園橋軒太郎のその場しのぎな日々

兵庫県からの雑記帳です。[日焼けしちまった]

兵庫散歩

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清盛茶屋(兵庫散歩)

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大河ドラマでの集客を期待しての「清盛茶屋」。


醤油がなく、砂糖も調味料として使われていなかった時代の、
御馳走をお楽しみ頂けます。

【清盛も食べたか平安の旨味セット】:500円(税込み)

御煎茶と、いかなご、酢昆布、魚干し、鯛の身、鮭の身、
平安漬、椎茸、おやつ昆布の中から、
お好きなものを3品お選び頂く贅沢な平安のご馳走セットです。


なるほど、期間限定の企画としては、悪くない気がする。
少なくとも私は興味があります。

「清盛の時代に茶はあったんだっけ?」と思ったが、
茶を伝えたとされる栄西はちょうど平家の時代の人だ。
また検索して調べると、
最近の研究では奈良朝の頃に伝来していた可能性が強いらしい。
だから清盛も茶を飲んだ可能性はある。
嗜好品としてではなく、薬用だったかもしれないけど。

でも、当時は纏茶(てんちゃ)であったらしい。
これがどんな味だったのか、私は知らないので、
清盛茶屋で再現してくれたら有り難いのですが、
さすがにそこまで要求は出来ませんね。


ところで、このパンフを見ながら思いました。

何故、平清盛は京都から福原への遷都を強行したのか?
きっと今回の大河ドラマでも語られるテーマでしょう。
普通は、「貿易に目を付けた・・・」で説明されます。

しかし案外、

「京都の食事はマズイ! 福原で新鮮な魚を食べたい!」

だったのかも!?

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いかなご(兵庫散歩)

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本来、先の「天井川」の記事の次は、
「湊川と新開地」について書くつもりでした。

しかし、この兵庫散歩も堅苦しい内容ばかりですので、
ちょっとこの季節ならではの脱線を。

この時期の阪神間から播磨の主婦を狂わすイカナゴでございます。
マスコミでも多く取り上げられるようになってから、
ますますイカナゴ熱は高まっているような感じです。
数年前は不漁とかありましたけど、資源的に大丈夫なのかなあ。

いつまでも変わらずにあり続けて欲しい、当たり前の季節の食品。
それがこの地にとっての、イカナゴのくぎ煮です。


こんなサイトがありました。

試しに「くぎ煮検定」ってのにチャレンジしてみると・・・

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17問正解!



昨年の今頃、
東日本大震災と原発事故のせいで食欲がありませんでした。
イカナゴのくぎ煮で、なんとか飯を押しこんだ日もありました。


◎「いかなごは 未来思いつ 食べるもの」

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天井川(兵庫散歩)

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子供の頃、このような天井川が不思議で仕方なかった。

この写真、もしかして分かりにくいですか?
見えているのは、兵庫県伊丹市を流れる天神川の土手です。
そこを車も通れるトンネルが突っ切っている。
つまり、川はその上を流れているんです。

社会科の授業だったかで、天井川が出来る仕組みを習った。
ナルホドと思った記憶はあるが、
やはり実際に極端なのを目にすると不思議に感じる。
(参考までに)

ところで、Wikipediaで「天井川」を調べてみた。
すると、主な天井川というのが載っていた。
コピペします。


渡良瀬川 - 栃木県足利市付近
常願寺川 - 富山県富山市付近
宝達川 - 石川県羽咋郡宝達志水町
長良川 - 岐阜県岐阜市付近
旧草津川 - 滋賀県草津市、現在は新河道開削により廃川。
百瀬川 - 滋賀県高島市マキノ町沢付近
天竺川、高川、糸田川(神崎川の支流) - 大阪府豊中市・吹田市
寝屋川 - 大阪府寝屋川市付近
武庫川 - 兵庫県尼崎市・西宮市(下流) 
芦屋川 - 兵庫県芦屋市
住吉川、石屋川 - 兵庫県神戸市
斐伊川 - 島根県出雲市付近
大明神川 - 愛媛県西条市三芳付近


半分以上が近畿地方ですね。

もしかしたら、
近畿地方で作られた資料をもとに書かれていて、
他地域にも数多くある天井川が記載漏れしているのでしょうか?
それとも、単純に、近畿は天井川のメッカだと捉えて良いのかな?
天井川は人間の活動の繰り返しが作り出すものだから、
歴史の古い近畿地方に多いのは分からなくもない。

