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新鋭作家選抜シリーズ展VOL.12 久次米菜保 シェ・ドゥーヴル

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「新鋭作家シリーズ展」も今回で12回目を迎えます。企業様とギャラリーに声がけして若い芸術家を支援する目的で、2007年にスタートしました。これまでに選抜した作家達19名のその後の活躍も目覚ましいものがあり、彼等の活動を支援すると共に発掘する喜びを感じています。
 今回、登場していただく久次米菜保さんは若干21歳という若さですが、すでに自己のスタイルを確立しており、地元徳島で制作を続けています。古いレコード盤が入っていた紙の袋や紙紐、貝殻、羽根などが個性的にコラージュされています。そのテクスチャーや落ち着いたモノトーンの色調で、ノスタルジーを感じずにはいられません。年齢や分野を超えた魅力ある作品をシェ・ドゥーヴルという秘密基地のような空間に飾ります。

久次米 菜保(くじめ なお) プロフィール
1988年 徳島県生まれ、徳島市在住
2007年 DIVERSaO The World グループ展 (大阪/Galley Relax Living Bar Nyx)
2008年 DIVERSaO ススキア グルーブ展 (大阪/Galley 月心庵)
2009年 大阪総合デザイン専門学校卒業制作展 金賞受賞
    同校卒業
    creator Label hymn 所属
   CROSS THINKS09 〜交錯するアート〜 (大阪/海岸通Galley CASO)
    hymn GARAGE グループ展 (大阪/Nano Galley)

展覧会名:新鋭作家選抜シリーズ展Vol,12 久次米菜保(くじめなお)「いま、ここにあるもの」
展覧会タイトル:「いま、ここにあるもの」
会  場:シェ・ドゥーヴル 〒550-0011大阪市西区阿波座1-9-12-1F
会  期:2009年10月19日(月)〜31日(土) 
時  間:12時〜23時(最終日21時まで)
休  廊:日祝休み

久次米菜保 在廊日 10/19、23、24、30、31の12時〜20時
西野昌克 在廊日 10/21、24、27、31の17時〜21時

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行ってきましたオーベルジュ

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 9月25日、26日と兵庫県美方の小代にあるオーベルジュ花郷里(はなごおり)から「講演会」を依頼されて行ってきました。皆さんはオーベルジュってご存知ですか?フランスでは郊外にレストランを作り、美味しいフランス料理を食べたあとに帰らなくてもいい人のために宿泊施設があります。
http://www.alimali.jp/contents/stay/hanagori/index.html

 そもそも5年前?に有馬御所坊の金井啓修氏より美方にオーベルジュを作ったので「西野さん、ヘリコプターに乗って行きませんか?」と案内はされていたのであるが、今回仕事として初めて訪問した。
 夕食は、フランス料理で地元浜坂漁港で捕れた魚、但馬牛はもちろんのこと、人参や茄子、とうもろこしの美味しいこと。日頃、都会ではスーパーの野菜しか口にしなくなった今、野菜が美味しいという事ほど贅沢な食材はない。そして朝食は、テラスにテーブルクロスを敷いてもらい、フレッシュジュースに牛乳、スクランブルエッグにサラダ、3種類のパンにサラダを気持ちよくいただいた。
 と書けば、やっぱり遊びに行ったんじゃないのと1人美味しいものを食べて来た報告になってしまうのであるが、ちゃんと前日早めに到着して、小代の町を2時間ほど歩いて7件ほどの「トマソン」を撮影。  上の右端の写真がそうである。大きな樹木の前に掲示板だけが撤去され、そのフレームだけが取り残されてトマソン化していたのです。名付けて「樹木を描く為の額縁」。
 そして翌日11時からと13時からの二回「あのトマソンが美方にやってくる」というテーマで地元住民に講演させていただいた。
 冬は目の前が「ニューおじろスキー場」で真っ白なゲレンデが想像できる。四季折々の楽しみ方ができるオーベルジュであった。白根さん、赤木さん、植野シェフ、レストランの田野さん、スタッフの皆さん有難うございました。

