西南学院オラトリオ・アカデミー合唱団 練習初日終了
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以前にお伝えした西南学院オラトリオ・アカデミー合唱団立ち上げの第一回練習(モーツァルト レクイエム)がありました。
その報告です。 はたしてこのご時世にあつまるかな〜 まあ、徐々に増えていって、2016年の西南学院創立100周年に100人集まったらすごいですよね、 と西南学院の委員会でほのぼの話し合って始まったこの企画、 ぼくの頭の中では危険信号が鳴っていた。 ・・・本当に人数が集まらんかもしれん。下手すると、モツレクが、「合唱伴奏によるオーケストラ作品」になってしまう。(実は結構良くあるパターン) そこでこれまで関わった合唱団のみなさんに、 「たすけてね」要請をだして、何が何でも第一回のコンサート11月3日「モーツァルト レクイエム」を 乗り切って軌道に乗せようと頑張った。 来すぎちゃったらどうしましょ〜? と委員会で一度ぼやいてみたら、わははと笑い飛ばされた。 僕も、一緒に笑い飛ばしたが、 委員会が終わってから、腹が立ってきた。 練習開始に先立って、説明会を開いた。 説明会は連休前に2回を予定し、2回目は「体験練習」も含んでいる。 説明会初日。 前日までの説明会参加申し込みは14名。 その段階での入団者15名。 まあ、そんなものか。でも、予想よりちょっと多めかとは思うが、よしとしよう。 と思って準備していたら、当日説明会の参加応募が25名に増えたという。 結局申込をせずにきた人を含め、50名強のおお入りとなった。 ふむ。まあそんなものか。まあ、みんながみんな、入団するわけではないし、 この中で少しでも残ってくれればいいかな・・・ しかし、その後、状況は一転する。 何があったが知らないが、 第二回説明会当日で、入団者決定者がすでに80名に達していた。 ・・・どういうことだろう。 この段階で、僕の頭の中では再び警報が鳴りだした。 やばい、練習場所であるチャペルのステージに乗り切れない。 最大の売りである「チャペルで練習」が出来なくなる。 即ち、本プロジェクトの基本前提が崩れることを意味するのだ。 恐る恐る第二回説明会申込者数を聴くと、 「90名を超えていますよ!」と喜びの(?)返答が事務室から帰ってくる。 ぴーぴーぴー! 頭の中の警告音がうるさい。 一応体験練習用の資料を160部用意してもらったが、 案の定足りなくなった。 大学の学部の協力を得て、おかりしてきた椅子50脚に、チャペルのパイプ椅子40脚。 中央にグランドピアノを置いてその左右にずらりと並べた。 セッティングを終え振り返ると、 どうみても、200名以上いるようだ。 きーきーきーきー!警報が止まらない。 平静を装い、説明会を終え、 そして、体験練習に突入。 発声は、僕がひとりで「オンステージ」。後は皆さん客席で発声。 200人みんなで伸びをしながらあくびをした(発声の一部です)。 これは壮観であった。 通常のコンサートにもこれくらいの人が来てくれたら、などと思いつつ、発声を終え、 いざ練習場のステージへ。 当然あふれた。 客席前方左右が合唱団員で埋まる異常事態である。 練習を始めたものの、僕の声も届かないし、皆さんの声も散らばってしまい、何が何だか、よくわからない。 無我夢中、というか五里霧中で練習を進めた一時間。 練習後、、むさぼるようにビールを1.5リットル飲みほした。 次の日、事務室から連絡が入り、 「あの後、50人入団していきましたよ!」と満面の笑み。 その後彼が何をしゃべったのか、頭の警報音がうるさくて良く覚えていない。 二日酔いの頭痛がひどくなったのだけを覚えている。 譜面の申し込みなどがあったので、あと2日待つことにして、一応第一段階をこれで締め切ることにした。 結果188名に膨れ上がった。 メンバーリストを眺めると、 合唱歴が僕の人生よりはるかに長い方から、 僕が日本にかえろうと決意した頃に生れた子(7歳)まで、年齢層はかなり幅広い。 合唱経験値も、 譜面読めません、歌ったことありません、から、モツレク完全暗譜組までかなり幅広い。 しかし、何といっても問題は「練習場所」である。 客席で歌ってもらうことは出来ない。練習にはならないからだ。 全員をステージに乗せられなければ、僕の合唱指導の基本コンセプトがすべて崩れてしまう。 これは即ちプロジェクト失敗を意味する。 さらなる椅子の調達を事務方に指示し、 ステージ上のスペース確保のために、 頭の中で椅子配置のシュミレーションを繰り返す。 連休中も ステージに乗り切らなかった合唱団員に叱責されて練習が中断されたり、 本番中ステージから団員が落っこちたり、 ひな壇の底が抜けたり、 結局合唱団を解散せざるをなくなったりする夢を、本当にみた。 見た夢の対応をリアルに考え、 最悪の状態をいくつも頭に思い浮かべ、対応策を練った。 しかしやってみなければわからない。 やるしかない、と前だけ向くことにした。 そしてとうとう当日。 来ました来ました、188人。 椅子も並べに並べました。188脚。 ![]() 発声を終え、 ステージに皆を乗せた・・・ ・・・乗った・・・! いざ練習が始まるとなかなかの迫力である。 (声の、というより、ひとの存在感) ここまでくれば後はもう大丈夫である。 後は、僕次第で、プロジェクトの出来が決まってくる。 ようは頑張ればよい。 Deo Gratias! 練習は第一回にしては、それなりの成果が出たように思う。 本番は、このステージ一杯ににひな壇を4段ほど重ねあげ、 合唱団員は、「壁」のように客席に向かって立ちはだかる。 客席の最前列から2列を取り払い、オーケストラは、横に広がるように配置する。 ソリストは二階の右手奥から天使さながらに歌う。 僕は、アマチュア合唱団の場合、 視界の問題さえクリア―できれば、 合唱団を前にして、オケを後ろにしてもよい、と考えているので、 これはこれで、理にかなっているかもしれない。 いろいろと前代未聞のことが多いこのプロジェクト、 是非成功をお祈りください。 また、「おたすけ」要請に快くお答え下さった合唱団の方々、 終始微笑みを絶やさず、フォローしてくれた関係者のみなさま、 そして特に、本来ならば、学院関係者(でも合唱のことはまったくの素人)がこなさなければいけない、 練習運営の現場実務を、快く引き受けてくれたコーロ・ピエーノ合唱団のみなさん! 心から感謝申し上げます。 これからが正念場。全力で頑張ります。 |


