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突然の睡魔、仕事に支障 運送業界は検査支援 職場の睡眠障害問題

共同通信社  2013年11月6日(水) 配信
 睡眠障害で突然の睡魔に襲われ、仕事に支障が出ると悩んでいる人が少なくない。
特に慢性的な眠気に襲われることが多い睡眠時無呼吸症候群(SAS)は
国内で患者が200万人以上といわれ、交通事故のリスクも抱える。
運送業界は検査支援など対策を進めるが、社会全体での取り組みを求める
声も出ている。
 
 ▽経験者だから親身に
 「睡眠不足のせいだと思っていた。まさか自分がと耳を疑った」
 佐川急便の関西支店(大阪市)で運行管理者の育成を手掛ける丸田幹穂
(まるた・みきほ)さん(45)は2010年、会社が運転手らに実施する検査でSASと
診断された。「重症の疑い」との判定だった。
 
 以前から昼食後に眠気を催すことが多かったが、病気とは思わなかった。
すぐに治療を始めると、日中に睡魔に襲われる回数がみるみる減った。
 
 会社の簡易検査でSASの疑いありとされた運転手がいれば、精密検査を勧める。
費用がかかるので精密検査や治療をためらう人もいるが、丸田さんが経験を交えて
説得すると検査を受けるという。
 
 丸田さんは「病気の経験があるので、親身になって話ができる。
早期の診断や治療が必要だと、これからも訴え続ける」と話す。
 
 ▽重大事故の恐れも
 睡眠障害は、過度の眠気に襲われるナルコレプシーや不眠症など多岐にわたる。
SASも睡眠障害の一種で、就寝中に一時的な呼吸停止がしばしば起こることで
熟睡できなくなり、逆に昼間は激しい眠気に襲われる。
 
 筋肉の緩みなどから舌がのどの奥に沈み、気道がふさがれることで無呼吸になる
病気で、潜在的な患者も含め200万〜300万人といわれる。
大きないびきが特徴で、睡眠中に鼻にマスクを付け、機械で空気を送るなどの
治療法がある。
 
 SASは放置すれば居眠りによる重大事故を招く恐れがある。
実際、事故を起こしたトラックの運転手や電車の運転士が患者と分かるケースがあり、
運送業界は早くから対策を講じている。
 
 全日本トラック協会は、運転手が簡易検査を受ける費用の一部を補助。
日本通運は運転手や車を使う営業職を対象に、自己負担なしで検査を受けられるように
している。
 検査の普及を進める「運輸・交通SAS対策支援センター」によると、12年度に検査を
受けた人のうち、運送業が85%を占めたが、一般企業の利用はわずかだ。
 
 ▽患者放置しないで
 「このままでは会社にとって不要な人間になってしまう」。
施設管理会社で働いていた川崎市の千葉博正(ちば・ひろまさ)さん(63)も
約20年前から日中の眠気に悩んでいたSAS患者。頭にもやがかかったような状態が続き、
11年秋には部下と顧客の商談が頭に入らなかったことで深刻さを痛感した。
 
 「眠気を催さなかったのは月に3日ほど」という千葉さんは12年2月に会社を退職。
その後、別の睡眠障害も抱えていたことが分かり、現在は服薬で改善している。
 千葉さんは「運転手でなくても仕事に与える影響は大きい。
潜在的な患者を放置せず、社会全体でもっと関心を持ってほしい」と訴えた。
 

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