あなたのお家のトイレの便座は開いてる?閉まってる?
素朴な疑問、どこの家でも必ずトイレはあります。でもその使い方や考え方は様々です。仕事柄、沢山のお客様のトイレを拝見し、また、トイレ空間を提供してきましたが、それぞれに独特の使い方があるように感じられました。そこで、このアンケートを思いつきました。
お陰さまで驚くほど沢山の方がアンケートに参加してくれました。そして、お互いのコメントを見て楽しんでいただけたようです。協力していただいた皆様、本当にありがとうございました。この結果は、これからの私の設計のよき判断材料として使わせていただくだけではなく、衛生陶器メーカーにもお話し今後のトイレのあり方に役立てていただきたいと考えております。
まず、最初に反省とお詫びですが、トイレの便座についてのアンケートでしたが、多くの方がフタと勘違いされていました。設問でもう少し分かりやすく、便座を強調すればよかったと反省しております。せっかくの投票のデータが少し、協力していただいた方々の意にそぐわないことを、ここに反省しお詫び申し上げます。以後気をつけてアンケートをしたいと思いますので、是非、今後ともご協力のほどをお願いいたします。
さて、堅苦しい挨拶はこのへんにしておきまして、気になるアンケートの結果を発表いたします。
投票総数 263名
そのうち 137名の方がアンケート内で、10名の方がアンケート関連記事の中で、31名の方が私、もしくはご自分のゲスブ内で、計178名の方がコメントをしていただきました。実に68%にも達しました。
第1位 いつも閉まっている。 112人(42.6%)
第2位 いつも開いている。 72人(27.4%)
第3位 どちらともいえない。 53人(20.2%)
第4位 その他 16人( 6.1%)
第5位 最新式なので自動で閉まる(うらやましい) 10人( 3.8%)
でした。ダントツでいつも閉まっている家庭が多いようです。また、フタと便座を勘違いしなければ、もう少しこの数字は上がったと考えられます。
一般的に考えると、便座をあげるのは男性ですから、男性の使い方と、家庭のルールで上がっていたり、下がっていたりするのではと考えていましたが、以外な意見もありました。面白かったのはそれぞれの理由です。想像していたものありましたが、なるほど、そういうことか、と思い知らされるようなコメントもあり、とても勉強になりました。
代表的な意見と楽しいコメントなどを紹介いたします。
●電気代の節約・・・これは便座ウォーマーの付いているお宅でフタを閉めると省エネモードになり電気代が節約できるというものです。男女共に電気代は気になるようです。
●風水や家相、占いなど・・・風水ではフタを開けていると気が悪くなるそうで、同様に家相でも悪い気が逆流するといわれています。信じるかどうかは別として昔から言われていることですから、やはり気になります。また、テレビなどでも「うん」(あえて漢字で書きません。意味深)が逃げるとか、お金がたまる、などと良く言われています。ちなみに我が家はちゃんと便座もフタも閉めていますがお金は・・・
●子供が便器にはまった!・・・大変!便座を下げ忘れた為、お尻の小さな子供が(キューティーハニーではありません←アホ)便器にはまってしまった家庭は多いようで、それ以降、気をつけて便座を閉めるようになったそうです。中には、おばあちゃんがはまってしまったお宅もあったようです(本当にコメントいただきました^^;うそじゃないよ)
●ペットの為・・・飼っているペット(特に猫)がフタを開けていると落ちてしまったり、水を飲んでしまうことから、閉めるようになったようです。確かに、かわいい子猫ちゃんでもトイレの水を飲んだ後のチュウーは簡便(←勘弁が正解)です(>_< 
●匂い・湿気・・・フタを開けていると湿気があがる、あるいは、匂いが(当然よいにおいではない)あがる為閉めるという理由です。最近は脱臭機能付の便座が多くなってきましたのでフタを閉めておけばほとんど匂いはしません。画期的です!
