安田隆夫 エンペラーへの道 〜成功者から学ぶオンリーワンの経営術

ドン・キホーテ創業者、安田隆夫氏のこれまでの事業、著書、インタービュー等の軌跡を追いながらエンペラーまでの道を探る。
そう思ったら愚者。実際は絶好機だ。
 
上司と部下という関係性は、組織に属する人からすれば当然のように目の前にある構図ではないだろうか。だからこそ、ここで話している部下との関係や上司との関係というのはビジネスに携わる全ての人間が学ぶべき問題である。前回のブログで安田氏は、人は実に多くの人から見られているという話を展開した。私も実際にそうだと思う。自分が思っている以上に人は自分の事を見てくれているのだ。その点に気がつかないと、組織で働く意味というのは見出せないのかもしれない。前回記載した内容が印象に強く残っているので再度引用することとする。
 
『また、あなたの上司もそれを見ている。あなたのことは部下、上司が下から上から横から斜めから見ているのである。これはすべての人間に当てはまることで、人は実に多くの人から、様々な角度で見られている。社内的、社会的地位が上がれば上がるほど、そこには優しさよりも厳しさを増した批判の目が加えられる。だから、姑息なことは考えない方がいい。姑息さはマイナス2乗で蔑視される。』
 
人は、組織においては対人関係を求められる。10人の組織であれば10人の対人関係があり、100人であれば、100人との対人関係がある。だからこそ、この安田氏の紹介した文章は覚えていて損はない。もっと自分が置かれている状況を認識すべきなのである。
少し話が逸れてしまったが、実際に優秀な部下が自分の配下にいたらどうすれば良いのか。これが本ブログの議題であった。今回はこの点について紹介をする。
 
『あなたのすべきことは、その優れた部下の能力を存分に評価し、部下が能力を発揮しやすいように全面的にサポートすることである。うらやましげに指をくわえて見ていたり、嫉妬まじりで無関心を決め込むのは愚かである。そんな部下を持ったことを千載一遇のチャンスと考え、部下にどんどん能力を発揮してもらうようあらゆる手段を講じることだ。後方支援に徹してサポートするのである。』
 
確かに、優秀な部下をどのようにして活かすのか。この問題に直面したら自分だったらどう考えるだろうか。きっと、その部下の働きやすさを追求するだろう。なぜならその部下は成果をあげる優秀な人材である。もっともっと成果を上げてもらい、会社にとって、そして会社が目指すべきステージに向かって成長をしてもらうことが一番であると私は考える。
 
『公正な態度、度量の大きさ、部下の手腕を評価できる能力、部下の育成。これらのことは上司の必須条件である。部下の小さな欠点をあげつらうことなく、優れた能力を真正面から取り上げて大いに評価し伸ばす。これが上司としてのあなたの責務である。』
 
きっと安田氏はかなり多くの部下を育成してきたのであろう。きっととぼかしているのは、ドン・キホーテが権限委譲を貫いているからである。しかしながら、そういう仕組みのうえで相当数に上る社員の教育をしており、様々な社員を見てきたからこそ、上記の発言が出来るのではないだろうか。
 
 
下記参考文献より一部抜粋
参考文献:土壇場の逆転力 〜瀬戸際の勝ちを拾う人生戦術書〜
安田隆夫 著


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そう思ったら愚者。実際は絶好機だ。
 
ビジネスを進めていく上で、上司と部下の関係というのは必ず設けられる。それは、組織というのが大人数で動いており、大人数によって目標の達成を目指しているからこそ、組織の統制のために必要になるのだ。そして、その中において上司から見た時にとても優れた部下というのが稀に存在する。そうなった時に上司はどのような対応をとればよいのだろうか。上司の立場がないなどと思っていてはいけないのである。この時のイメージについて安田氏はこのように語っている。
 
『部下の能力に圧倒され、嫉妬さえ憶える。このままでは上司としての立場が危ない。危機感を感じて焦っている。
こんな悩みを持つなら、そんな優秀な部下を持った幸せを感謝した方がいい。嫉妬などしている場合ではない。ましてやその部下の手柄を横取りしたり、おとしめるなどは間違ってもしてはならない。これは経営者の立場で言うのではなく、上司の生き残り策としても最低の悪手なのでしてはならないのである。』
 