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正しいラクガキアート? 9/4 神戸西神中央プレンティ

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 「こんな事やってくれるアーティスト知りませんか?」と相談を受けることも少なくない。私が若いアーティストをよく知ってるのと、アーティスト派遣業務を受給しているからもある。
 今回は「リノベーションする子供服店の内装にスプレーでラクガキしてくれるアーティスト知りませんか」と知り合いから一本の電話があった。町でよく見かける所謂「スプレーでラクガキされたテイスト」が要るというのである。そもそも町で見かける「ラクガキ」はあくまで「ラクガキ」であって、しかも違法であるので匿名である。サインを入れたために警察につかまったヤツ等聞いたことがない。
 そんな連中が私の身近にいるはずがないのでお断りしようかと思った矢先。いやどこかで見た事がある。そうだ。この夏、海岸通ギャラリーCASOでそのグラフィティを見た事を思い出したのである。すぐにCASOへ連絡し、取り次いでもらった。ギャラリーで展示した事が、偶然にもプレゼンテーションとして私の記憶の中に残り、お仕事して依頼した所、彼等もまた「そんな機会を与えてもらって有難うございます」とちゃんと挨拶できる好青年なのである。
 そして、描くプロセスなど聞いていると、一般の国産のスプレーは色数も少なく、描いている最中に垂れて来るので、ドイツ製のスプレーだと自分たちの表現に向いているのだと。マテリアルに対しても研究している事がうかがえる。やりたい事をしているという単なる「ラクガキアート」というわけではなく、すでに社会からの要望、期待にちゃんと応えているー正しいアーティストの姿と言える。
 彼等は、しばらくはこの「ラクガキアート」を必要としている人たちに対して、その要望に応え続けることができる。ちゃんとそれなりの請求ができるというものだ。
 それにしても新店舗リニューアルにも関わらず、塗装をエイジングしてくれだの壁画としてラクガキが要るだのもう塗装職人の範囲を超えており、アーティスティックなセンスを塗装職人或はアーティストにも要求される時代を迎えた。

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水都大阪2009 8/22〜10/12

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 「水都大阪2009」がスタートしました。と言っても何が始まったのか、何が行われてるのか、何の情報も得ていない方にお知らせします。と言う私もお盆前まで皆さん同様に「何が行われるのか???」何も聞いていませんでした。
 中之島界隈の八軒家浜(天満橋)〜北浜〜ほたる町を中心に「アート回廊」と題して、写真にあるように市役所にあのヤノベケンジの「トラやん」が展示してあったり、バラ園には淀川テクニックや藤浩志の「かえっこプロジェクト」が開催されています。また中央区にある近代建築には、河口龍夫、今村源、元永定正らが作品を展示するというスケールです。
 とは言ってもまだ「何が行われているのか」見えてきにくいのが今回の「水都大阪2009」の特徴です。おそらく10/12までのロングランのため、そのうち皆さんに届くであろう。参加していただけるであろうという思い込み行政の至らぬ所ではあります。おそらく市も府も全体を知る者は少ないであろう。
 批判はそのくらいにして、私もうまく皆さんに広報出来ないもどかしさはあるものの、この為に整備された大川沿いに綺麗なリバーサイドスペースが造られたので、デートスポットとして川沿いを是非歩いていただきたい。
 私も小中学校と地元民ですので、中之島公園は遊び場でもありました。昔とは風情を異にするものの、川が綺麗になっていく有様をここ数年見てきましたので、一度その事だけでも中之島を歩かれてはいかがでしょう。
 それにしても税金の無駄遣いとは市民から声があがりませんね。それともアートをキーワードにしたことで、幾分安く見積もられているのかも知れません。アーティストたちがみんなボランティアで制作や設置に協力してくれるからでしょうか?行政にとっては財政難の中でのイベントであるはず。市民が望んでのイベントとして盛り上がってくれることを願うばかりである。

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夏の美術館旅行

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 毎年、夏休みを利用して各地の美術館を訪れている。昨年、金沢21世紀美術館と富山の入善町にある発電所美術館を訪れたのもこの間のように懐かしく記憶が蘇る。
 今年は、以前より楽しみにしていた念願の千川村記念美術館を目的に新幹線に飛び乗った。川村記念美術館は千葉県の佐倉市に位置し、大日本インキ株式会社が所有する広大な敷地内にある。私のお目当ての作家は、マーク・ロスコやフランク・ステラといった1970年代のアメリカ抽象表現主義の時代のものである。 当時学生だった私は、原画等勿論見る機会はなかったのであるが、美術手帖や画集など印刷物を見たり、友人ともよく語り合った作家たちである。そんな個人的な感傷に思いを抱きながらの旅行であった。東京へ戻り、翌日朝から東京都立現代美術館を見て、午後は六本木へ移動し、森美術館で開催中の「AI WAI WAI」を楽しんだ。
 帰りの新幹線で「大阪ー東京」を比較したところで何も進展がないのは承知の上で、こと美術館運営において悲観的にならざるを得なかった。丁度昨日、新聞でサントリー美術館[天保山]が2010年12月で休館する記事を読んだからだ。
 大阪に美術館がないのは、正直なところ市民、府民が望んでいないところに言及するように思う。おそらく一般の方には、ハードルが高いものに対しての拒否反応や鑑賞するというだけの楽しみ方が理解出来ないであろう。もう少しアトラクションというかイベント的な要素が不可欠なのであろう。
 そう考えると帰ったら既に始まっている「水都大阪2009」のイベントにも駆けつけないといけないのであるが、その参加型アートイベントに市民、府民の反応を私は楽しみにしている。
 はたして、そのような情報を得て、人が動くだけの訴求力がアートにあるのかどうかーまた市民、府民が望む街づくりと言えるのかどうかが集客という数字だけでは計り知れないものがある。
 奇しくも昨日中之島中央公会堂で「平松市長×安藤忠雄対談」の中でも市長自ら「近代美術館開設」について計画があることを示されたのであるが、市民が本当に待ち望んでいる美術館構想であれば尚更いいのであるが・・・

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