労働相談奮闘記

労働者の悲痛な叫びを伝えたくて、そして解決に役立てて頂く為に

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映画“母べえ”

 今日は、依頼されていた原稿の目途もつきホッとした時、妻から「“母べえ”(かあべえ)を観にいきますか」と誘いがあった。忙中閑あり、久し振りの映画鑑賞である。山田洋次監督・吉永小百合主演のこの映画は、話題となっていたので観たかった映画である。

 風太郎は、滅多に映画は観ない。この前は、「日本の青空」その前は宮沢りえ主演の「父と暮らせば」である。
 
 観ての感想だが、暗い時代の映画である。今は、もう居ない私たちの親父やお袋の世代の映画である。最初から、最後までハンカチが手放せない映画であった。

 風太郎には、この時代は一応よく分かる。親父は、満州や五島列島へ兵隊として招集されていたし、私自身、空襲の洗礼を受けている。不思議なことに、人間は異常な光景は覚えているものである。2歳の時、親父が出征するのを甲府の駅で大勢の人たちが日の丸の小旗を振ってバンザイバンザイといって見送った光景が脳裏に焼きついている。正確に言えば、その異様な光景だけが焼き付いているのである。

 そのような光景は、「母べえ」の中でも表現されていた。今思い出せる私の人生の次の場面は、空襲の夜のことである。この夜のことは、以前、私のブログに書いている。
甲府の空襲に関する記事→記事「漱石は日露戦争に反対だった。」→http://blogs.yahoo.co.jp/huchisokun/40403018.html

話を映画に戻すが、平日の夜ということもあり、映画館は閑散としていた。若者に観てもらいたい映画ではあるが、こういうくらい映画は無理だろうなとも思う。今の若者は、日々、襲い掛かってくる火の粉を払うのに精一杯なのだ。

しかし、このような時代が、つい60年前の日本であったことを知って欲しいと思う。母べえの夫・父べえ(とうべえ)・滋は、特高警察に逮捕され獄死するという極限の世界を描いているが、この映画で描かれた権力に媚びへつらう人たちの姿は、現代にも通じるものがあると感じた。この映画では、媚びへつらう人たちだけでなく、時代に翻弄される様々な人たちの群像を描いている。民間企業や公教育の場での最近の出来事と、出来事に対峙する私たちの姿を戦前になぞらえて考えてみる必要がある。

映画の内容についてのコメントは、新聞に映画ジャーナリストの批評が載っていたので転載することにする。

【この時代の再来を許せるか】
映画は、時代や社会を映し出す鏡だといわれる。山田洋次監督・吉永小百合主演の「母べえ」は、昭和の底冷え厳しい時代にも、ぬくもりの残る茶の間を通して肩寄せあって暮らす家族の姿を生き生きと描いた作品である。
一九四〇年、太平洋戦争前夜の東京。ちゃぶ台を囲む野上家四人の猊磴戮─蹲猜譴戮─蹐般爾燭舛両个だ爾、ある夜を墳に途絶えてしまう。早朝、土足で踏み込んだ特高警察にドイツ文学者の猊磴戮─躰◆丙篥貉按展渭此砲検挙・投獄されたからだ。
 思想・言論の自由を弾圧する治安維持法が猛威をふるった時代。戦争反対を唱えただけで引っ立てられ、信念を曲げなければいつまでも牢獄に留め置かれた。夫を信じ、二人の娘と留守を守って奔走する猜譴戮─躄詑紂糞髪幣百合)の息づかいとまなざしが息の詰まるようなこの時代をこと細かにとらえていく。(うすい すみえ・映画ジャーナリスト)
【枠内:2月5日しんぶん赤旗より転載の記事】

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●労働相談はどこへ&労使トラブルの六つの解決方法http://blogs.yahoo.co.jp/huchisokun
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http://img.blogs.yahoo.co.jp/ybi/1/88/7b/huchisokun/folder/1448013/img_1448013_36313164_1?2006-07-17

憲法を守ろう

憲法違反の人権侵害が横行しています。過労死と言う言葉は外国で翻訳せずに通じる言葉となりました。憲法が改定されて、日本が米軍に協力して一緒に世界中で戦争をする国になった時、労働者の人権はどうなるのでしょうか。

戦争というものはマスコミなど全てを動員します。自衛隊員が世界のどこかで血を流して戦っているとき、日本の労働者の人権などどうでもよいことになるような気がしてなりません。

更に、憲法が改正され、日本が外国で戦争できるようになれば、軍事費は急速に増大するでしょう。アメリカから人命の提供と戦費の更なる支出を求められます。社会福祉に廻す金は無くなると思います。税金も上がるでしょう。格差はもっともっと拡大するに違いありません。

※当ブログでの個人情報の取り扱いについては右をクリック→http://blogs.yahoo.co.jp/huchisokun/17434077.html

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