CIAマン/ファグズ
CIA Man / The FugsCIAって奴は、、、No.174映画「バーン・アフター・リーディング」を観ました。 面白かった!皮肉だらけの映画、私は大好きですよ。ちょっとした事件をもとに、いろんな思惑を持った人びとが右往左往する様子を皮肉たっぷりに描いています。 ただ、今どきの「おバカブーム」に乗っかろうとしたのか、宣伝会社がブラッド・ピットのコミカルな演技を派手に宣伝したために、この映画が「サスペンス・コメディ」と誤解されているようです。コメディといっても、皮肉だらけの映画なので、単純に笑えず、呆れる、と言う感じでしょうか。だから、大笑いを期待して「笑えん!」となってしまうんですね。もともと大シアターで上映するというより、ミニシアター系ですね。 この映画を楽しめた人も、楽しめなかった人も、エンディングに流れたこの曲には、訳詞も画面に出てきた(と思うけど)し、噴き出したんじゃないでしょうか。その名も「CIAマン」。CIAを皮肉った、からかった内容のこの歌、一般的アメリカがイメージしているCIAという組織への印象を表しているんでしょうね。 この歌を唄っているのは、The Fugsというバンド。65年に結成されたそうです。(全然知らなかった)作ったのは、メンバーのTuli Kupferberg(テューリ・カプファーバーグ)という人。彼はミュージシャンというより、詩人/作家のようです。ちなみに、Fugsと言う言葉は造語で、いわゆる猥語のf*ckの当て字だとか。グループ名からしておフザケ度高いですね。
歌詞の注釈を付けます。
(*1)cousinは文字通りなら従兄弟。鍛えるゲリラは、現地に侵入可能な人物。となると、彼らが殺す相手は同じ民族の「仲間」、ひょっとすると従兄弟かもしれない。そんな手段をとるんですよ、CIAは、ということだろう。(*2)Chicaguaが何なのか、さっぱり分からなかったが、どうやらChicagoの名前の元になった言葉らしい。シカゴはNative Americanの言葉で、オニオンの臭いが漂う町、だそうだ。Nicaraguaと韻を踏ませるために使った、と考えてよさそうだ。 (*3)overtly covert, covertly overt。こういうことば遊び、私大好き。で、CIAの存在が一般人には香観られている、というのが愉快。 (*4)copped his staff and copped his rod。正直言って、ここはよくわからない。staff(スタッフ)じゃなくstuff(もの、こと)かも。rodは「釣りざお/むち」だけど、俗語でピストルの意味もある。copは「捕まえる、手に入れる」。過去形なので、とりあえず下記のようにしたけれど、「スタッフを抱えて、ピストルも手に入れた」かも。 ついでに、映画「バーン・アフター・リーディング」の映画レビューはこちら。 http://the-cinema-show.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/burn-after-read.html //////////////////// CIAって奴は、、、 ベッドで寝ている将官を殺せるのは誰? 共産主義者(red)なら、指導者も殺してしまう。 何て奴だ、CIAって奴は! 政府を安く買い取ってしまえるのは誰? 密告(squeak)もなしで、内閣をひっくり返す。 何て奴だ、CIAって奴は! 何十人と(何ダースもの)ゲリラを訓練できるのは誰? そいつらを送り込んで、訓練を受けていない仲間(cousin)を殺す。(*1) 何て奴だ、CIAって奴は! そんな膨大な予算を手にできるのは誰? 51州目に昇格するって誰? 政府機関(service)として秘密を手にしているのは誰? 他の機関を神経質にさせる連中だよ。 何て奴だ、CIAって奴は! 袋から砂糖をとり出して、 LSDを詰めて、袋に戻せるのは誰? 決まってるだろ、CIAの連中さ! ニカラグアの港に爆弾を仕掛けられるのは誰? シカゴのヒットマンを逆に撃ってしまう。(*2) 何て奴だ、CIAって奴は! 公然と(overtly)隠れて(covert)いられるのは誰? 時には隠れながらも(covertly)公にでる(overt)。(*3) わけがわからんぞ、CIAの連中って! 神にもよく知られている機関は誰? 仲間さえ捕らえて、拷問にかけたことだってある。(*4) ひどい奴さ、CIAって奴は! 何て奴だ、CIAって奴は! Translated by hotel_zihuatanejo <English lyrics> Who can kill a general in his bed? Overthrow dictators if they're red? Fucking-a man! CIA Man! Who can buy a government so cheap? Change a cabinet without a squeak. Fucking-a man! CIA Man! Who can train guerillas by the dozens? Send them out to kill their untrained cousins? Fucking-a man! CIA Man! Who can get a budget that's so great? Who will be the 51st state? Who has got the secrets as Service? The one that makes the other service nervous? Fucking-a man! CIA Man! Who can take the sugar from it's sack, Pour in LSD and put it back? Fucking-a man! CIA Man! Who can mine the harbors a' Nicaragua? Out hit all the hitman of Chicagua. Fucking-a man! CIA Man! Who can be so overtly covert? Sometimes even covertly overt. Fucking-a man! CIA Man! Whos the agency well known to God?
The one that copped his staff and copped his rod? Fucking-a man! CIA Man! Fucking-a man! CIA Man! Fucking-a man! CIA Man! CIA Man! CIA Man! CIA Man! CIA Man! CIA Man! C I A |
コメント(0)
トラックバック(1)
トラックバックされた記事
バーン・アフター・リーディング(Burn After Reading)
評判悪いようですが、皮肉たっぷりのジョークに笑えないのは、自分を見ているようだか
2009/6/14(日) 午前 0:21 [ nudge-nudgeの映画レビュー The Cinema Show ]
トラックバック先の記事
- トラックバック先の記事がありません。




