次世代ヘリX2軍用バージョン・モックアップ初公開
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3日シコルスキーは、テネシー州ナッシュビルで開幕された「AAAA ANNUAL CONVENTION」の席上、開発中の次世代ヘリコプターX2の軍用バージョンの実物大モックアップを初めて公開した。
X2は、二重反転ローターの浮力で上昇し、前進には機体の後部に取り付けたプロペラの推力を使用しえいる。 従来型のヘリコプターは、機体の浮力と推力を同じローターで得ているため、推力を得るために機体を前方に傾けると浮力が失われ、結果的に構造的な速度限界を持っていた。 X2は、浮力を得るためのローターと推力を得るためのプロペラが別になっているため、理論上は従来型のヘリコプターの速度限界400km/hを超える速度450km/hで飛行が可能としている。 X2の検証機は、2008年8月には初飛行に成功した。 同社は、今後、米陸軍の次世代偵察用ヘリコプター(Scout Helicopter)採用に向けての売り込みを本格化させるという。 海兵隊向けに開発されたV−22オスプレイが失速したように、ヘリコプターの脆弱性の克服は難しく、次世代ヘリコプターといっても、ローターとプロペラを分離することぐらいなのであろう。 その上、二重反転ローターの効率の問題もある。 50km/h増速を、大幅とみるか、たいしたことはないとみるか、運用要求と付き合わせてみると開発コストに見合うかが問題となるであろう。 註:「シコルスキー、米軍向け次世代ヘリコプター『X2』を初公開」http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200905071827 「V−22オスプレイ失速」http://blogs.yahoo.co.jp/hiromichit1013/46311761.html |





