富士山の東側中腹斜面から噴気が上がっており、普段は見られない湧き水が出ているとのことです。
東日本大震災と福島第一原発事故で、福島、宮城、岩手をはじめとして、関東も含めて東日本一帯は大きなダメージを被りました。この現状に更に追い打ちをかけるかのように、富士山噴火と関東・東海大地震が秒読み段階だというのです。
連動する地震の震源の場所によっては、東海・関東沿岸の大津波襲来、場合によっては浜岡原発事故や横須賀に係留されている米原子力空母・ジョージワシントンの原子炉事故すら起こりかねない状況です。
でも、それがいつやってくるかは、火山や地震の専門家を含め誰にも分かりません。
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群発地震発生直前、富士山の東側斜面で巨大“噴気”現象が発生か(週プレNEWS)
先月末に発生した富士五湖群発地震の数日前、富士山の東側斜面で蒸気が噴き出していた?
昨年3月の東日本大震災を境に「富士山平成大噴火」が懸念されている。
地震、特に巨大地震と火山活動の活発化に関連があるのは過去の例から見ても明白で、最後に富士山が噴火した1707年の「宝永大噴火」の際には、その49日前にM8以上と推測される宝永地震が起こっている。
そして今回の東日本大震災では、そのわずか4日後にM6.4の静岡県東部地震が発生。そして先月28日には、富士山北東約30kmを震源とするM5.5の地震が発生し、数日間にわたり群発地震が起き続けた。
これらは噴火の前兆ともいえる現象だが、実際に噴火の初期現象といえる「噴気」がすでに起こっている可能性が高い。実は、その証拠ともいえる1枚の写真がある。それは、有名な女性占術研究家、マギーさんのブログに掲載された写真だ。1月25日の午前中に彼女が撮影した富士山は、その山腹から勢いよく「蒸気」が上がっているのである。このときの状況を、マギーさんが語る。
「この10年間ほど、私は仕事で週に1、2回は東京と名古屋を往復し、いつも新幹線の車内から美しい富士山を観察し続けてきました。この日は、午前8時40分東京駅発の新幹線に乗り、前日の雪で白くなった富士山をいつものように眺めていました。すると、小田原を過ぎたあたりで雲ひとつない富士山の東側斜面の一点から突然、ポッと白い柱のようなものが噴き出し、見る見るうちにモクモクと大空へ伸びていったんです。これはただ事ではないと直感し、慌ててデジカメを取り出しました。しかし、シャッターを押す前に山あいに入って富士山が見えなくなってしまい、そこを抜けて三島駅を過ぎたあたりでようやく何枚かの写真を撮りました。このときの写真をブログに掲載したのですが、予想外の反響が起きて、正直びっくりしているんです」
実はこの富士山東側斜面は、いわくつきの場所なのである。2003年9月にも、今回の噴気場所から標高差で約750m下の2合目付近で直径5〜15mの陥没孔が4つ出現、翌年4月まで40〜100℃の高温蒸気が噴出し続けたことがあった。その場所は自衛隊演習地内だったので一般の目には触れなかったが、現場へ通い取材を繰り返したジャーナリストの有賀訓氏はこう語る。
「最初は白い熱蒸気が轟々と音を立てて10m近く噴き上がり、やがて硫黄臭い無色の噴気に変わりました。山梨県は、樹木伐採業者が不法に埋めた木材が腐敗し発酵したために起きた現象と説明しました。しかし、冬の標高1500mの山の中で発酵など起きるはずがありません。7ヵ月間も高温の噴気が起きたのは、火山活動が原因と見るべきでしょう」
今回、マギーさんが撮影した写真では、瞬く間に白い煙が高度1000mにまで噴き上がっており、明らかに9年前とは規模が違う。今、富士山の東側斜面で何が起きているのだろうか。
(撮影/五十嵐和博)
専門家が指摘 「富士山が噴火した9世紀と今は酷似している」
2012.02.03 16:00
東京大学地震研究所の平田直教授のチームによる「首都直下型のM7級地震が4年以内に70%の確率で発生する」という試算が大きな波紋を呼んでいるなか、1月28日に山梨県東部富士五湖を震源とするM5級の地震が午前7時44分から54分にわたって連発した。
首都直下型地震だけでなく、東海地震、そして富士山噴火の可能性もささやかれているが、火山活動に詳しい千葉大学大学院理学研究科准教授の津久井雅志氏は、現在の状況は平安時代前半の9世紀に酷似していると指摘する。
「1983年と2000年に三宅島で、1986年には大島で噴火が起きましたが、9世紀にも伊豆諸島で大噴火が起きています。そして2000年の鳥取県西部、2004年の新潟中越の地震は、9世紀にも同じような場所で発生している。さかのぼると、1964年の新潟、1983年の日本海中部で起きた地震も同じ。そして、9世紀最大級の地震である貞観三陸地震があった場所で今回の東日本大震災が起きたんです」
津久井氏によると、9世紀に発生し、20世紀後半に起きていないのは、もはや東海・東南海・南海の連動地震と富士山の噴火だけなのだという。
そして、これを裏付けるような富士山の異変を指摘するのが、琉球大学名誉教授(地震地質学)の木村政昭氏だ。
「数年前から5合目より上で、噴気が吹き上がっていて、湧き水による水たまりがたくさん発見されています。富士山の山頂近くの斜面は永久凍土のため、普通はもっと低い位置に湧き水が流れるんです。これは富士山内部のマグマが上昇しその熱によるものである可能性が高い」
木村氏のもとには、旅行者のコンパスを狂わすという不思議な現象も報告されているという。
「現在、富士山の地下では地震によって太平洋プレートが大きく沈み込み、マグマが持ち上げられている状態が続いている。連動地震が発生しなくても、今後4年以内に噴火してしまうかもしれません」(前出・木村氏)
※女性セブン2012年2月16日号