痛恨が聴こえる。
陽明はその臨終に際して、「此の心光明、また、何をか言わん」の一語を残して逝ったという。「自己の良知の命ずるところに従って、悔ゆるところのない戦闘的な生涯を送り得た自分としては、すでにやるべきことはやった、このうえ何を思い残すことがあろうか」という自信と満足が聴こえる。
「陽明学」とは、王陽明その人によって基礎づけられそして鼓舞された自由・平等・行動 の哲学である。これを具体的に
すべて表示
その他の最新記事
記事がありません。

