星谷 仁のブログ

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猫バスの幼生

こびとリス!?一寸ねこ!? ネコバスの幼生

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【ネコバスの幼生】は「トビモンオオエダシャクの幼虫」

猫バスの幼生は虫のように小さいことから「トビモンオオエダシャク(標準和名)の幼虫」と呼ばれることが多い。
もともとの名称は【トクビモンオオオエンデシャク(特尾物大尾遠出車駆)】だったが、これがつまって【トビモンオオエダシャク】となった(※民明書房刊『妖虫語源異聞』より)。
【特尾物(とくびモン)】は、猫又・九尾の狐など、尾が特殊化した物の怪・モンスター属の総称。【大尾(おおお)】は大きな尾をさす。【遠出車駆(えんでしゃく)】は遠方に出かけて迷った人を乗せて車のように駆けたという意味。
『となりのトトロ』で描かれたネコバスのエピソードは、名前の由来【遠出車駆】に基づいており、作中で迷子になった子の名前──「メイ」は「迷子」の「迷(めい)」からきている。
ネコバスになれなかった蛾は普通に「トビモンオオエダシャク」と呼ばれる。3月頃に現れ産卵。5月頃には大小の幼生たちが雑木林のそこかしこで見られるようになる。『となりのトトロ』の「メイ」の命名についてはネコバス幼生がもっともよく見られる5月(May)にちなんでいるという説もある。
幼生たちの餌となる植物(葉)は、コナラ、クヌギ、クリ、サクラ、リンゴ、ナシ、ミズキ、カエデ、アケビなど様々。葉を食べ始めてしばらくすると、幼生たちはとりついた植物のニオイを身にまとって化学擬態(嗅覚的隠蔽擬態)するとされる。

【冗区】書庫について:トビモンオオエダシャクについては以前もネタにしている(ネコのような虫!?)し、他の書庫(カテゴリー)でも空目ネタなど冗談めいた記事をあげているが、特に《なんちゃって性(虚構性)》の高い記事はジョーク・カテゴリー【冗区】にアップしてみることにした。
※この書庫の記事は眉に唾して読んで下さい。

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一足早い金環日食!?

見えた!? 一足早い金環日食

なんだか世間は21日朝に起こる金環日食にわいているらしい。
ただ、裸眼で直接太陽を見ると眼を痛めるので観察するには専用のメガネがいるという。
昔、日食観察用眼鏡が無かった時代には、眼を痛めた人も多かったのだろうか?……と思わないでもないが、とりあえず今回は観察用眼鏡を買って準備している人が多いようだ。

僕は天文にはあまり興味が無いので観察用眼鏡を買ってまで見ようと言う気は起こらない。むしろ今まで天文に興味が無かった人たちがこぞって「見る!」と意気込んでいることの方に驚きと興味を感じている。

そんなにみんなが見たがる金環日食とは、どれほどのものなのか?

ちょっと気になり始めたので自作のタイムマシンで朝まで行って写真を撮ってきた。
空は曇っていたけど、なんとか撮ることができた──それがこの画像。
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……というのはもちろんジョークで、画像はピンホールで映った蛍光灯の影(像)。
紙箱のフタにボールペンのペン先で穴をあけただけのもの↓を使って撮影。
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日食観察用眼鏡のメガネが無くてもピンホールカメラの原理で影(像)を観察することはできるだろうと思いたち、ちょっと試してみたもの。

でも、やっぱり朝には金環日食を見ていない気がする……。

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魔人顔のカメムシ

空目:青銅の魔人!?

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アオクチブトカメムシの幼虫

甲虫類(完全変態)とは違いカメムシは不完全変態なので、幼虫の姿もカメムシっぽかったりするが、色や形が違っていたりして成虫(の種類)を想像するのが難しいものも多い。
アオクチブトカメムシも幼虫の段階でずいぶん印象が変わる。
名前の通り口吻が太い。捕食性のサシガメとは似ていないので、外見からは植物の汁を吸うタイプのカメムシっぽくも見えるが、意外にもガやチョウの幼虫を捕食する。
孵化直後は群れているらしい。
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成虫は緑色をしているが若齢幼虫では赤が印象的。成虫とは形も色も違うが、蛾の幼虫を特徴のある太い口吻で刺しているのをみてアオクチブトカメムシだと見当がついた。
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終齢幼虫は頭を上にすると、これも人面に見えたりする。
仮面虫!?…かめn虫…カメムシ 第2弾!のナガメ幼虫とちょっと似た感じ。

アオクチブトカメムシの成虫

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成虫になるとメタリックに輝く美しい緑色が目を魅く。そして前胸の両側に張り出した突起が勇ましい。

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手すりの昆虫ドラマ

手すりは意外な虫見ポイント!?

