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平成国際大野球場で
国士舘大学とオープン戦を行いました。
試合は、序盤に先制され
中盤に逆転、同点に追いつかれ
終盤に勝ち越されるという展開で
6−7で負けました。
今日の試合では、
キャプテンを中心に
「自分の役割と仕事」
を各人が認識してプレーしよう
という意識を感じました。
しかし、
それは簡単に表現できるものではありません。
日々の練習や生活から実践していくことで、
技術力という形で表れるもの。
ピッチャーであれば、
先発、リリーフ、
また、1回もしくは一人の打者を
抑えることで、まず信頼を得なければならない者。
野手であれば、ポジションや打順、
守備要員、代打、代走という役割を
きっちり果たして信頼を得ていく者。
長期目標は、先発完投投手になることや
個人タイトルを取れるような
野手になることかも知れませんが、
もっと身近な目標設定をすることが必要です。
つまり、全員が同じようなタイプの選手を
目指すこと自体がナンセンスであり、
練習方法や考えることも
選手によって違ってくるということです。
試合後の個人練習では、
広いグランドのいたるところで
数多くの練習方法が行われていました。
変化球が打てない打者は、
打てるまで変化球を打てばいい、
走塁が上手くない選手は、
出来るまでやればいい、
低めに投げれない投手は
出来るまで投げればいい。
「案ずるより産むが易し」
という言葉どおり
悩んでいても何も変わりません。
前にも書きましたが、
いいイメージは成功経験ですから、
練習で成功しなければ
いいイメージは持てないのです。
WBCでは、天才と呼ばれるイチロー選手でさえも
ヒットが打てない日々が続きました。
しかし、イチロー選手は、
休みの日も打ち込み、練習も早出で打ち、
試合前のちょっとした時間もティー打撃をし、
とにかく時間があればバットを振っていたそうです。
もちろん、その練習には、イチロー選手自身の
経験値や成功体験などから、
膨大な数の記憶データをふんだんに引き出して
思考錯誤がされていたはずです。
イチロー選手のような大打者は
人並みはずれて成功体験が多いはずです。
数多くの投げ方の投手、球種や速度、コースなどを
過去に打ち返してきたのです。
しかも、それをイメージとして、
しっかりと記憶されているのです。
ワンバンドをバットに当てたことも一度や二度ではありません。
前に打ったことがあるから打てるのです。
彼のような選手が不調のときは
おそらく、
その膨大な記憶データ・思考と
身体がマッチングしないのだと思います。
ですから、そのズレのピントを合わせるためには
とにかく時間を惜しんで振るしかないのだと思います。
一方で大学生は、まだ成功体験すら少ないのですから、
練習や試合でヒットを打った球などの軌道やタイミング、
出したバットの角度などを
忘れないことが必要です。
英単語を繰り返し覚えるように
素振りなどの単純作業で忘れないことが重要です。
せっかくヒットを打って成功しても
忘れてしまっては、打てる球種や範囲が
いつまでたっても広がりません。
また、練習で出来たとしても
いつまでたっても試合では出来ません。
1.繰り返しの単純作業(反復練習)を怠らない。
2.1での成功経験や試合での成功体験を記憶として残す作業。
3.そのイメージを新たな試合で重ね合わせる。
4.相手のクセやデータ、観察から察知する読み。
こうした過程を踏んで初めて成功するのです。
日本の学校教育は、
1の繰り返し覚えるということしかしません。
長くこの教育を受けてきていますから、
選手たちは2、3、4の部分が極めて劣っています。
是非、大学での短い野球生活で
こういった思考回路を身につけて
努力と結果をマッチさせる力を身につけて欲しいものです。
この4年間を無駄に使わなければ
必ず各人を成長させるはずです。
今、変わりつつある選手たちにエールを送りたいと思います。
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