ローマ人の物語 塩野七生 全巻完読! (読書記録)
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いまさらだが、塩野七生さんのローマ人の物語を完読した。 文庫で40巻(キリスト教の勝利まで)、最後のローマ世界の終焉のみ単行本である。(現在は、全巻43巻文庫化が完了している) ローマの最初の勃興を描く「ローマは一日にしてならず」と世界史に名高い戦いを描く「ハンニバル戦記」までについては、一回、記事にしているが http://blogs.yahoo.co.jp/ihonokishi/63262422.html、それ以降まったく記事にできていない。 最後まで読んで思うのは、本当に読んでよかった!ということである。(キリスト教の勝利から最後のローマ世界の終焉は、ローマが滅びゆくところで、またその滅び方も劇的な滅び方ではなく、なすすべもなく、みじめに滅んでゆくので、なかなか本が進まなかったのは事実であるが・・・・) ユリウスカエサル(文庫で13巻まで)までは、とにかく波瀾万丈、目の前で展開されているごとき戦闘シーンの描写、象の突進、重装歩兵の激突、駆け巡る騎兵隊に圧倒される。 また、ローマ人の数限りない英知(都市造り、政治システム、軍隊の仕組み、植民地政策・・・)など、に圧倒される。ローマがパックスロマーナを享受し、長く繁栄したのは、決して偶然ではなく、これらのローマ人の英知があったからこそということがよくわかる。 文庫本は、43冊あるが、1冊が非常に薄く、持ち運びに便利で混んでいる通勤電車でも読めるので、長くて躊躇されている方も、まず読み始めてほしいと思う。質の高いエンターテイメント小説と同じように、すらすら読める。カエサルまでの13巻までは一気呵成である。 さあて、次はヴェネツィア共和国にいきますかね。
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