第2思春期レコ買い日記

一言メッセージ :マニアの極北への道すがら・・・

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こんなの買いました

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ZAMLA MAMMAS MANNA "FOR ALDRE NYBEGYNNARE / SCHLAGENS MYSTIK" SWEDEN SILENCE SRS 4640

イメージ 1

スウェーデンのサムラ・ママス・マナの二枚組。邦題「初老の新来者の為に/親しみ易いメロディの神秘」。

サムラについては愛してやまぬ人が多く、今更私風情があれこれしたり顔で記述するのは躊躇せざるをえない。
とくに私の周りの知っている人の中にいらっしゃるので、実に書きづらい。
とにかく買い物の備忘録みたいなものとしてぜひ笑って看過していただくことをお願いしたい。

このアルバム、先頃紙ジャケットで再発されたがジャケットの色にに密かに注目していた。
「SCHLAGENS MYSTIK」側の外側の緑色がこのジャケットの写真に比べ薄いものが多く出回っているからだ。しかもその薄緑のものにはポスター・インサートが付属しているのだ。しかるに一般的にはこの「濃い緑色」のものが最初期プレスと言われる。ミュージシャン側に立つと、ひょっとしたら薄緑バージョンのものを再発するのが正しいのかもしれないが、結局この深緑バージョンで紙ジャケット再発された。
私は、といえば長らく薄緑のものを持っていたが、このたびようやく深緑バージョンを比較的良好なコンディションで入手。いままで持っていた薄緑バージョンと比較試聴をしてみた。盤の方は見た感じほとんど差が無く、比べて聴いてもまず差は無いと言っていいように思う。
出荷時点で一気に盤を作った後からジャケットを二度印刷したのかもれしれない。

サムラは昔から日本でもその活動を知られていて、本作は数ある作品のなかでも「Klossa Knapitatet」らと並んで最高傑作の呼び声の高い作品。購入して聴いた当時はその背景もよくわからぬまま聴いていたのだが、昨今ではサムラのメンバーの来日公演を果たし高い評価を得るなど情報量も増え、研究も進み、一見謎めいた本作の真意がわかってきたようだ。
(私は来日公演のチケットまで購入済みだったが、当時レコード屋稼業をしていて同日に渡欧買い付けの予定を入れてしまい、泣く泣くチケットを譲った。それはすばらしいものだったとの話を聞いて、未だ後悔している。)
初めて聴いた時は知るよしも無かったが、全くコンセプトの異なる二枚組をカップリングしたのだそうで、ジャケットの折り返し部分には「切り取り線」が印刷されている。(初めて買って聴いたときも、何だコレ?って思っていた。)
「FOR ALDRE NYBEGYNNARE(初老の新来者の為に)」の方は同時期サムラが参加していたR.I.O.の実質的主宰者ヘンリー・カウを思い起こさせるライブ・インプロヴィゼイションが収録されている。(こちらの方はあまり聴かないのでサラっと・・・)
「SCHLAGENS MYSTIK/親しみ易いメロディの神秘」の方は、というとこちらは個人的には北欧ロック、いやユーロピアン・ロック史上屈指の名作と真面目に思っている。いや、真面目にそんなこと思うと本作の趣旨に添わないかもしれない。なぜなら旧B面は冗談としか思えないようなコミックソングの小品集が収められているからだ。この小品集がとにかく素晴らしい。A面は少々野暮ったいテーマをしつこく反復しながら展開してく作品。この作品までのサムラの路線を踏襲していると言えるが、十分にサムラの魅力を見せつける。

ときにタイトルの「SCHLAGENS」は実は大衆音楽のことを指すのだそうだ。
「SCHLAGENS」・・「大衆音楽」・・・ん?
そうだ!思い出した!ドイツの古めのレコード屋にいくと、決まって奥の方に「SCHLAGER(直訳するとヒット曲)」というコーナーがあって、日本ではまり知られていない(例えばHEINOのような)アーティストのレコードが大量に置いてあったものだ。
音楽的には本当に日本で言えば歌謡曲のような感じの音楽で、それこそスルーしていたのだが・・・
ちなみに私が知っているようなジャーマンロックやノイエ・ドイッチェ・ヴェレはドイツでは多くの人にとって絶対的にマイナーな上に忘れられた存在だ。
もし「SCHLAGENS」=「SCHLAGER」とすると、敢えて訳すとするなら「不思議のヒットパレード」! 
なんとケヴィン・エアーズのベストアルバムの邦題ではないか(笑)

