もっとも美しいMLBの球場 〜 シカゴのリグリー・フィールドで観戦
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何度もいっているように私はボストン・レッドソックスのファンなのですが、 一番好きな球場は、いうまでもなく、本拠地のボストンにあるフェンウェイ・パークです。 ここにはいくつもの思い出が詰まっているし、レッドソックスへの思い入れは この球場と直結しているといって過言ではありません。 しかしもっとも美しい球場は?と問われれば、だんぜんシカゴ・カブスの本拠地、 1914年に造られたリグリー・フィールドと答えます。 (カブスは1916年から使用) “Friendly confine”(フレンドリー・コンファイン=親しみやすい雰囲気)がこの球場の キャッチフレーズですが、この球場の印象は言葉に違いません。 フィールドと観客席を隔てる壁はレンガ造りで、外野のフェンスはツタで覆われています。 そして野球場だけが独立した雰囲気ではなく、リグリーは住宅街の中にあるので、 周りの景色と絶妙なバランスを保っている。視界をさえぎる高い建物や、圧迫感を与えるような 高いフェンスや、大きな観客席もない。「古きよき時代」の野球場の雰囲気を、そっくり 残している、ノスタルジアに満ちた場所。 イエール大学の総長を務め、その後MLBコミッショナーになったバート・ジアマッティは 「パークという言葉にはパラダイスという言葉を語源にもつのだ。だからボールパークに来ると 幸せな気分になるのである」といっていますが、たとえリグリーがフィールドという名前だとしても、 そのことを感じずにはいられません。 そして美しいフィールド上では、カブスの白か青のユニフォームが、太陽の下で とても色あざやかに映えるのです。 いまやナイトゲーム(ナイターといっても通じないよ)が当たり前のMLBですが、 ここリグリー・フィールドでは1989年までナイトゲームは行われませんでした。 それはオーナーの、「野球は太陽の下で行うものだ」という信念に基づくものです。 野球近代化の波にようやく飲み込まれ、ナイトゲームも今では行われますが、 いまだに全球団の中でもデイゲームが一番多い場所でもあります。 そしてその独特さは、ウェーブをしないことや、今ではどこの球場にもある大画面の スクリーンがないことなどにもあらわれています。 スポーツの街、シカゴでも、カブスは多くの人に愛されており、もうひとつの 球団であるホワイトソックスがどちらかといえば近代的な印象を最近では 打ち出しているのに対し、カブスは伝統的な印象があります。 そして1908年以来、ワールドシリーズで勝っていません。 わがボストン・レッドソックスは1918年以来勝っていなかったワールドシリーズで 2004年、86年ぶりについに優勝を果たしましたが、カブスはそれ以上です。 多くの人に愛されているカブスの試合を、休日の昼間に観戦にゆくことは、 スポーツ観戦の中でももっとも大きな醍醐味のひとつといってもよいでしょう。 最寄りのアディソン駅から多くのファンの人ごみに飲まれながら、 球場へと足を運ぶときの高揚感は独特のものがあります。 カブスのトレードカラーは青と白で、多くの人々が着るチームの ジャージーなどのその色が、周囲を埋め尽くすのです。 ホワイトソックスの試合にくらべると、ここのファンは野球そのものに対して より熱心な印象を受けます。ホワイトソックスのファンには、野球を娯楽として 楽しむ、という印象を、一方、カブスのファンには「野球への愛情」を よりいっそう感じるのです。 7回ウラ前の「テイク・ミー・アウト・トゥ・ザ・ボールゲーム」も、実にゆっくりと そしてたっぷりと歌われるのが特徴的。 最終回のウラに3点を入れて猛烈な追い上げを見せ、あきらめずに残っていたファンを 大いに沸かせましたが、最後のアラミス・ラミーレスはあえなく3振で試合終了。 大声援が大きなため息にかわってしまいました。 また、翌日は同じマーリンズ戦のナイト・ゲームを観戦。前から二列目という席で リグリーのよさを堪能。デレック・リーのホームランで先制して盛り上がりましたが、 先発のマーキーらが打ち込まれて4−9に。すっかり場内はブーイングに包まれてしまいました。 最終回は1アウト満塁で、ホームランが出れば1点差という場面で、大いに盛り上がりましたが 代打のフロイド、続くリーが相次いで三振に倒れて試合終了。 目いっぱいふくらんだ風船が一気にしぼむような失望感が場内を包みました。 しかし私はボストンの応援という、ともするとシリアスになりがちな状態からは すっかり解放されて、純粋に野球そのものを大いに楽しむことができたのです。 ここで観戦するのは本当に最高! |


















日本のテレビ中継はヤンキース戦ばかりでカブス戦のリグリー・フィールドはほとんど見れないのできーさんの写真は本当に貴重です。しかもスタンドのファンの雰囲気も味わえるし売店の写真も超レア、わたしボールパークのフードショップとかスーベニアショップ大好きなんです。今度はいろんなフードの写真もお願いします。ボストンはクラムチャウダーでしたっけ?
