フランス42〜「シャトー・ラトゥール(Château Latour)」ボルドーシャトーめぐり
ボルドーからポイヤックに向って伸びる道路「D2」は別名「ワイン街道」と呼ばれていて、この道路沿いを中心として、超有名なシャトーがいくつも点在しているんです。 たとえ、見学できなくても、外観を眺めるのにアポは不要(^^;;; ということで、訪問できなかった有名シャトーも、外側からはたっくさん見て来ました〜!!! シャトー・ラトゥール(Château Latour)はポイヤックにある、5大シャトーのひとつ。 日本語のサイトもあります。 ここも予約のメールを書いたのですが、あいにく希望の日はすべていっぱいのこと。 非常にレスが早くて、数時間後には返信が来ました。 予約のメールを書いたのは、希望日の1ヶ月以上前だったのですが「最近は混んでいるので、次に来るときには3ヶ月前までには連絡くださいね、そうすれば、多分大丈夫だと思うわぁ。」という、ご親切なアドバイスつき。 とにかく、レスが早いのがうれしいですよね。 ということで、また次回行くときには3ヶ月以上前に予約メールを書こうと思います。 ラトゥールのサイトより引用; ◇歴史 シャトー・ラトゥールは1378年よりフロワサールの『年代記』に登場しています。当時は100年戦争の真っ只中で、河口を守る要塞のサン・モベール塔はフランス国王に雇われたブルトン兵によって守られていました。しかし、3日間の包囲の後、アングロ・ガスコン軍が要塞を奪取し、守備隊を駐留させました。 16世紀末まで、シャトー・ラトゥールは複数の領主によって所有されていました。当時は、ワインの保存状況が不安定で、ワインはその年のうちに消費しなければならず、生産は需要を大きく上回っていました。 17世紀の終わりまで、シャトー・ラトゥールはミュレ家によって代々所有されましたが、その後、相次ぐ相続や結婚の結果、アレクサンドル・ドゥ・セギュールの所有地となり、シャトー・ラトゥールの偉大なワインの歴史は、このセギュール家の到来と共に始まりました。アレクサンドル・ドゥ・セギュールは、1716年、死の直前にシャトー・ラフィット・ロッチルドを獲得し、また、彼の息子でボルドー市議会議長のニコラ・アレクサンドル(ブドウの王子と呼ばれていました)は、1718年、シャトー・ムートン・ロッチルドおよびシャトー・カロン・セギュールを獲得しワイン事業を拡大しました。 18世紀のはじめ、イギリスでは貴族階級および裕福なブルジョワ階級の人々が、ボルドーワイン、ポートワイン、シェリーなどの高級ワインを大量に消費していました。そして、度重なる紛争により制限されていたボルドーワインの輸出も戦いがおさまると同時に急速に伸び、シャトー・ラトゥールを含む最良と呼ばれるワインは、品質と価格の点で他のワインを引き離すようになりました。1714年、ラトゥール1樽の値段は通常のボルドーワインの4〜5倍でしたが、1729年には13倍、1767年には20倍となりました。そして、シャトー・ラトゥールの敷地は、この好況にともない、1759年には38ヘクタール、1794年には47ヘクタールと広がりました。 シャトー・ラトゥールは、1842年、ひとつの法人組織となりました。1962年まで法人組織はセギュール家の子孫によってのみ構成されていましたが、1963年、イギリスのファイナンシャル・グループ、ピアソン・グループが53%を所有する大株主となり、ハーヴェイズ・オブ・ブリストル社(後にアライド・ライオンズ・グループによって買収)が25%を所有しました。 1989年、アライド・ライオンズ・グループはピアソン・グループの持分を買収し、セギュール家の相続人のもとに残る7%を除いた93%の株式を所有しました。 そして、1993年6月、フランソワ・ピノー氏がアルテミス社を通してアライド・ライオンズ・グループの持ち株を買収しました。30年にわたるイギリス資本による経営を終えたシャトー・ラトゥールは、再びフランス資本となり現在に至ります。 ◇ブドウ畑 現在、シャトー・ラトゥールが所有するブドウ畑は78ヘクタールあります。その中でもシャトーを取り囲む「ランクロ」と名づけられた48ヘクタールの畑のみが、グランヴァンの生産に充てられています。この「ランクロ」は、ジロンド川の水位から16mの高さの丘からなり、南北にある2つの支流、そして東部にあるジロンド川沿岸の「パリュ」に囲まれています。 栽培品種は、メドック地区の典型的なブドウ品種、カベルネ・ソーヴィニョン80%、メルロー18%、プティ・ヴェルドー&カベルネ・フラン2%で構成されています。 シャトー・ラトゥールの畑では、栽培密度が1ヘクタールあたり1万本と非常に高く、より質の高いブドウを収穫するため苗木あたりのブドウの生産量は抑えられています。 また、毎年、枯れたり痛んだ苗木については若い樹に植え替えています。この技術は「コンプランタシオン(Complantation)」と呼ばれ、年間約2%の苗木に行われています。コンプランタシオンは、区画の生産量および品質のポテンシャルを維持するために行われます。そして、植え替えられたこれらの区画では、樹齢の異なる若い樹に印がつけられ、収穫は古い樹とは別に行われます。 区画全体の平均樹齢が高くなり過ぎた場合、もしくは区画内の樹齢のばらつきが大きくなりすぎた場合には、全面的な抜き取りや植え替えが検討されます。