●男性用小便器がある・・・便座を開けるのは男性が小をするときですから小便器があれば当然便座は下りたままです。でも、なかなか小便器を付けれるスペースは取れませんね。此の辺はただ今、行っているアンケートでも沢山の意見をいただいています。
●カバーの柄が見たい・・・素敵な理由です。確かにカバーはフタを閉めないと柄が見えません。女性は特にかわいらしい柄をわざわざ選んで買ってくるのですから、開けていては意味がありませんものね(^_^)
●フタは閉めるためにある!・・・これ、感動しました!その通り。閉める必要の無いものにフタはありません。閉めるためにフタをつけたというのは正論です。説得力あります。ただし、最初から、フタナシの仕様もありますのでアシカラズ。
●トイレ本来の姿は閉まっている状態!・・・これも説得力あります。特に最近のトイレはデザイン性がよく、デザイナーはふたの閉まったフォルムを考えていたはずです。閉まっている姿が本来の便器の姿というものです。なるほど。
●水道代の節約?・・・いろいろ調べてみましたが、うらが取れませんでした(>_<  申し訳ございません。
●中谷美紀さんに「○○」といわれた・・・「便座とフタを閉めない人とは暮らせない」と中谷美紀さんが何かで言っていたらしく、それ以来必ず閉めているそうです。芸能人の一言は建築家の言葉より影響力があります(T_T)
いつも開いている 理由
●(フタ)面倒くさい・・・ごもっともです。こう言われると返す言葉がありません(T_T)
●(フタ)に座ってしまう・・・子供やお年寄りが気づかずそのままフタに座ってしまう為最初から開けておくそうです。なるほど、家族の様子によっても変わってくるんですね。
●すぐに用が足せるように・・・子供はトイレに行ったときは、すぐにおしっこがしたい為フタは常に開けておくそうです。確かに、子供が「おしっこ」って言ったときは限界ギリギリですもんね(小)←(笑)の間違いでした^^;中には、フタを閉めていたらお母さんに「ふたが開いていないとオシッコが間に合わないと」怒られた娘さんもいらっしゃいました。
●ペットの為・・・最近はトイレに流せる猫用の砂(猫ちゃんのトイレ)があるらしく、日に何度も捨てることから、いつも便座を開けているそうです。なるほど。
●子供のオムツの処理・・・これも上の話と似ていますが、子供のオムツの大の後始末のとき便座は邪魔なのでいつも開けているそうです。フムフム。
●(フタ)が壊れる・・・何度も開け閉めするとフタが壊れるからだそうです。いっそ取ってしまったほうが良いですね、この場合。
●匂い・・・閉めておくにも、この理由ありましたが、結果は違います。この場合、フタを閉めておいたらカビ臭くなった(たぶん長く使っていなかったのだと思います)ためだそうです。また、フタを閉めておくと中にくさい匂いがこもってしまうという理由もありました。確かに中に匂いがこもっていたら開けるの嫌ですよね^^;
●(フタ)閉まっていると何かありそう・・・これ、怖いです。フタが閉まっていると中に何かがありそうで怖いそうです。トイレって何か怖いイメージありますから、こんなこと考えるとフタ開けられません(>_<
どちらともいえない 理由
●男女・・・これはとても多い意見でしたが女性はもちろん便座をおろしていますが、便座をあげた男性がおろさずにトイレを出てしまうのです。そのため、便座は上がってたり、下りてたり。女性(特に奥様)が注意しても聞いてくれない男性(特にご主人)のお宅はこの状態です。
●使い分け・・・最近はトイレが2ヶ所以上あるお宅が珍しくありません。1階・2階それぞれにトイレがついています。そうすると、たとえば1階は奥様、2階はご主人というように専用になってしますそうです。これ、良いですね(^_^)
その他
●納豆菌系バイオの製品があるそうでこれを入れておくと閉めていても、カビたり、匂いがしないそうです。お得情報!
●自動開閉機能が付いているので(最新式、うらやましい)便座もフタもちゃんと閉まっていますが、何故か扉が開きっぱなしだそうです(笑)さすがにメーカーもトイレの扉までは閉められないと思いますが、いやいや日本の技術はすごいですから、そのうちオール自動でトイレに行ったらパンツまで下ろしてくれるかも(なアホな)。
●自動開閉機能付のトイレで小さい子供が用をしていたら、小さすぎてセンサーが人はいなくなったと勘違いしてフタが自動で閉まってしまい、子供の後頭部にコツッって、当たるんですって。これ知りませんでした。早速メーカーに話してセンサーの範囲を考えてもらうようにいっておきました。でも、この光景、想像すると、なんかかわいらしくって、笑っちゃいますね(^_^)
さて、全体的に感じたことは、便座については、男性のマナーにあるようです。用を足した後、閉めてくれれば問題は無いのですが、なかなか、そうは行かないようです。男性側からすれば、面倒なのもありますが便座の下を触りたくないという理由が強く、これはよく分かります。最近「座りション」といいますが、男性の小でも便座に座ってする方や、「座りション」をお願いしている飲食店なども多くなってきました。確かに、座ってすれば、便座が上がりっぱなしなることもありませんし、何よりトイレが汚れないという最大のメリットがあります(奥様を悩ませているトイレの汚れです)。しかし、男の中には立ってすることに男としての何かがあると、かたくなに信じている人が少なくありませんから、「座りション」にも時間がかかりそうです。
トイレ内に「トイレのフタは閉めること」と書いているお宅も多いようで、こうすると家族はもとよりお客様も閉めていただけるようで、一番シンプルで手っ取り早い方法なのかも知れません(かっこよくは無いですけどね)。
いずれにしても、小さなトイレ空間に寄せる思いは意外にも強く、いろいろな考え方があることがこのアンケートでよく分かりました。「トイレお宅」の私としましては皆様の協力を頂き、また、トイレについてのアンケートを繰り返し、いっそうトイレの知識を蓄えたいと思います。
沢山の御意見、楽しいコメント、本当にどうもありがとうございました。
トイレの手洗いに関するアンケートにもご協力ください(^_^)
|