北海道、知床半島の河川でサケの産卵が始まっています。
北海道、知床半島の河川でサケが遡上し産卵しているとのことです。北海道新聞の画像リポートです。↑北海道新聞の知床半島の川を遡上し産卵するサケの動画です。陸上から海水へ。淡水から海水へ。何らかの事情で数百万年前に海水へ回帰した生物は、海水で生活できるよう進化していきました。しかし海亀にしろ、サケにしろ、進化できないものがありました。それは産卵にかかわることです。身体は進化しても、生んだ後の卵は進化がなく、海水では育たないのです。砂利の中から出たサケの稚魚は水生昆虫をエサにして、徐々に河口へと向かいます。短い期間に淡水から海水に身体を慣らします。そして北海道沿岸に沿って移動して、豊富な餌を求め、オホーツクからさらに北の海へと向かって、旅出っていきます。北洋の海で、豊富な餌を思う存分身につけるこの時期のサケは成長期のもっとも活気に溢れた時期といえるでしょう。メスが3歳から4歳になった頃。早熟なオスは2歳になったころ、身体に変化がやってきます。抱卵と生殖活動が始まったのです。その本能にせかされるように、成長を迎えたメスとオスの群れは、僅かに身体にしみこんだ、生れた川の臭いを頼りに淡水を求めて里帰りの旅に向かいます。しかしその旅は二度と戻ることのない、生と死が隣り合った苛酷な帰郷です。河口に着いたときから、親サケにとって餌はなくなります。身体に貯めた養分だけで川の遡上を続けます。水深30センチほどの砂利となった川底が、生まれ故郷の地点です。にわかではあるが互いの伴侶を見つけます。一目ぼれ的なペアリングにより、生れる子供の親が決められます。![]() 夫婦の愛の営みは、種を越え時を越えて美しく、また切ないものがあります。夫からの受精をうけた卵を、紫外線と外敵から守るため、メスは卵に砂をかけます。サケ産卵シーン動画クリックその後、メスは再び体内に生れる卵のため、あらたな夫を探し、そして川底に着床させます。産卵を繰り返すこと3、4回。遂に体力、気力が尽き、オス、メスとも一週間ほどで命を水面に浮かべます。親サケの亡き骸をよそに、およそ2ヶ月で赤ちゃんはふ化します。「卵黄のう」という姿をつけたままふ化し、この袋に入った栄養だけで、さらに2か月ほどを砂利の中で、じっとして成長していきます。そして未知の大海目指して、ゆっくりと川を下っていきます。このときは、数年後に再びこの川を遡上するなどとは微塵も知る由はありません。サケの大きく口をあけ産卵をするシーンに、ふっと我が身を重ね合わせているのは私だけでしょうか。北海道、知床からの便りでした。クリックして散歩させてやってください。 夕刊ですよー!クリック![]() 今週の「エコノミスト誌」抜粋。クリック「原油再高騰」=草野豊己(草野グローバルフロンティア代表) 「原油高騰の日本への影響」=神田慶司(大和総研エコノミスト) 「矢島の意見」 ![]() 今日の宇宙写真1枚。クリック「」(午後1時以降翌日分「」)↓今日のニューヨーク、ヘッドショット過去の「今日の写真」一覧一覧クリック 今日の動画(ロイター)英語「ロスのファンションショー、スパイスガールズなど音楽性豊かに」・2分。↓スパイス・ガールズ今日は勝手に「ファーストフード(Fast Food)」の日です↓。![]()
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生命の不思議を感じますよね(^^♪
鮭の一生懸命な姿を見たら食べるものなんだか・・・
でも、やっぱり美味しいですからね(笑)
2007/11/17(土) 午前 9:44
★レイさん、海がめ、ウミヘビなどは産卵が海岸ですから、まだいいです。サケやペンギンは海岸から遠いところですから命がけになります。サケにしてみれば、もし産卵後海に戻れたら、次の産卵に再び遡上しないといけないから、サケのほうから一回でいいというかもしれませんね。
2007/11/17(土) 午後 0:12
命をかけた生殖、壮絶ですね・・・
産まれたての赤ちゃん、親がいなくても生きていけるなんて人間と比べたら考えられない。。。
2007/11/17(土) 午後 7:16 [ pia*o2*67 ]
★ぴあのさん、自然が母代わりになって育てるのでしょうか。このときの天敵は鳥ですが、鳥に食べられない深さを計っていますね。自然のバランスには感心させられます。
2007/11/17(土) 午後 10:47