区画全体を植え替える場合には、樹を引き抜いた後、土壌に再び活力を与え、ブドウの捕食動物を追放するために、5年間休ませます。 シャトー・ラトゥールでは、数年前より環境のことを考え、使用する製品をコントロールするブドウの保護および土壌の手入れ計画を策定・開発しています。 現在では、ブドウに害を与える恐れのあるもの(捕食動物の算出、病気のサイクルなど)を正確に分析し、リュット・レゾネ(対処農薬栽培)を実現しています。また、作物を保護するための対策として、生物学的な手段(性的錯乱)および環境のために中性の化学製品を使用しています。土壌では化学的な除草剤は一切使用せず、ブドウのつる、植物の堆肥、厩肥などの有機肥料のみを使用しています。 シャトー・ラトゥールで現在働いているスタッフの数は64名です。メドック地区におけるヘクタールあたりの労働者数の平均を上回る数のスタッフが働く理由は、偏にきめ細かいブドウ栽培、そしてワイン醸造を行うためです。スタッフの中には何世代にもわたってシャトー・ラトゥールで働いている人もいます。 ◇収穫と醸造 収穫は通常9月中旬頃より、15〜20日間かけて行われます。収穫時には毎年臨時で約150人あまりの人々(主にボルドー地方の人々)が収穫人として雇われます。 収穫はすべて手摘みで行います。収穫には8kgほど収容できるカゴが使用され、カゴの中でブドウが潰れる事のないよう十分配慮されています。そして収穫後、区画毎にまとめられたカゴは直接醸造所へ運ばれます。 エレベーターで醸造所の2階へ運ばれたブドウは、余分な水分を取り除かれた後、2段階に分けて入念に選別されます。 1)不要な部分(葉や葉柄)や衛生状態が完全でない実などを除去します。 2)ブドウにかすり傷を付けた後、ワインの品質を損なう恐れのある花柄部分(茎や軸)をすべて除去します。 選別を終えたブドウは重力によってタンクまで運ばれ、タンク内でゆっくりと圧搾されます。そして、アルコール発酵が始まります。 水の冷却により温度調節されたこれらのタンクで、ワインは約3週間ほど過ごします。 そして、ワインからマール(=搾りかす。主にブドウの皮や種からなります)を除き、清澄をした後、清潔なタンクに移し替えます。翌月には第2次発酵(マロラクティック発酵)が行われます。この工程により、ワインは柔らかくなり、まろやかさとフィネスを得ます。マールは空気式圧搾機でプレスされ、抽出されたヴァン・ドゥ・プレス(圧搾ワイン)は保存されます。 2001年に全面的にリニューアルされた醸造施設には、現在ステンレス製醸造タンクが66個あります。この数は以前に比べ3倍にも及びます。タンクの数の増加によりブドウを区画毎に発酵させることが可能になったことはもちろん、樹齢、ブドウの種類、テロワール、区画の面積に合わせて、12hl〜170hlまであるサイズのタンクで醸造することができるようになりました。また、各テロワールを緻密に理解するための有益な実験も可能にしています。 ◇ワインの熟成 ワインを熟成する樽には、アリエ県とニエーヴル県の森に生えるフランス産オーク材が使用されています。新樽はシャトー・ラトゥールに100%、レ・フォ−ル・ドゥ・ラトゥールに50%、ポイヤックに10%の割合で使用されています。 熟成の始めの数ヶ月は、シャトー・ラトゥールを造る最高のアッサンブラージュ(ブレンド)を選ぶためのテイスティングが繰り返されます。また、この時点でヴィンテージの品質や全体的なバランスに応じてヴァン・ド・プレスの一部がブレンドされます。 ワインは1年目のセラーで6ヶ月間熟成されます。樽は密封されずに、ワインと大気の間でゆっくりとガス交換が行われるようにガラス製の栓でふさがれます。樽熟成中のワインは、樽の木目を通してわずかずつ蒸発してしまうため、週2回ワインを補います。これをウィヤージュといいます。 次に、樽はさらに10〜13ヶ月熟成させるために、2年目のセラーへと移ります。ここでは樽は密封され、温度差から守られた樽の中で熟成を続けます。この段階ではウィヤージュの必要はありませんが、3ヶ月ごとに澱引きが行われます。 樽に入れてから1年後に、ワインは1樽あたり4〜6個分の割合の卵白で清澄されます。この伝統的な方法は、ワイン中にある澱(微粒子)を樽の底に沈め取り除くために行われます。そして、この清澄作業の約45日後に最後の澱引きが行われ、澄み切ったワインと澱を最終的に分離します。 |




同じ5大シャトーでも随分応対が違うんですね(^^;)
見れなくても対応が良かったら、商品に対しても印象良くなる気が…。
2008/11/16(日) 午後 5:08
OSOさん、ほんとにそうでした!
全然対応違いますね〜。
やはり、素人相手にもきちんと誠意ある対応をしてくれるところは、とっても良いですね。
2008/11/16(日) 午後 5:26
HIROEさ〜ん。
LatourもTBさせていただきました。
Latourは、初めて赤ワインが美味しいと思ったワインにノメリ込む
きっかけとなったシャトーなので、嬉しかったです。
2009/9/10(木) 午前 1:30
カコ旅さん、TB返し、ありがとうございます。
私、まだ、Latourは飲んだこと無いんです・・・。
是非飲んで見たい〜!
2009/9/12(土) 午後 4:44