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第2回電王戦観戦記



第2回電王戦の対局結果(持ち時間は各4時間)


 表は左から棋士、手数、ソフト名
第1局 阿部光瑠(こうる)四段(18)○ 113手 ●習甦(しゅうそ)
第2局 佐藤慎一四段(30)● 141手 ○ponanza
第3局 船江恒平五段(25)● 184手 ○ツツカナ
第4局 塚田泰明九段(48)△ 230手 △Puellaα
第5局 三浦弘行八段(39)● 102手 〇GPS将棋
 

イメージ 1
図-1

私は今回の電脳戦観戦してある局面に釘ずけになった。
同一局面としては最初(勝又教授)部分的には▲35歩 ▽同歩▲2636歩▲35銀の攻めを最初にやったのは、なんと1982年(昭和57年)全日本プロトーナメントで塚田泰明四段-田中寅彦六段(当時)

この将棋は攻め100%の塚田四段が居飛車穴熊で向かう所敵なしの田中寅彦六段116手で勝利している。図-1
 
昭和57年といえば、羽生善治が6級で奨励会に入会した年だ、渡辺竜王が、まだ生まれてない年だ。インターネットも存在しない。将棋ソフトが産声あげはじめた頃である。
上越新幹線が開通した年だ。
 
あれから31年執念の驚異的粘りをみせて電脳戦第4局で持将棋引き分けに持ち込んで、三浦八段にバトンタッチし自分が最初にやった攻め筋をcomに学習されて、A級八段を投了に追い込むとは、誰が想像しただろうか塚田八段の心中を察するとあまりにも残酷としか、いいようがない。
 
私は昭和57年将棋ソフト最初にできた頃自分で強い将棋ソフトつくろうとプログラム打ち出して見ました。プログラムプリンター用紙7メートル近くあり、1メートルほど入力して、あまりの長さに驚いて断念した記憶があります。NEC98 FORTRAN(フォートラン)パンチカードの時代でした。日本語ワープロ「一太郎」が登場する前でした。

Comとは最初にソフトができた頃から、より強いソフト対戦したく、森田将棋金沢将棋 AI将棋、劇指 ボナンザとしてきました。そういう意味では、COMの弱点は知りつくしています。最近はボナンザ(3年前6.0)ともほとんど負けなしです。

COMの弱点(プロ棋士必見)


・入玉模様になった時、評価関数の切り替えができない。
・入玉した時駒数の点数計算(24点ルール)きりかえできない。
・comは一度負けた将棋で学習機能搭載されているが、大幅な手 の変更ができない。
・厚みの概念、損して得する概念、抽象的な概念、対局観など概念 に関するところは数値化が非常に難しい。

・ 飛車先の歩の交換をあまり重要視しない。
・銀、桂、交換の価値が同じなので強引に攻めが切れなければ跳ね てくる。
・角金交換も平気でやってくる。


この弱点をついたのが、第1局の安部光四段―摺甦戦であろう。65桂馬の強引な攻めを予期していて、あらかじめ、95歩を端歩ついて完璧に切らした。


また塚田―プエロαいち早く入玉に切りかえて引き分けに持ち込んだ塚田八段でしょう。私も塚田八段が入玉に切りかえた時点でボンクラーズ評価関数2000近くはなれていましたが塚田勝利を確信しました。Comはひたすら、玉を固めて、指し手困ってひたすらと金
製造する塚田八段は入玉してと金攻めでどんどん金銀はがして、最後comが受けなしになって99でcomの姿焼きを想像していました。


ところがとっこい、77玉とcomも入玉をはじめたのです。あとで分かったのですが、塚田八段に貸し出したソフトは1年前のソフトで入玉対策されてなかったのです。
最新のソフトは入玉、脇システム、富岡システムは対策されていたのです。これには私も驚かされました。身内のプロ棋士の早々に見放され、唯一COMの弱点知り尽くして
塚田勝利を確信していた私も心が折れました。のちの記者会見の「こちらから投了するわけにはいきませんので・・」声を詰まらせて、涙の記者会見は感動しました。
 
