安田隆夫 エンペラーへの道 〜成功者から学ぶオンリーワンの経営術

ドン・キホーテ創業者、安田隆夫氏のこれまでの事業、著書、インタービュー等の軌跡を追いながらエンペラーまでの道を探る。
発想を逆転させて別方向から考える
 
前回のブログでは主語の転換というやり方が非常に有効な発想だということについて触れてきた。その主語の転換によって、今まで自分を主語として考えていたが、相手から自分がどう見えているのかという観点を付け加えることで、俯瞰して物事を捉えることが可能になるのだ。
この客観性を持つ行動について、安田氏はどのような意見を持っているのか、この点について今回は説明をしていきたいと思う。
 
『自分を主語にする場合、客観性を心がけたとしても、発想はどうしても自分に都合のいい方に向くために、そこで組み立てられる論理も自分にとっての整合性で展開されてしまう。また、相手の立場を考えて、そこを十分に考慮したつもりでも、それは考慮の域を出ないのであって、自分が主語であることにかわりない。
相手の立場で考えるというのは、口で言うほど簡単なことではないが、何のために方法を考えるのか、最終的にどういう形で収めたいのか、ここを見失わなければ決して難しい事ではない。』
 
相手の立場に立って物事を考えることについての難易度ははっきりいって高いと思う。このようなことが大切であると、大物になった安田氏自身が著書で発表しているのであるから、その重要性は理解できると思う。しかしながら、口で言うほどたやすくないのが事実である。
 
『仕事は成果を上げることが、ビジネスは利を得ることが最終目標である。そこに至る方法論は単に方法論であって、方法論そのものにこだわるのは本末転倒である。
成果を上げるためにはいろいろな方法があるだろう。相手の論理で考えることがその一つで、それで成果に結び付くのであれば、その方法をとればいいのである。』
 
確かに、成果を考えた時には上記の通り行動するのが正しいのではないだろうか。ビジネスには必ず相手が存在している。だからこそ、ビジネスで壁にぶつかるというのは、この相手との目的であったり、方法論の違いによるものなのではないだろうか。だからこそ、相手の立場で考えることが重要なのである。
 
『ブレークスルーは同じ方向から考えても実効性は期待できない。ある程度の能力を持つ人間の考える解決策は、それなりの水準を持っている。したがってそれでダメならその方向でいくら考えても無効なのだ。発想の方向を変えない限り、実効性は見えてこない。』
 
物事の決断を繰り返ししてきたことがある安田氏だからこそ、このように判断を下し断定できるのだと私は思っている。この判断や決断、断定こそ、安田氏が過去に体験してきたことの蓄積であり、ノウハウであると思っている。
 
下記参考文献より一部抜粋
参考文献:土壇場の逆転力 〜瀬戸際の勝ちを拾う人生戦術書〜

安田隆夫 著



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発想を逆転させて別方向から考える
 
仕事をしていると必ずといっていいほどタイトルの通り「仕事の壁」に直面するものである。これは社会人としてまともな仕事をしていれば誰もが経験することではないだろうか。では、安田氏としては、このような仕事の壁に直面した時にどのようなアクションをするのが良いと考えているのだろうか。その点について今回のブログでは説明をしたいと思う。
 
『仕事をしていれば程度の差こそあれ、仕事上の壁にぶつかることがあるだろう。その場合は当然、それをブレークスルーするために原因を探り、同時にさまざまな打開策を試みているにちがいない。
それでもうまくいかない場合、どうすればいいのか。問題の内容にもよるが、いろいろ試しても駄目な場合は、その打開策が同じ地平から発想されている場合が多い。さまざまな試みは、同根から発想されるバリエーションに過ぎないために、何度試みても成果が上がらないのだ。発想の地平が間違っていれば、そこでいくら考え、対策を講じても実効性のある手法にはならない。』
 
これは非常に参考になる考え方ではないだろうか。確かに、同じ地平というか同じ観点から物事を捉えてしまうことは、悩む時に必ずぶち当たる壁ではないだろうか。しかしながら、一概に同じ地平以外の観点を取り入れてみよと言われても、なかなか方法論がわからない。ほとんどの課題解決の場合、そのやり方を知らないという人間がほとんどで、その方法論を知り、何度か試みるうちに、自分なりのやり方が見えてきて、初めて応用して物事に対処できるものだと思っている。もちろん、容量の良さもあるので、人によってその試みる回数に違うが出るのはいうまでもない。では、実際にどのようなアプローチが良いのか、安田氏の意見を参考に見てみることにする。
 
