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『イメージだけで「らくな体」をつくる本』
著者 さかもとはるゆき
発行 サンマーク出版
トレガー・アプローチを習い始めてから、一番変わったことは、自分の身体により深く注意を払うようになったことです。トレガー・アプローチはクライアント(受け手)の身体の状態を感じながら、無理のない強さ、動きで、クライアントのなかに「楽な状態」「柔らかさ」があることに気づいてもらいます。
トレガーのトレーニングは、自分の身体を感じることから始めていきます。レベル1で、立った状態で、肘から先を折り曲げて、「腕(前腕)の重さを量る」ということをしました。私は、上腕から前腕まで全てに力を入れて、曲げてしまっていたので、重さを感じることができなかったのですが、その時は、力が入っているということの自覚さえ無く、正直、「何を言ってんの!?」と思ったほどです。
いまから振り返ると「自分の身体の状態」ってよくわかっていなかったんだなぁ。
人は自分の身体に対して、かなりいい加減な注意しか払っていないというのを実感しています。
腰が痛いとか、肩が凝っているとか、痛みや不快を感じているとそれに注意が行きますが、「痛み」を感じているだけで、身体自体を感じていないのだと思います。
でも、身体を感じるって、案外難しいと思う今日この頃。
例えば、「肩」。「肩はどんな感じでしょうか?」と聞かれたとしましょう。肩こりが気になる人は「肩が凝っています」「肩が張っています」「パンパンです」という答えになることが多いと思います。逆に肩こりがない(感じないも含む)人は、「別に〜」「いつもと同じですけど」というような答えになってしまうのでは。
ちょっと気にかけている人は、「右肩が左肩より高くなっています」「左肩が少し前に巻いています」など。
もっと意識している人は、軽く肩を動かしながら、「右肩は動きやすいけど、左肩は○○のあたりが引っ掛かります」など。
感じ方にもさまざまな段階があるのがお分かりだと思います。
身体や心を楽にしたいと考えている人は、ほとんどではないでしょうか?
その一番の近道は、身体、心に意識を向けて感じること。
その「感じること」についてのヒントを与えてくれるのが、『イメージだけで「らくな体」をつくる本』です。
著者のさかもとはるゆき(坂本春之)さんはトレガー・アプローチのプラクティショナー(ほかにもいろいろしていますが)。神奈川の日吉で、セッションルーム MICASA SUCASA(ミカサ スカサ)を開いています。
この本には、身体を楽にするためのイメージトレーニングが40載っています。
2つほど紹介しましょう。
●頭の重さで首と肩のこりを解消するイメトレ
これのイメージは「もし、あなたの首がバネだったとしたら……?」
首がバネのように、ビヨーン、ビヨーンと上下に伸びたり、縮んだり、前後左右に揺れているのを想像しながら、力を入れずに楽な範囲で首を動かしてみてください(絶対、無理にやらないでください。首を痛めます)。
そうすると、首の疲れや、こりが楽になるだけでなく、美しいデコルテもつくれちゃうそうです。
●背中スッキリ、ホッソリなイメトレ
これのイメージは「もし、あなたに背ビレがあって、ビラビラと揺らせるとしたら……?」
背骨に沿って、背ビレがあり、歩いたり動いたりした時に、背ビレが右に左に、上下に動くのを感じてみる。また、自分で背ビレを動かしてみるのもいい。たぶん、背中に意識を向けるというのはほとんどの人が日常的にはしないので、ちょっと意識するのに苦労するかもしれないけど、あまり力まないでやってみてください。
布団に仰向けになった時に、背中がどんなふうに布団に接しているのか感じてみるのもいいかも。
ここで大事なのが、感じ方のヒントをつかむこと。「あっ、こんな感じ方があるのか!?」「ここに意識を向けたことってなかったっけ」というちょっとした驚きがあると思います。
これをヒントに、いろいろな身体の部位に注意を向けてみてはいかが?
私のおすすめ:
イメージだけで「らくな体」をつくる本
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