部下が実際に成果を上げた場合に、上司の対応は問われるのではないだろうか。というのも、自分がものすごい成績を上げた時に、上司がその手柄を横取りしたらどう思うだろうか。きっと、その上司のために働くという事はなく、もっと上の上司に掛け合う可能性もある。そうなったらどうなるだろう。きっと上司の部下からの信用はなくなり、下手をすると自分の上司からの信用も失う。短期的にごまかせたとしても、優秀な部下が自分を追い抜き、卑しい自分を陥れる日が来てしまうかもしれない。だからこそ、仕事は真摯に行うべきではないだろうか。この点について安田氏はどのように思っているのだろうか。その点を安田氏の著書より引用し紹介をしたいと思う。
 
『横取りした上司は即、部下の信頼を失い、軽蔑される。面と向かって逆らうことはないかもしれないが、それは面従服背というもので、腹の中では軽蔑している。それに気がつかないとすれば、あなたは上司として二重に失格である。
また、あなたの上司もそれを見ている。あなたのことは部下、上司が下から上から横から斜めから見ているのである。これはすべての人間に当てはまることで、人は実に多くの人から、様々な角度で見られている。社内的、社会的地位が上がれば上がるほど、そこには優しさよりも厳しさを増した批判の目が加えられる。だから、姑息なことは考えない方がいい。姑息さはマイナス2乗で蔑視される。』
 
このようなシーンを思い描いた時に、自分だったらどう思うかという観点は絶対に必要なのではないだろうか。きっと、自分がやられて嫌な事は誰だって嫌なのである。これは小学生で習ってくるような簡単なことだ。しかしながら、欲や見栄などによって、時として人は判断を誤るのも事実だ。そうなってしまった時に人は真価を問われるのかもしれない。きっとその時ですら、自分の頭で考え、どうすべきかを真摯に対応することしか方法論はない。
 
下記参考文献より一部抜粋
参考文献:土壇場の逆転力 〜瀬戸際の勝ちを拾う人生戦術書〜
安田隆夫 著


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配転でトライさせ、ダメなら転職を。
 
前回のブログでは、管理職として部下の能力に疑問を持ってしまった場合、どのように対処したら良いのかを説明してきた。まず第一に、その人の周囲から聞いた情報だけで判断せず、自分の目でその人がどんな人間でどんな仕事を遂行しているのかを確かめなくてはならないという点について触れてきた。それは時間がかかってしまうかもしれないが、正確性を持たせるためには目で判断をすべきなのである。
そして、その目で判断をした後に実際に業務の能力が欠如しているといった場合、選択肢が2つある事を前回のブログで説明した。その一つの選択肢は転職であり、双方にとってメリットを出すために、適材適所という考え方を持ち、会社を変えるのだ。そして、もう一つはどのような内容だろうか。本日のブログではその点について説明をしたいと思う。
 
『もう一つはポジション替えである。他の仕事をさせてみることだ。転職を勧める前にやるべきことがこれだろう。このポジション替えは、時として本人には左遷とうつるかもしれないが、誠意を持って話し合い、説得に努めることが重要である。人生には局面局面がある。その局面は敗者であったり勝者であったり、敗者復活であったりする。一つの局面が全てではない。』
 
確かに、上記の説明は納得がいく。配置を決定している人間も所詮は人間であるのだから、本当に適した場所に配置をしているとは限らないのである。簡単な話、ドン・キホーテの広報みたいな会社の窓口となるポジションだった人間が経理といわれる数字をしっかりと管理する業務について、メキメキと頭角を現したりすることもあるかもしれない。これは本人のやる気と潜在的な能力の兼ね合いもあるが、実際に起こり得る現実なのである。
 
『ポジション替えでも成果が上がらない場合は、これは仕方ない。満たすべき水準に達していないのであれば転職を勧めるしかない。日常業務はまるで駄目だが、ある日突然素晴らしいアイデアを生む、というアインシュタイン的な人物はまずいないし、大化けする人材もそうそういるものではない。そこに期待しても実りはないから、上司が働きかけるしかないのだ。精神的な問題、たとえば意欲がない、人間関係がうまくいかない、と言った場合には本人の自覚と自己改造を待つ以外、実質的に上司ができることは少ない。本当に使えない部下の活用法は、・・・残念ながら私は知らない。』
 
ここまで正直に話を展開出来る経営者も多くはないだろう。しかしながら、正直に生きてきた経営者だからこそ、このように厳しいことですらきちんと書物に残る形となっても情報を発信出来るのだと思う。
 
下記参考文献より一部抜粋
参考文献:土壇場の逆転力 〜瀬戸際の勝ちを拾う人生戦術書〜
安田隆夫 著


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