『したがって、ここでは見方を変えて見ることが必要になる。この見方を変える、というのは、組み立ての論理を変えて見る、ということである。原因を解決する側で考えてダメなものは、原因となっている側の立場で考えて見ることである。自分を主語にするのではなく、相手を主語にして考えて見る。この立場を変えて考えることで、今まで見えなかったものが見えてくることが往々にしてある。』
 
確かに主語の転換というやり方は非常に有効な発想なのではないだろうか。今まで自分を主語として考えていたが、相手から自分がどう見えているのかという観点を付け加えることで、相手からの課題が見えてくる。発想の転換とはよくいったものだと思うが、このようなことを繰り返し行ううちに慣れてくるのではないだろうか。そして、実際にドン・キホーテを見てみると、間違いなく主語の転換が行われ、その手法は売り場に反映され、私たち消費者に向けられている。
 
下記参考文献より一部抜粋
参考文献:土壇場の逆転力 〜瀬戸際の勝ちを拾う人生戦術書〜

安田隆夫 著



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迷うことなく転職すべし
 
前回のブログでは安田氏の仕事に対する課題の解決法について記載を行った。課題を解決しないことには自分の人生は非常に面白みのないものになってしまうし、つまらない状態で何年も過ごすものほど勿体ないことはないという点について触れてきた。
今回のブログでも、前回と同様、この「仕事に情熱が持てない」という点の解決法、そして安田氏の思考について紹介をしたいと思う。
 
『こういう根性論的な発想には転職を蔑む考え方がある。そこには、そう簡単に辞められては今までの社員教育投資が無駄になる、採用コストが増大すると言った経営側の都合が見え隠れするが、経営者が本当に考えるべきことは、意欲をもって入社し、また人材と評価したからこそ採用した社員が仕事に情熱を持てなくなった、持てなくしてしまった仕事のさせ方や人材教育、労働環境、社内風土など、その理由を洗い出し、改善を図ることである。もちろん離職率ゼロな取り得ないが、情熱を持てなくなった社員を単に批判して済む話ではない。』
 
この考え方は非常に参考になると思う。確かに、経営者側の視点に立ってみると、採用コストを投資し、その投資を回収する前に退職されたのでは完全な赤字である。それは、もちろん採用した人間と自社の仕事内容がミスマッチを起こしており、社員と経営陣の双方に問題があるのだが、経営者側に意見をフォーカスするとこのような見解を持つのは当たり前のことだ。しかしながら、安田氏はこの視点から一歩先に目を通している。それが、この経営者側の問題解決についてである。せっかくの情熱的な社員を逃してしまった理由について触れようとしているのだ。つまり、企業にとって本当に考えるべきは目の前の社員の退職の意向ではなく、なぜその社員が辞めたいと思ってしまったかという点についてである。この点まで一瞬にして思考を働かせているという力量はすごいのではないだろうか。ドン・キホーテと言えば主語の転換ができる経営として私の中では認知しているのだが、このような説明においても見事にその主語を転換し、学ぶことができた。一つの文章でこれだけ感じさせてくれるのはやはり安田氏ならではないだろうか。また、安田氏はこのような点についても触れている。
 
『仕事に情熱を持てないのに、そこで働くことは本人にとっても、また会社にとっても不幸なことである。自分が情熱を持てる仕事を求めて迷うことなく転職すべきである。』
 
確かに、本質的な意味において、情熱を持たない社員というのは長い目で見れば個人だけでなく、企業にとっても不幸なことである。その個人のやる気のなさが伝播してしまっても困るし、いつまでも生産性を低く持たれても困るわけである。個人だけでなく、企業サイドにも影響が出てしまうのは本末転倒なのかもしれない。
 
下記参考文献より一部抜粋
参考文献:土壇場の逆転力 〜瀬戸際の勝ちを拾う人生戦術書〜

安田隆夫 著



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