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「ゲームやアニメについてぼそぼそ語る人」さんの企画
 
『PSYCHO-PASS サイコパス』
評価 20点
 
ストーリー ☆☆☆☆★
…これ、ストーリーの評価に悩むなぁ。
 
そもそも、最初は近未来のユートピアが舞台かと思ってたら
あまりにも醜悪で残酷な事件が起こりすぎだし
それに対してドミネーターで滅殺!というのは
現在の価値観と違いすぎてて、「???」となる。
 
個々の事件の中には「おぉっ!?」となるような面があるものの
どうにもねちっこいというか重たくて、精神的にちょっと避けたくなる。
 
それでも世界観と、その根幹にあるシビュラシステムについてが解明されるであろう
後半への期待を込めて観つづけたら、システムの謎はありきたり。
 
システムの裏側や、ありうるかもしれない近未来社会を見た上で
その功罪を考え、自分が作る現実の未来をどうしたいのかを
視聴者に訴えるのがこの作品の目的だったのかな?と思える。
 
1話と最終話で相似性を持たせておいて、それでもそこにいるキャラの内面の違いがあり
そしてそれがまた他の人の心を変えていき、もしかしたら
世界を変えるかもしれない、と思わせるところは個人的に好きなラスト。
 
キャラクター性 ☆☆☆★★
常守 朱が当初ウザかった!
 
作品世界の価値観と、現実との価値観の差異を視聴者に示すために
いろいろと悩んでいるのは分かるんだけど、他のキャラが
その世界に染まっているのに対し、あまりにも現実の常識を持ち込みすぎていて
「お前は一体いままで、シビュラシステムとかどう認識してたんだ?」
と非難してしまう(まあ、現実でも社会システムをよく知らないってことはあるけれど)。
 
そんな彼女が、ちゃんと世界を見つめてその汚いところややるせないところを飲み込んで
それでも人と世界の未来を今よりも良くしようと決意していく成長の過程はまあ○。
 
あと、狡噛慎也と槙島 聖護の関係はシステムの中にありながら生き抜こうとする存在と
システムの埒外にあって、システムの外にこそ人の真の生き方があるとする存在。
 
しかし、後半には狡噛がシステムの外に出てまで填島殺害を執行しようとしており
狡噛の中には“警察官”としての正義(サイコパス世界ではもはや廃れた価値観)を胸に秘めていて
填島の唱えるようにシステムの外に出て自分の生きがいを見つけてしまった、ということなのか。
 
 
あ、おじさんキャラ好きな自分としては征陸 智己は良いキャラだった♪
 
画 ☆☆☆☆★
アクションも描けていたし、アバター世界の明るさや現実の暗さなどを描き分けてた。
 
常守の顔がビミョーな時があるように感じるのは、きっとキャラデザのせい!
だって彼女だけ、目元が他と違いすぎるwww
 
演出 ☆☆☆★★
ディストピアっぷりとか、社会の暗部を描くためだとは分かってるけど
あまりにも画面が暗すぎるのがちょっと不満だった。
 
あと、槙島 聖護の初登場のあとにいきなり
六合塚 弥生にフォーカスをあてた話を持ってきたのは構成ミスだと思う。
 
声優面では関 智一さんや榊原 良子さんなどの演技が見られたのは嬉しかった♪
 
音楽 ☆☆☆★★
特に違和感はなかったけど、印象に残るものもなし。
 
総合的な評価 ☆☆☆★★
惜しいのは、どうしても『攻殻機動隊』と比較してしまう点。
 
全体的に暗いテイストといい、ラスボスが名著から言葉を引用する点といい
電脳は取り入れてないけれども、その他の要素で連想してしまう。
 
そして比較してしまうと、攻殻よりも世界構築が劣ってると感じる。
 
シビュラシステムの功罪について、破壊もできず賛同もできないってラストにするなら
システムのおかげで良くなったところもあるというエピソードを入れるとか
世界の複雑さを示す手段はあったのに、暗い話ばかりで食傷気味。
 
ただ個人的には、シビュラシステムの確立に至るまでの
あれこれといった外伝みたいな話が見てみたくはあるな。
 
哲学とか、人間考察とか、そうしたことに興味のある人ならかなりハマるかもしれない。

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