絶対絶命誰ひとり塚田応援団がいないなか、comに91まで入場され、それでもあきらめず点数計算で引き分けに持ち込んだ、プロの精神力の強さ、集中力、最後の一点1歩を執念でもぎとった、プロの恐ろしさをまざまざと見せつけてくれました。comの唯一
の対策されてないこれしかない完全にCOMの欠点を暴いたのです。
名人を超えるどころか、無意味なところにと金をつくる、幼稚園の手しかさせないcomに「盤面を広くつかうのですね・・」あじあじ(安食女流初段)の癒し解説には爆笑するしかありません。
電王戦名局として、後世に語りつがれるでしょう。


   
イメージ 2
図-2
 
 人間同士の観戦記は優秀な観戦記者がたくさんいますのでそちらにまかせて、com対人間将棋に焦点をあてて解説します。5年前
2012年羽生名人comに負ける」と予測して
このブログに記事を書きましたが、ほぼ予測どうり元名人米長将棋連盟会長が負けました。
その時は半分冗談半分本気でそう書きました。本気の根拠は、当時竜王戦で渡辺―森内戦で腰掛銀定跡で控室のプロ間で圧倒的に渡辺不利(誰も気が付かなかった)の形成から79の一手で渡辺優勢、勝勢いやこの一手で将棋は終わった。この手をGPSが読み筋だったからです。部分的ですが、竜王とまったく同じ読み筋でした。ただでさえ▲23歩や▲42歩があり必至がかかりそうなあぶない形なのにさらに銀を渡す攻めだからです。人間にとって盲点になります。Comにとっても損して得する手ですから、最後まで読み切れてなくてはさせない手ですので驚きました。事実控え部屋は谷川九段 山崎7段他そうそうたる棋士が誰も発見できなかったからです。たこやき本舗の山崎7段は目を丸くして「えー」と叫んで8メートルタコのように飛び跳ねたそうです。図-2

多くの将棋ファンが一番注目したのは、C1全勝昇級、詰将棋選手権第一位の船江五段全盛期の羽生7冠から初の棋聖のタイトルを奪った、三浦八段ではないでしょか!
 
第一回電脳戦 米長-ボンクラーズ33万人観戦をもしのぐ、船江戦45万人、三浦戦48万人観戦、コメント72万件トータル190万人観戦と、恐ろしいほどの人がニコニコ動画観戦していました。またメディアとインターネットが逆転現象が起きた、歴史的日ではないでしょうか!三浦八段が投了してすぐに、7時のNHKニュースで全国に報道されました。私も持ち時間15分では負けるでしょうが、持ち時間4時間あれば、さすがにこの2人はギリギリのこすのではないかと、予測していましたがみごとに裏切られました。事実ボンクラーズ形成判断評価関数一時1000近くあったのを船江五段は優勢の局面まで、ひっくりがえしましたし、三浦八段もCOMが最後の一手さすまで三浦優勢の局面に持っていきました。どちらも終盤comの形勢判断をひっくりがえす、負けてさすがプロ強いの印象をのこしました。
 

 何故こんなにcomは強いのか!

この疑問に答えるのには19975月、IBMのスーパーコンピューター「ディープブルー」が、当時チェスの世界王者だったゲイリー・カスパロフと対戦し、「コンピューターに負けることなどない」と豪語していたこの世界チャンピンを打ち負かした日にさかのぼらなければなりません。


ディープ・ブルーは、32プロセッサー・ノードを持つIBMRS/6000 SPをベースに、チェス専用のVLSIプロセッサを512個を追加して作られた。プログラムはC言語で書かれ、オペレーティングシステム AIXが使われていた。開発チームは、グランドマスターであるジョエル・ベンジャミンを含めて6名でした。


1秒間に2億手の先読みを行い、対戦相手となる人間の思考を予測する。予測の方法は、対戦相手(この場合、カスパロフ)の過去の棋譜を元にした評価関数(指し手がどのぐらい有効かを導く数式)を用いて、効果があると考えられる手筋すべてを洗い出すというものである。


