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宮部 みゆき 著『ICO イコ −霧の城−』読了!!

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霧の城が呼んでいる。時が来た、生贄を捧げよ、と。
イコはトクサ村に何十年かに一人生まれる角の生えたニエの子。
ニエの子は「生贄の刻(ニエのとき)」が来たら霧の城へ行かねばならない、
もしそのしきたりを違えた時には・・・
親友トトによって、普通のニエの子とは異なる、特別な御印(みしるし)を得た
イコは必ず村に戻ると誓いを立てて霧の城に向かう・・・

大地とは海に隔たれた、霧の城にやってきたイコは、大きな鳥籠に囚われた
一人の少女・ヨルダと出逢う。
「ここにいちゃいけない。一緒にこの城を出よう。二人ならきっと大丈夫」。
なぜ霧の城はニエを求めるのか。古のしきたりとヨルダの真実とは。
二人が手を取り合ったとき、この城で起きた悲しい事件の幻が現れ始める。
(文庫裏表紙より)
著者はいわずと知れた宮部 みゆきさん。
サスペンスから、時代小説、ジュブナイルまでどのようなジャンルでもそつなくこなす
作家さんの作品ですので、安心して読むことができました。

そして、HIROとしてはこの作品、ゲームデザイナーの上田 文人さんの代表的なPS2の
ゲーム『ICO』の物語として以前から気になっていた作品です。
2004年の作品。6年たってのやっと文庫化です。

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(HIROの持っているPS2 Best版ゲームパッケージ。宮部さんはここでも解説を書かれています。(^^; )

ゲームの方は、パッケージにも書いてある通り『静寂の脱出アドベンチャー』ゲーム。
バックミュージックもなく風の音、鳥のさえずり、波の音だけの静寂のなか、
迷路のような城の中を、透き通るような白い肌をした少女の手をとり、黒い影のような
魔物から少女を庇いつつ脱出を試みるといったもの。
昨今の映画のような派手な演出のモノと異なり地味でとっつきにくいのですが、
やっていくうちにその魅力の虜となります。(^^

さて小説の方ですが、ゲームをやった方にはもちろん、少年冒険モノのファンタジー
が好きな方なら間違いなくはまる作品。

上下2巻の作品

上巻はイコの生い立ち、そして霧の城へニエとして赴き、少女と出会い、そしてついには
その霧の城の城主と対面するところまでが描かれます。
イコと少女はゲームと同じく言葉が通じないため、前半はイコの目線での物語りが進行し
後に少女:ヨルダの目線で再度物語が語られます。

下巻になると、前半は主にヨルダの生い立ちが語られ、次第に霧の城とその城主の過去が
明らかになり、後半ニエのしきたりの真実も暴かれてゆきます。

いいなぁ、こういう少年冒険ファンタジー。
現在のジブリの宮崎 駿さん、高畑 勲さんたちが昔製作された、東映動画のアニメ
『太陽の王子 ホルスの大冒険』をちょっと思い出してしまいます。

なんせ、ヒロインの立ち位置がなんとなくにてますし、ヒロインの名前も、イコでは
ヨルダ、ホルスはヒルダということもあり、もしかして少しは元のゲームを作る際の
インスパイアされる一つの要因になったなんてことはなかったのかなぁ・・・

ゲームをやったHIROにとっては懐かしいゲームのシーンの数々が小説で語られているだけで、
あぁ!あのシーンや!と、結構感動しながら読んでしまいました。(^^;

この小説だけを読んだ方はどのような感想を持ったものか、ちょっと知りたいところではあります。

読み終わったあとHIROは、押入れから昔のPS2のソフト『ICO』を取り出して
やっていなかった2周目を思わずはじめてしまいました。
実は1周目をクリアして満足してしまっていた、このゲーム、2周目は1周目では意味不明な
言葉を喋っていたヨルダの言葉が字幕で訳される。
それを見て再度小説の背景をこころに描きながら新鮮な感じで今プレイしています。(^^

小説を読んでゲームの方にも興味を持った方はもうしばらく待たれると、
PS3版で発売する予定とのこと。(海外では『ICO』と『ワンダと巨像』のセットでPS3版が
発売されています。)ゲーム未経験のかたは一度プレイしてみても楽しいかも・・・

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宮部みゆき 「ICO ―霧の城―」

久々のbookレビュー というのも、以前読んだ本、伊坂幸太郎氏の「グラスホッパー」「ゴールデンスランバー」を再読していたもので、未読の本を読むこと自体が久々になりました。 そして選んだのが本書 ハリー・ポッターの何処が面白いの? ファンタジーものは苦手! と公言していた私ですが… 宮部みゆき氏の最新の文庫という事で ついに読んじゃった(:^◇^A 宮部みゆき氏がテレビゲームをノベライズしたファンタジー小説。 「ICO ―霧の城―」上巻 http://shop.kodan

2010/12/27(月) 午前 10:23 [ 映画と読書とタバコは止めないぞ!と思ってましたが…死にそうになったので禁煙か? ]

宮部みゆき「ICO 霧の城」

宮部みゆき著 「ICO 霧の城」を読む。 このフレーズにシビれた。  片手をあげて自分の頭の角に触れた。ニエのしるし。この惨事を防ぐことのできる、選ばれた者である証。  どうし ...

2011/2/19(土) 午前 9:54 [ ご本といえばblog ]

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