さてサムラは大好きなアーティストであることは勿論だが、かなり間接的ではあるが、なんだが奇妙な縁がある人たちだ。
レコード屋時代、ヨーロッパに買い付けに行くとベルリン在住の友人宅にずいぶんと寝床をお世話になった。
その友人はレーベルを主宰していて、ガイ・クルセヴィックのポルカ音楽のCDを出していたりしたのだが、ガイ・クルセヴィックはサムラのラーシュ・ホルメルと共にヨーロッパをツアーしていたことがあり、私の友人もラーシュ・ホルメルとコンタクトがあったそうだ。
またサムラについては私などより遙かに造詣の深い本座村氏(サムラの後身VON ZAMLAからその名をとっておいでだと思う)による「本座村の本ブログ」にも述べられているのでぜひ参照されることをお奨めしたい。(全くの余談だが私の記憶では、本座村氏と一度だけお会いしていて、その時私と同じ高校(広島県のS道高校)を出ておいでだという話を伺ったような・・)

本座村の本ブログ
http://honzamura.cocolog-nifty.com/blog/

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とても、素敵なブログですね。

宜しければ、私のブログにあなたのブログをリンクさせて
頂いても宜しいでしょうか。 削除

2008/7/13(日) 午後 9:32 [ ルカ ]

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拙ブログのご紹介をいただき、ありがとうございました。ちゅうか、いきなり出身校とかバラされてるし(^^;)。私は白バッヂでした。

タイトルはSchlagensじゃなくてSchlagernsで、Schlagerの複数形ですよ。北ヨーロッパ固有の、ポピュラー音楽中の特化された1ジャンルみたいです。
記事を拝見して確認しましたが、私の手元の新旧2版は、マトリックスも同じですが、盤の厚みが違います。新版の方が厚いです。手に持って、撓めてみるとわかります(汗)。
しかし、hiro_eurasiaさんが、そこまでこの作品を高く買ってくれているとは思いませんでした、嬉しい誤算でした(^_^)。正直、「カッチリした速い曲」が無いから、人気が出なくても仕方ない作品なのかなと思っています。それでも最高作だと、私は思うのですけどね。

実は先月末に上京した折、西新宿にも行ったのです。あのお店、まだあるかなと思って行ってみたのですが、無くなっていて大変残念だったのでした。

2008/7/14(月) 午後 9:08 [ hon*a*ura ]

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スペル間違ってましたね。スミマセン。
この作品、CDはまだ入手していないので歌詞対訳をまだ見ていないのですが、もう20年以上前に最初に聴いたときに友人から「asfaltvisan」はアルファベットソングで、歌が進んでいくに従って赤ん坊から年をとっていって最後はお年寄りになってくたばる歌だよって教えられました。(友人はスウェーデン語はしゃべれませんでしたが、ドイツ語はしゃべれました。意味合ってますかね?)はじめて聴いて以来、ユーロピアン・プログレ屈指の傑作という認識は未だ変わってませんよ。

2008/7/14(月) 午後 10:37 hir**eurasi*

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私も初めて聴いたのは20年ちょい前でしたが、当時から歌詞の解釈をしていらっしゃったのですね、凄い!「Asfaltvisan」は仰る通りのアルファベットソングです。ラーシュ初来日の時「犬のJon」さんとやった2曲目「Årstidsvisan」は、シーズンソングです。芹洋子「四季の歌」を「♪春を愛する人は〜」と無理やり合わせて歌ってみると、妙にマッチするうえに例のコーラスでずっこけたりして、かなり楽しいですよ。

10年前にオスロでサムラのライヴを見たのですが、サムラのスウェーデン語のMCに、ノルウェー人の観客たちが笑い転げていたから、あのあたりの言語はなんとなく通じるんだろうなと思いまいた。

2008/7/15(火) 午後 10:17 [ hon*a*ura ]

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いつも貴ブログの更新を楽しみにしています。また、中身の薄い当方のブログを時々ご覧頂いているようでお恥ずかしい限りです。
実は私も某高緑バッジ。なんとなくおかしくもあり、初めてコメントさせていただく次第です。

2008/7/16(水) 午後 9:38 [ sevenforlee ]

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コメントありがとうございます。
レス遅れましてすみません。
たまに記事拝見しております。
もう一昨年のことですが、ピプ・パイル逝去は貴ブログで知ったように思います。
英国ジャズについての深い造詣に感心することしきりです。

S道高校出身者つながりがこんなところで遭遇するなんて不思議ですね。
出身ミュージシャンの多さに比べ、広島は当時音楽シーンのようなものがなかったように思います。少ない小遣いをやりくりしてなんとか買いに行ったDaiichiとか中古レコードのヨシダとかとても懐かしいです。
これからもよろしくお願いします。

2008/7/22(火) 午後 1:22 hir**eurasi*

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