『戦闘技術の歴史1古代編』
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サイモン・アングリム、フィリス・G・ジェスティス、ロブ・S・ライス、スコット・M・ラッシュ、ジョン・セラーティ『戦闘技術の歴史』松原俊文監修、天野淑子訳、創元社、2008年、4,500円+税は、ギリシャ、ローマ世界を中心に、古代の主要な戦闘に迫り、それぞれの戦闘における装備、兵器、組織、戦術を解説している。戦闘の地図の他、イラスト、図版を多用している。 「歩兵の役割」「騎兵・戦車など」「指揮と統率」「攻囲戦」「海戦」の5つのテーマで解説している。 ただ監修者、訳者共に軍事関係者ではないためか、commandを指揮に、controlを統率と訳している。通常、leadershipが統率と訳され、contorolは管理、統制と訳されている。 原文上、指揮統率で間違いではないかもしれないが、指揮統制とすべきではないであろうか。C2(command & control)の意味であればそうすべきであろう。そうしないとファランクスなどの陣形(formation)を作り、それを維持するための通信(communication)の発達が指揮・統制(command & control)と絡むことが理解できなくなる。 ただそれであっても「指揮と統率」を1テーマに選んでいることは評価できる。 全体として流れるように読むわけにはいかない。 ギリシャ、ローマの戦闘の仕方を理解する上では興味深いであろう。 註:サイモン・アングリム、フィリス・G・ジェスティス、ロブ・S・ライス、スコット・M・ラッシュ、ジョン・セラーティ『戦闘技術の歴史』松原俊文監修、天野淑子訳、創元社、2008年、4.500円+税
「戦争の世界史大図鑑」http://blogs.yahoo.co.jp/hiromichit1013/57804896.html |




