ショート・ショート・ショート その44―3
|
玉川上水に沿ってしばらく歩みを進める。
三鷹駅のからほど近く、風の散歩道を進んでいくと、ほどなくして少しばかりスペースの広い場所に出た。 「ここです」 涼香が駆け寄ったその先に、記念碑と思しき碑石があった。 「ここに来たかったんです」 涼香に追いついてその碑石を見てみると、それは太宰の記念碑だった。 「いやあ、いいですね……」 残念ながら何がいいのか詳しくは分からんが、それでも余計な口は挟まないことにする、俺にとっては何でもないただの碑石でも、彼女にとっては立派な聖地巡礼の場所なのだろう。 俺たちはしばらくその場にその場にいた。涼香は繰り返し頷いたり碑石を手で触れていたりしていた。 「はあ、満足です」 涼香は満足げな溜息を吐く。 「もういいのか?」 「ええ、ここは」 ということは、他にもどこか行きたい場所があるらしい。 「もう一か所だけ付き合っていただきたい場所があるんですけど……よろしいですか?」 「もちろん、構わないよ」 すると彼女は笑みを浮かべて俺に背を向けた。 To be continued
どうもこんばんわ、Ifです。
さて、東京都の漫画規制条例案が可決されてしまいましたね。このままだと本会議でも可決されてしまいそうです。
今のところ小説に影響はありませんが、いつこのような規制がかかるか分かりません。今のところはそのような小説は書いておりませんがいつ書くことになるかも分かりませんので不安ですね。
では、本日はこれで。 |







自分も不安です
2010/12/15(水) 午後 4:43