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【ゴマフカミキリ】の色や模様は《複雑な自然の景色》の中では目立たないが、《表面パターンが単純な人工構造物》にとまっていると見つけやすい。また小さな昆虫も自然物の中では輪郭をとらえるのが困難だが、手すりやフェンスなどの上では比較的目につきやすかったりする。
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【ヨツボシチビヒラタカミキリ】はこのあたり(狭山丘陵)では、4月頃よく見かける(今年はGW明けにも見られた)。【ヨコヤマトラカミキリ】は5月にしばしば目にする。ヨコヤマトラカミキリはアリに擬態しているのではないかという説(?)があるが、たしかに遠目にはムネアカオオアリっぽく見える。白い模様がウエストラインをアリのように細く見せるデザインのように見えなくもない。他にもアリに擬態していると思われる虫は色々いるようだ。昆虫を食うハンターの間でもアリはスルーされがちなのだろう。

手すりは虫見ポイントとして便利(?)だし、飛ぶことができる昆虫にとっても活動温度確保するのに都合の良い場所なのかもしれない。手すりの接続部にある隙間は昆虫やヤモリなどの越冬場所にもなっている。

手すり遭難!?

しかし、飛ぶことのできない幼虫にとっては、この手すりは容易に脱出できない迷宮トラップでもある。
風で枝から落ちた虫、地表に産み落とされた卵から孵った幼虫、落ち葉の下で冬を越した幼虫などがエサとなる葉を求め樹上を目指すとき、誤って手すりに登ってしまうと迷路にはまり込む。
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草食幼虫は葉(エサ)があるはずの枝先や梢──「上」をめざすが、のぼりつめてもそこに求めるものはない。擬木の切り株(?)にそってグルグル円を描くように歩き回らされる。少し戻って(下って)水平部分を隣に移動して「上」を目指しても同じことのくり返し……飛ぶことのできない幼虫がこの迷宮から逃れるのは難しい。
【ナナフシ(ナナフシモドキ)】は枝に擬態した昆虫だが、手すりにいたのではカムフラージュの効果はあまり期待できない。こうした虫にとって、手すりは危険なトラップといえる。

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春の歩道ではよく見かける光景。蛾の幼虫が糸にぶら下がって降りてくる。蛾の幼虫が繭を作るさいに糸をはくことは知られているが、幼虫の糸にはクモのしおり糸のような役目もあるのだろうか。
鳥などの敵からのがれるために葉から落ちたのか、風に揺さぶられて枝から落ちたのか──忍者のようなワザでピンチを逃れたかのように見える(?)蛾の幼虫だが……1度手すりに脚をかけてしまうとやはり迷宮トラップをさまよい続けることになる。手すり遭難者(虫)には蛾や蝶の幼虫も多い。
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【ウスタビガ】のように、こうした迷宮のトラップ──ガードレールの反射板・フェンス・手すりで遭難している幼虫は多い。
人工物のために遭難者(遭難虫?)が続出するのは、なんだか可哀想な気もするが、彼らもただそこでムダな死をとけるだけ──というわけでもないようだ。

手すり上のサバイバル

手すりの上で迷子になるのは草食幼虫だけではない。昆虫食の幼虫やクモもいる。
手すりの上部(僕はステージと呼んでいる)で待っていれば、意外に多くのエサが自分からやってくる。
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見通しの良い手すりでは、鳥などの外的に狙われるリスクは増えそうな気がするが、エサのみつけやすさからすると、昆虫食の虫やクモにとっては良い猟場なのかもしれない。遭難した草食幼虫はこうした昆虫食の虫の生命を支えている。
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ヨコヤマトラカミキリの《アリ擬態説》については首を傾げる人もいるかもしれない。しかし、クロヤマアリそっくりな【アリグモ】に関しては誰もがアリへの擬態を認めるところだろう。
蟻そっくりなアリグモ

