しあわせの灯り〜移植腎とともに

2009年10月に姉をドナーとして「血液型不適合腎移植」を受けました。

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この腎移植の体験記は、のんびりやの私には珍しく毎日更新をめざして、がんばってきました(^^;

(多少、余分なものも入ってしまいましたが・・。)


私は移植前にすごく不安があり、腎移植体験のブログを目を皿のようにして見ていました。

手術前に、色々な情報を得ることが出来、本当に良かったと思っています。

そんな経験から、移植を予定している人たちは、きっと早く見たいのではないかな・・・と

勝手に思って更新を続けてきました。


また、血液型不適合の体験記が少なく、未だに脾臓を摘出すると誤解している人も多く、

免疫抑制剤の副作用についても誤解が多いと思ったからです。


今は副作用の多発するステロイドに代わって、新しい免疫抑制剤が次々に開発されています。

それなので、ステロイドに頼っていた昔とは、副作用の出方も違っているように思います。

さらに、私と同室だった人が 透析施設を出る時に

「どうせ、5年しか持たないよ」とか「免疫抑制剤の副作用が半端ないよ」と言われて来たと

言っているのも気になりました。

もちろん、移植腎は一生ではありません。いずれ、透析に戻ることもあるでしょう。

それは、皆 言葉に出して言わなくても覚悟していることなのです。


1995-2000年の集計によると5年生着率は91.5%、

2002年に新しい免疫抑制剤を使った結果は更に良くなっていて、年々向上し続けています。

今は2009年、薬も技術も更に進化していることは間違いありません。

たしかに、5年生着も10年生着も100%ではありません。

けれど、それはこの世に生きる人たち、全てに言えることのようにも思います。

明日のことは誰にもわからないのです。

健康な身内の身体を傷つけて、臓器をもらうという「迷いや葛藤」を乗り越えてきた私たちは、

それでも10年、20年と生着している大勢の先輩の背中を見ながら、走って行こうと決めたのです。


まだ、術後によく現れるという尿路感染症(膀胱炎)へと再入院は続くわけなのですが、

いったん、腎移植手術の入院を振り返ってみたいと思います。


この腎移植での入院期間は17日間でした。

病院によっても、また同じ病院でも科によって、入院期間の差はあるかと思います。

また、個々の状態によっても、若干違いがあるのだとは思いますが、

私が移植手術を受けた病院の腎臓外科では、全国から患者さんが詰め掛けているので、

何も問題がない場合は、術後2週間程度で退院する場合が多いようです。

また、私は血液型不適合のため術前の入院期間が、適合の人に比べ2.3日長くなっています。


ここにたどり着くまでに、24年間の苦しい腎臓病との闘いがありました。

また、腎移植を決心するまでにも、苦しい葛藤がありました。

一度決心したものの、入院間際になると 心が不安定になり、

健康な姉の体を傷つけて、苦しい思いをさせて、本当に私の決断は間違っていなかったのか・・・と

最後の最後まで、ゆらゆら迷い考えてしまったことも事実です。


そんな不安定な心を救ってくれたのは、

術前に同じ病室だった、お兄さんに腎臓を提供したドナーのNさん。

「誰に感謝されなくともいい、お兄さんに元気になってもらいたい」との一心だったNさん。


私と同じように血液型不適合で移植手術を4ヶ月前にした隣のベッドのYちゃん。

いつも「私だってしたんだから、大丈夫だよ」と不安な私を励ましてくれました。


担当ナースのきめ細かい、やさしい看護。

何度もかわるがわる顔を出してくれた担当チームのドクターたち。


私は、たくさんの出会いと 周りの人に支えられ この手術を乗り越えることが出来ました。


手術直後は、多少 苦しいこと、痛いこと等はありましたが、

過ぎてしまえば、あっという間だったように思えます。


でも、ここがゴールではありません。ここが私の新たなスタート地点なのです。

移植腎を長く生着させていくための闘いが、始まったのだと思っています。


姉が自身のブログに書いてくれています。

「腎臓は半分になったけど、幸せは何倍にもなった」・・・・と。


私は、この「何倍にもなった幸せ」を 減らさないために、失くさないために、

自分に出来ることは、最大限の努力をし続けようと心に誓っています。




最後に

この体験記が、これから腎臓移植をする方の何かのお役に立てたのであれば幸いです。


ありがとうございましたm(_ _)m


つづく。





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しあわせ☆はんぶんこ

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