ひろさんのブログ

2014年9月12日 から3年目に入りました。これからもよろしくお願いいたします。

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[ 旧目加田家住宅 ]

[ 旧目加田家住宅 ]
 
そもそも何で [ 旧目加田家住宅 ] を見学しようと考えたか・という事から述べねばならないと思うので、その切り口から、始めます。
 
錦帯橋を見学する場合を考えて、地図上で駐車場を探していた時、錦帯橋を渡った対岸の吉香公園の中に [ 旧目加田家住宅 ] と言う文字を見つけた。
この瞬間に、昔NHKに目加田という女子アナがいた事を思い出した。
当時、目加田と言う名字が珍しいと思っていたのと、私メのお気に入りのアナウンサーだったので、もしかしたら彼女の先祖かな・と思った。その事が無性に、私メを現場へ足を向けさせるトリガーになった。
 
「オープンの時間までまだ小一時間ある・私はもう歩けないから、車を持ってきて」・と妻が言う。私もここで、ぼんやり開門を待つより車を持ちに行って来る方が変化があって良いかなと、錦帯橋を渡って車を持ちに戻った。橋番小屋でチケットを見せると、「もう一人は・?」と聞かれた、さっき二人連れで渡った事を記憶していたのだ。「妻は、歩けないから、車を持ってこい・と言われてね・・・」と答えたら「クス」と笑われた。
 
 
全 景>
イメージ 1

開門してくれたばかりの入り口付近から全体像をキャッチした。普通の切妻屋根に見えるが、妻側に窓がある事から、小屋裏に二階部分がある建物だ。
「巡回して来るお殿様を、二階の窓から見下ろすのは失礼・という事で窓の位置を入り口を見下ろす場所からずらしたので、平屋に見えるような造りになっているが、二階屋です・・・」と、ボランティアのおばちゃんが説明してくれた。
 
 
イメージ 2旧目加田家住宅表示>

旧目加田家住宅と書かれた表示の杭。
左上の看板に、9:3016:30の記載が見える。私達は9:00少し前にここに来ていた、本日の一番客でした。

――早速気にしていたことを聴いてみた「NHKに目加田という女性アナウンサーがいたけど、ここは彼女の御先祖ですかね〜」「あ〜頼子さんの事ね」と、返事が来た。
「そう目加田頼子・・・」というと、
さらに返ってきた返事は
「そうかも・・・」であった。

「頼子さんの事ね」・と聞き返したのは、多分この質問をする観光客が多いのだろう・と推測した。
また、否定した訳では無いから、質問者は夢を壊されたわけでもない。見事な返事だな・と感心した。
 


 
庭の入り口>イメージ 3

今潜って来た、中庭への入り口を、中庭側からみています。この小さな開口部が、二つの世界を繋ぐタイムトンネルのように感じます。
凄い日本庭園が展開しているのかと想像して門を潜ったけれど、少し期待外れでした。
本来ここは高級武士の居住区で、中流武士であった目加田家がここに住宅を持つことが許されたのは、多分それだけ重要な藩の仕事を任されていたのでしょう・とは、これまたおばちゃんの話です。
 


 
イメージ 4菩提樹の木>

落葉した後のまだ新芽が出ていない菩提樹の木が一本(私には)何やら存在感があった。
 
 





イメージ 5庭から見えたロープウェイ>

スケールの大きな殿様の視点を見逃したのは、このロープウェイに乗らなかったからです。






 
イメージ 6屋根裏の換気>

現代の様に電動換気煽など無い時代には、こうした自然換気に細かな美的配慮を感じます。
 




イメージ 7濡れ縁>

日本の住宅の大きな開口部を持つ室内空間と、長閑な庭の空間とを繋ぐ濡れ縁は、外部でもあり、内部でもある・何とも言えない澱みのエネルギーの存在を感じて好きです。
 
 




イメージ 8
           <丸瓦と両袖瓦>

画面右側の二本の丸い瓦の左側へ二枚目が、両袖瓦(その両隣の瓦が受け専用の平瓦で、この両袖瓦は一枚の瓦の両側がどちらも、かぶせ専用になっているのが判る)――現在流通している普通の瓦は、一枚の平瓦の水下から見て右側が受けで、左側がかぶせになっている(次の写真<現代の瓦>参照)。
 
この上の画面は左から、両袖瓦(かぶせ専用)+平瓦(受け専用)+両袖瓦(かぶせ専用)+平瓦(受け専用)+丸瓦(かぶせ)+平瓦(受け)+丸瓦(かぶせ)+平瓦の順に葺かれているが、何でもこの両袖瓦はこの地方独特の瓦の様です(ボランティアのおばちゃんの説明)
 
 

イメージ 9現代の瓦>

朝、ホテルの窓から外を見たら、丁度真下に民家の瓦がズレテいるのが眼に入った。

これは現代の普通の瓦だから、左側の瓦が受けで、右側の瓦が、かぶせになっているのが判る。

一枚の瓦の左上と、右下に切り込みが付いているのは、葺いて行く手順で、上下に重なるとその次が困るから生まれた工夫の跡ですね。
 


 
イメージ 10瓦の見本>

左から丸瓦(かぶせ)+平瓦(受け)+丸瓦(かぶせ)+平瓦(受け) +丸瓦(かぶせ+平瓦(受け)+両袖付瓦(かぶせ)
・・・の見本。





                   錦雲閣>
イメージ 11
ここへ行きたいと言ったら、おばちゃんは会場をほったらかして、私達夫婦を案内してくれるという。「それでは申し訳ない。判るから結構です」と丁重にお断りしたが、入り口の見える所まで案内してくれたのには驚いた《ご親切・十分に受け取りました》・ありがとう。

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閉じる コメント(1)

目加田頼子さん、確かに聞き覚えがあります。
おばちゃんの喋りが何気ないようで巧みだったのですね。

どう見ても平屋なのですが、小屋のマジックがあったとは。
それがお殿様への配慮だったとは。面白いです。

瓦にも色々種類があり、それぞれの用途があるのですね。

2016/4/25(月) 午後 0:01 [ sofashiroihana ] 返信する

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