白老ポロトコタンで学ぶ!
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カブタンです。
まもなく公開の映画「しあわせのパン」の舞台となった洞爺湖畔月浦ウロチョロの後、
白老に寄りました。
白老のポロトコタンに以前から行きたかったからです。
「ポロトコタン」とはアイヌ語で、「ポロ=大きい ト=湖 コタン=村」。
大きい湖のそばの村という意味。
アイヌの人たちが、集落を作っていたところです。
この村の入り口では、むらおさ「コタンコルクル」の巨大な像が迎えてくれます。
高さ16m。見上げても顔の表情がわかりません。
大きい湖「ポロト湖」は、一面、雪景色です。
ここには「アイヌ民族博物館」があって、
アイヌ文化について、さまざまな形で学ぶことができます。冬でも。
それでは学びましょう!!
アイヌの家「チセ」がずらりと並んでいて、その中には展示があったり、
踊りの実演があったり、体験の催しがあったりします。
一言で「アイヌ」と行っても、全道各地にいるので、
家の作りが少しずつ違うそうです。
白老のアイヌコタンでは、だいたい、上の写真のような作り。
かやぶきの屋根。窓は3つ。
チセの中(↓)。
アイヌの人たちは、「いろり」を囲んでいろいろなお話をします。
「いろり」には火の神様がいて、とても大切にされます。
いろりには、「火の神様」に捧げられる「イナウ(木幣)」があります。
イナウとは、柳などの木を削った木幣で、神様にお祈りをするときには必ず登場します。
アイヌ文化には欠かせない存在。
とても精緻に削られて、とっても美しいです。
それから「サケの」の存在がめだちます。
いろりの上につるされていますが、
これは、秋に獲った鮭の内臓をとって、まずは寒い屋外で「寒干し」。
家(チセ)の軒下にも下げてありました。
その後に、家の中のいろりの上につりさげて、
燻製にして、冬場の食糧にしていくのです。
さて、上の写真のチセの中で
アイヌの暮らしの解説をきき、伝統的な楽器や歌、踊りが披露されます。
これがすごく、学べるのです。わかりやすいし!
このお兄さんが、アイヌの暮らしについて解説してくださいます。
(天井からつりさげられているサケに注目!燻製づくり中。本物!)
①北海道の地名はほとんど、アイヌ語から由来していること。
札幌だって「サト ホロ ぺッ」 =かわいた大きな川 という意味。
女性雑誌の「ノンノ」も、実はアイヌ語の「野の花」からとった名前とか!? ちょと「へぇ〜」。
②白老のチセには、窓が3つ。
東の窓は神聖な窓。そう簡単にのぞいてはいけません。
南は海に面しているので、海産物をいれるためにあったそうです。
③立派な漆器は交易で本州の和人とのブツブツ交換で得た宝物。
祭事のときなどに使用してきました。
③多神教であり、火の神様、水の神様、自然界のあらゆるものに
神様がいて、大切にされていました。イナウが添えられています。
④アイヌ文様には、とがった模様があります。
これは魔よけの意味。
などなど。
そして、この解説の後は、アイヌの伝統的な歌や踊りの披露です。
五弦楽器の「トンコリ」(左↑)。 ムックリ(↑右)。
子守歌。早く寝ないと大きな鳥がさらっていくよ〜と語り歌う歌です。時々鳥の鳴き声のように歌います(↓)。
そして、「イヨマンテ」の時に輪になって踊る踊り。
イヨマンテとは、小熊の霊を神様に捧げるアイヌの儀式です。
このステージは、毎時15分から30分程度あります。
目の前で踊ってくださり、とてもわかりやすく、すばらしいです。
この他、こちらでは、ムックリの体験講習や、木彫りの体験などが500円程度で、
30分から60分程度でできます。
それから、アイヌの人たちとかかわりの深かった動物たちも飼われています。
ヒグマ(左↑) 「キムンカムイ」と呼ばれる神聖な存在です。
北海道犬(右↑)
ソフトバンクの「カイくん」も北海道犬です。
ここにはカイくんの子供が飼われているのですが、もしかしたらこれ(↑)かもしれません。
屋内の博物館の中にも、さまざまな展示やショップもあります。
とても有意義な時間を過ごせる場所でした。
アイヌの方々は、今は、私たちと同じ生活しています。
こうして文化を伝えてくださる動きが大きくなっていること、
それはとっても大切なことだと、カブタンは思います。
とても学べました。
アイヌ民族博物館公式HPはこちら。
入場料は大人700円。 |