2007/6/1(金) 午前 10:11
すっかり、大リーグのレポーターと化してしまったかも!!
でも、それだけ好きなら、仕事でレポートしてる人よりは違うものが伝わってるに相違ないですね。
あたしたちも引き込まれましたw
2007/6/1(金) 午後 4:12
はじめまして。わたしも一度だけ行ったことがあります。球場の外に立っている家の屋上に自前のスタンドがあって、そこからも地元のファンが観戦しているのが楽しいですよね。
2007/6/2(土) 午前 10:22 [ なかはら〜めん ]
はじめまして、PUCKETTさん経由でこちらにお邪魔しました。素晴らしいブログです!これからもいろんな球場紹介してください。リグレーは・・・羨ましいです、私もいつか行ってみたいです。
2007/6/2(土) 午前 11:23 [ ATSUSHI ]
カブスの本拠地ボールパークって初めてゆっくり写真で見ました。緑が鮮やかなとっても雰囲気の良いボールパークなんですね^^キーさんも楽しそうな顔でお写真に写っててとっても素敵です^^私もほんの数回ですが西海岸のゲームの観戦経験はあるのですが・・・未体験のボールパークの素敵なお写真の数々を見るととても楽しい気分になっちゃいます^^
2007/6/3(日) 午後 10:44 [ めぐ ]
pucketさん、ファンの様子などをみていると思わず写真におさめたくなりました。ボストンはリーガル・シーフード社のクラムチャウダーです。SFの球場にもクラムチャウダーあるんですが、あれはあまりおいしくなかった・・・
2007/6/5(火) 午前 6:28
FARさん、単なる出張中の観戦者です(笑)ただ下手な記者よりも野球を見る目は確かだという自負はあるよ。そんな連中に、特にボストンのことなど知ったかぶって語ってほしくない、ともね
2007/6/5(火) 午前 6:29
nakamuraさん、コメントありがとうございます。リグリーにいらしたのですか?いつ頃かな?私は8年ぶりでしたが、何も変わっていないような印象でした
2007/6/5(火) 午前 6:33
atsushiさん、はじめまして、畏れ入ります。リグリーはぜひいってみてください。特にデーゲームは最高ですよ。ハリー・ケアリーのレストランもお忘れなく!
2007/6/5(火) 午前 6:39
めぐさん、MLBを愛するものはMLBの歴史を知らなければなりません。となるとリグリーやフェンウェイは必ず訪れなければならない場所です。なんて勝手なこといっていますが、アメリカの熱心なファンなら同意してくる人も多いと思っています。
2007/6/5(火) 午前 6:44
はじめまして、ヤフーニュース経由できました。本当に羨ましいです。これぞ、「The Ball Park」 ですね。美しすぎる! もし行けたら感動して泣くかも…
2007/6/16(土) 午前 0:53 [ joj*e*627 ]
はじめまして。すばらしい。
私も生きているうちに1度は行ってみたいと考えてます。
私は「屋根つき」「人工芝カーペット」大反対派です。
野球をインドアスポーツ化してしまった日本にはがっかりです。
2007/6/16(土) 午後 3:07 [ Hhgk ]
寝太郎さん、はじめまして。ぜひ行ってみてください。日本の野球は「観るもの」というより「応援するもの」という印象が強いですね。芝生をみるだけでも気分がよいのになあ
2007/6/19(火) 午前 7:34
のものもさん、はじめまして。インドアスポーツというのは確かにそうですねえ。東京ドームよりも神宮のほうがいいな。天然芝ならもっといいのにな、と思います
2007/6/19(火) 午前 7:35
はじめましてKEYさん。
写真素晴らしいですね。カブスファンとしてはうれしい限りです。
やっぱりリグレーは美しいとあらためて思った次第です。
よければまた私のブログにお越しください。お待ちしてます。
2007/6/27(水) 午前 11:36 [ Satoshi ]
satoshiさん、ご訪問とコメントありがとうございます。リグリー(すみません、このように表記させてください)は本当に美しいですよね。またお邪魔させていただきます。
2007/6/28(木) 午前 7:21