同種間での餌の奪い合いに限らず、手すりの上ではハンター虫同士の食う・食われるの闘いもある。
それでは草食幼虫については、手すりに迷い込んだ時点で飢え死にするか他の虫の餌食になるか──死が確定しているのかと言えば、必ずしもそうではないのかもしれない。
蛾の幼虫が這い回ったあとにはクモのしおり糸のようなものが残る。これに風で飛ばされて来た葉や植物片がひっかかっているのはよく見る光景で、こうした《天からの贈り物》を食べている幼虫もやはりよく見られる。
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2匹の幼虫が食べている葉は、糸が無ければこの場所にとどまっていられず落下しているはずだ。糸の主がこの幼虫たちかどうかはわからないが(クモのしおり糸の可能性もある)、蛾の幼虫が手すりの迷宮をムダに這い回っている(かのように見える)ときに、糸を残していることはある。これが落ちてくる餌(葉や植物片)を受け止めるトラップの役割をはたし得ることにちょっと驚いた。
もちろん蛾の幼虫が糸を吐く機能は、もともとこんな目的のためのものではないはずだし(葉から離れたとき戻るための道しるべ?)、虫が落ちてくる葉をキャッチすることを意図して行動しているとは思えない。単に偶然の副産物にすぎないのだろうが、手すりという非自然環境の中で、こんな意外な形でしおり糸(?)が役立つことがあるとは……。
もし手すり環境がずっと続いたとすれば、遠い未来に、やがて餌を確保する目的で糸を吐く蛾の幼虫が現れるかもしれない……そんな妄想が頭に浮かんだ。
しかし考えてみれば、クモが巣(糸のトラップ)を張るのも、もともとは《しおり糸》にひっかかる獲物がいて、そこから餌の確保用に機能が進化してきたものなのかもしれない。
だとすると、蛾の幼虫が餌確保に糸を使うようになる──というストーリーも、あながち荒唐無稽な妄想ではないかもしれない?

草食幼虫の中には蛹になる際に積極的に(?)手すりを利用するものもいる。水平にわたされた擬木の下側にぶら下がって蛹になるのだ。安定した水平面は足場として適しているのだろう。
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手すり(擬木)の下で蛹になると天敵に見つかりやすいというデメリットがありそうな気もするので、これが生存率に有利に働くのかどうかは疑問だが……とりあえずここを利用するガやチョウはいる。

虫たちにとって、自然にはなかった手すりという人工物は、想定外の環境だったはずだ。ヒトにとってはただの手すりだが、虫たちにとっては迷宮トラップとなる巨大な迷惑装置──最初はそんなふうに思ったものだが、ここでの虫たちをみているうちに、どうもそう単純ではないらしいと考え直すようになった。
人工的環境変化に対して自然はもろいという印象があるが……手すりの上で繰り広げられているドラマの一端をかいま見て、自然の潜在的対応力・フレキシブルさ──みたいなものを、うっすらとながら感じた気がした。
自然の川を流れる水は自然の形をしているが、人工物のコップですくえば水はコップの形で安定する……生命の営みにとって「自然か人工か」はさして意味が無いのかもしれない。そこにある環境に適応したシステムが構築されて行く──それが自然というものなのかもしれない。
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ネズミ似の蛾

ネズミっぽい蛾!?

フェンスにとまっていた蛾だが……なんだかネズミっぼく見えたので撮ってみた。
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第一印象はマウス。だけど尻尾(?)はハムスターを思わせる。
実際は頭(この画像では左)を上にしてとまっていたのだが、こうして90度かたむけると、水平に渡した棒の上を歩いているネズミのように見えなくもない。

少し前にネコ頭の蛾をネタにしたが、動物空目ネタということで、あらためてその画像をば──。
http://img5.blogs.yahoo.co.jp/ybi/1/cc/0f/ho4ta214/folder/260812/img_260812_29679547_0?1332138901
ネコ頭の虫!? より

ネズミをおもわせる蛾というと…

他に「蛾とネズミ」関連のネタを思い浮かべてみると──、
蛾の幼虫が上半身を持ち上げ、胸脚で葉片をかかえながら食べているところなどは、リスやハムスターが立ち上がって前脚で餌を持って食べているポーズを思わせることがある。
もちろん全体の姿が似ているわけではないのだが、「しぐさ」がちょっと似ていなくもない。

またウスタビガの幼虫は刺激するとネズミのように鳴く──という話もよく知られている。
その声が確認できるToutube動画↓。
【ネズミの様に鳴く、ウスタビガの幼虫】
http://www.youtube.com/watch?v=2tBCAf_72pY

ネズミっぽい虫!?

蛾ではないが……以前、ネズミっぽいな──と感じた虫もいる。
ミミズクの成虫は見る角度によって、ちょっとネズミっぽく見えないでも無い。
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ちなみにミミズクの幼虫は、ちょっと人面顔↓。
http://img5.blogs.yahoo.co.jp/ybi/1/cc/0f/ho4ta214/folder/260812/img_260812_29599341_2?1331982491
人面虫・奇面虫 より

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