特に我が阪神地域に数多いのが目に付きます。
そう、上に不思議だと書きはしましたが、
この辺りの住人にとって天井川は普通の存在なのです。

六甲山から海へ流れる川は、付け替え工事などがされてない限り、
ほとんどが天井川なんじゃないかなあ。

もちろんこういった川は、氾濫すると危ないです。

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ちょっと整理(兵庫散歩)


この兵庫散歩という一連の記事、
事前から恐れていた事態になりつつある。
どこに向かって、どう終わったらいいのだろう?

かつて「甲山百景」ってのをやっていたが、
あれは100枚の写真で終われたし、
100景目をどうするかも最初から決めていた。

ところが、この兵庫散歩は、違う。
散歩というよりは、漂流状態に近い。とほほ

マニアックに歴史書を読みこめば、幾らでも書く事はあるけど、
いくら細々とやっているだけの我がブログであっても、
それでは自分勝手すぎるし、書いている本人も楽しくない。

さてさて、どうしたものか。

ちなみに、この一連の記事を入れるようになってから、
非常に馬券成績がよろしい。
だから、いきなり打ち切るという選択肢はない。
年間馬券収支がマイナスになるまでは(あってはならぬ事だが)、
続けるのである。
ゲン担ぎ企画でもあるのですぞ。

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詳しい地図で見る

一応、簡単な地図を描いてみました。
こういうのは一番最初にやるべきなのだが、
約二カ月たってから描くのも、この企画らしい。

兵庫と神奈川には共通点が多いです。

どちらも二つの範囲があります。
県の名であり、狭い区の名でもあるけど、
その中間の市では別の名が採用されている。

「兵庫県神戸市兵庫区」と、「神奈川県横浜市神奈川区」。

だからちょっとややこしいですよね。
この「兵庫散歩」は、一応、狭い範囲の「兵庫区」がテーマです。
でも義経うんぬんなど脱線も多く、
狭い範囲に収まりきれていないのは申し訳ないとしか書き様がない。

ちなみに、「神戸」は、だいたい今の中央区にあった神戸村から。
それが市の名前にもなっています。

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菱沼一憲「源義経の合戦と戦略:その伝説と実像」

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ちょっと前に、こんな記事を入れました。

経営困難な神戸電鉄粟生線は、
一の谷の合戦に向かった義経の行軍ルートとだぶる、との内容。
「神戸の歴史」という1975年の本が元ネタでした。

「1975年の本なので、説が変わっている可能性がある」と、
言い逃れめいた文章を入れておいたように、
ちょっと説の古さが気になっておりました。

そこで、2005年出版の本書。

さて、これを手にとった理由はルートの問題なのですが、
全体の中身がとっても興味深く、一気に読んでしまいました。
義経の実像そのものも面白かったと同時に、
その実像に迫っていく方法自体に感心させられました。

私など彼は単なるケンカ屋で奇襲好みだと思ってましたが、
どうしてどうして。
屋島から壇ノ浦の戦いにかけて、
東国武士を率いた範頼が停滞気味だったのに対し、
西国の勢力を引きこんでいった義経が目覚ましい戦果を収めた、
という辺りは、なるほど、でございました。

と、この様に、本書の面白さを大いに語りたいのですが、
実はこの記事は「兵庫散歩」の一部でござります。
やはりルート問題に戻りましょう。


先の記事に地図を入れたルートは、
「自説においては同調しがたい」のだそうです。

本書を読み終えた私も、この著者の意見に賛同でございます。

ここで展開される推測は、
鉄道で言うとJR加古川線から、JR山陽本線のルートとだぶります。
確かにそう考えるのが普通なんだろうなあ。。。

わざわざ山道を行軍して苦労したなんて、
物語としては面白いけれど、
実際の軍事行動としては何の意味もないですからね。
奇襲が目的だとしても、
あそこを通ったら合戦の約束の日に間に合わぬ可能性が高い。

あぁ、粟生線さん、ゴメンナサイ!

ただ、先の記事に入れた「義経腰かけ石」は、
本書の説であっても、まだ可能性は残りますぞ。

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