この製作者の英語の論文をボナンザの開発者保木さんが、将棋に応用して、ミニマックス法でコンピュータ選手権でいきなり優勝してから一気に将棋ソフトは強くなりました。
 
ミニマックス法(minimaxは、想定される最大の損害が最小になるように決断を行う戦略のこと。将棋、チェスなどといった完全情報ゲームをコンピュータに思考させるためのアルゴリズムとしても用いられるが、元々はフォン・ノイマンが中心となって数学的に理論化されたゲーム理論において、打ち手を決定する際に適用されるルールの一つ。
 
またオープンソースだったので、開発者は誰でも今のソフトに+αとして取り込め
最初に恩恵をうけたのが、劇指しの鶴岡さんでした。そしてGPS、ボンクラーズ
 
最新のボンクラーズ、GPSはアルファ・ベータ法を採用して、クラスタ化して、入玉
対策、脇システム、富岡定跡対策がされています。
 
くらすた(― ほう、alpha-beta pruning)は完全情報ゲームにおける探索アルゴリズムの1つである。基本的にミニマックス法と同じであり、同じ計算結果が得られるが、ゲーム木において、計算しなくても同じ計算結果になる部分を枝刈り(本筋以外は容量が大きくなり時間がかかるため切り捨てる)処理している。
 
脇システム(わきシステム)とは、将棋における戦法の一つであり、相居飛車の矢倉戦で用いられる戦法。昔からある形であるが、特に脇謙二が詳細に研究し、多用したためこの名がつく。
 
角換わり腰掛け銀富岡流とは、飛車を2九に引き、後の飛車取りに対して逃げずに攻め合う形です。
 
クラスタ化とは複数のコンピュータを連結し、利用者や他のコンピュータに対して全体で1台のコンピュータであるかのように振舞わせる技術。OSの機能の一部などとして提供され、特殊なハードウェアなどが無くても複数台のコンピュータを用意するだけで利用できるようになっている場合が多い。
 
クラスタ化されたコンピュータ群はまとめて1台のコンピュータを扱うように管理・運用することができ、1台が障害などで停止してもシステム全体が止まることはなく、処理を続行したまま修理や交換が行える。
 
複数台が同時に稼動して並列に処理を行う場合と、1台が稼動して残りは待機しておき、障害発生時に即座に待機系に切り替える方式がある。前者のようなシステムでは接続するコンピュータの台数を増やせばその分システム全体の性能を向上させることができる。
 
さらに8コア最新のCPU搭載して、C++ GUI設計されているので、本当にCOMの内情が理解してわかっている人にとっては、人間が勝てるほうが不思議でしょう。
伊藤さんを弁護するわけではないですけど、技術屋として当たり前の事実を話していますし、むしろかなりひかえめな発言でしょう。
 
CPU とは「セントラル・プロセッシング・ユニット」の略で「中央処理装置」という意味です。
パソコンの中心となり、パソコン全体の処理・計算を行う、まさに「頭脳」と言える部分です。
 
コアとは CPU の中心部分であり、実際に処理を行うところです。
つまりこの「コア」が、コンピューターの頭脳と言えますね。

 今回はGPSPC678台 詰将棋専門3台、司令塔1台とおおがかりの設備で一人の人間三浦八段にいどみましたが、(一台でも十分強い・・・解ってましたが
 
来年はお互いに納得するルールずくりは大事になってくるでしょう!!


 電脳戦観戦記参考URL
将棋観戦記
伊藤A級一番のりブログ
マイナビ八雲記者電脳戦観戦記
 
メイエン&勝又の「コンピュータ囲碁将棋を斬る!」電脳戦 対談
コンピュータ将棋選手権協会
柿将棋
第2回 電王戦 
 









 
 
 
 

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http://www.junichi-takada.jp/blog/
「臥龍」開発メモ
コンピュータ将棋の話題など

2013/4/28(日) 午前 4:50 hnw*y*05 返信する

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