なくさない! 飯坂温泉 共同湯

2006年の共同湯4湯廃止問題を受け「なくさないで!飯坂温泉 共同湯」として開設。2016年は「震災後」関連エントリも更新予定

野口邦和氏

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野口先生の講演会続き
 
野口先生の講演内容

【1】半袖、洗濯外干しOK
http://blogs.yahoo.co.jp/iizakaumare/35477159.html
【2】暫定規制値は「緊急時なので我慢して食べて」という意味である
http://blogs.yahoo.co.jp/iizakaumare/35486315.html
【3】科学の問題ではなく、その人の人生観の問題
【4】大惨事になった仕組み
 
 
 
 
 

排出された放射性物質の種類と量

排出されたのは、いろいろなものがある。半減期が短いものは、あまり話題に上らないが、希ガスのキセノン133がいっぱい出た。テルル132というのも出た。ヨウ素131、ヨウ素133、セシウム134、セシウム137、ストロンチウムなど全部で41種類。
 
原子炉内の量は、ヨウ素131が5×10の18乗ベクレル。原子力安全保安院によると、大気中に放出されたのはヨウ素が1.6×10の17乗ベクレルなので、原子炉内の約3%が外に放出されたことになる。
原子炉内のセシウム137は5×10の17乗ベクレル。だから原子炉では、セシウム137は、ヨウ素131の10分の1の比率だということ。
そして、セシウム137は、保安院によると、1.5×10の16乗ベクレル、原子炉内の2〜3%が放出された。
 
セシウム134(放射化物):137(核分裂生成物)は1:1の割合で出た。チェルノブイリは1:2だったので、チェルノブイリよりは、まだいいということだ。(134は半減期が137より短いので)
 
ストロンチウム70はほとんど出ていない。ウラン、プルトニウム238はない。出ていても原発の敷地内外にとどまっているだけだ。(プルトニウム238は核実験ではできないが、原発ではできる)
 
みの(もんた)さんにテレビのあと聞かれたんです、「先生、どうして広島や長崎の後は、爆心地に人が住めているのに、どうしてチェルノブイリは25年たった今でも30キロ以内住めないとか、100年住めないとかいうのですか」。
これは、いい質問だと思いましたね。どうして番組の中で言わないか。彼も、電波に乗せてはまずいという何か、そういう気持ちというか何かがあったんでしょうが(笑
原爆の場合は、ウランの核分裂は100万分の1以下で連鎖反応が終わっており、セシウムができないんです(※なんかよくわからない)
でも、原子炉は、運転し続けているので核分裂の後のものは残るので、一度出ちゃうとやっかいなんです(※つまり、長崎広島よりも今回の原発の方が深刻だということですね)
 
チェルノブイリに比べてどのぐらい出ているのかということは、半減期が長くて問題なセシウム137は、6分の1から7分の1出ています。でも半分は海に落ちています。だから、大地の汚染だと、12分の1から14分の1の面積で済む。
だから、その地に戻れない人は当然出てくる。相当深刻だ。
 
5月の日米共同土壌調査は、300メートル、400メートルといった粗い調査なので、今後、10メートル単位で調査を行っていくだろう。同じ同心円でも、川内村なんかは早く戻れるのではないか。農業再開や補償の問題も含め、しっかりやっていかないといけない。
 
 

 
野口先生の予言どおりになりましたね。川内村、避難区域解除で戻ることになりませんでしたか?
川内村はかなり早いうちから防護服で一時帰宅をやっていましたが、
福島市よりも線量が低いのに、あのかっこうは何の必要があるのかと思っていました。
 
福島県副知事が難色とかいうニュースを見ました。意味不明です。
 
 
野口先生、大地の汚染について言及されています。
 
チェルノブイリでは、第1区域:148万ベクレル/㎥                =3100k㎡
            第2区域:55.5万ベクレル/㎥〜148万ベクレル/㎥=7200k㎡
            第3区域:18.5万ベクレル/㎥〜55.5万ベクレル/㎥
                  3.7万ベクレル/㎥〜             =125000k㎡
 
第1区域というのが、居住禁止区域。高齢者を中心に800人が住むのは黙認
第2区域は、特別放射線管理区域。農地利用禁止。27万人が居住
第3区域というか3.7万ベクレル以上の汚染区域は500万人。
 
         
ということで、福島にあてはめましょう
12分の1として12で割る
 
第1区域=258k㎡=かなり大雑把ですが=例えば、どのぐらいかっていうと10㎞×26㎞
第2区域=600k㎡              =30㎞×20㎞
第3というか汚染区域=10416k㎡     =100㎞×100㎞
 
福島県の面積が13782k㎡
 
14分の1の比較がありますから、野口先生の概算だと、さらに小さくなります。
 
今、同心円で20キロとか30キロとかで書いてますので、大体、
想像してみてください。
(地図を重ねる腕は、私にはない・・・)
 
 
こんなブログがありました、
福島県内で土壌中の放射性物質「セシウム137(半減期30年)」の蓄積量を算定したところ、上記に相当する1平方メートル当たり148万ベクレル以上の地域は、東京23区の面積に相当する約600平方キロ、同55万〜148万ベクレルの地域は約700平方キロあり、それぞれ複数の自治体にまたがっている。
実際に土の汚染をみたものからは、
第1区域はなんかかなり違いますね。どうなんでしょうか。
降り積もりやすかったところ、地形の関係でしょうか。
第2区域は、ほぼ、可かと・・・。
 
 
で、第2区域に関しては、私が直接、野口先生に質問した通りですが、
55.5万ベクレル(第2区域)で強制移住ということについては、誤解があります。
 その地域内で 多くの人たちは、そこから立ち退いていません。
 その土地に 住み着いたままの人がいます。」→これ恐らく、↑に記載の27万人
 
となりますと、やはり福島全県避難はやりすぎではないかと、私には思えます。
さらに、同じセシウムでも、半減期30年と長い137は、セシウム全体の3分の1で、
チェルノブイリの2分の1より少ない。
 
この方、こうも言われています。
福島県から遠くで暮らしている人たちが「福島県全体を立ち入り禁止区域にしないのは殺人行為だ」などと主張しても、当の殺される側の我々はそんな簡単な理屈で動けるわけはない。福島に暮らし続け、放射線の影響で将来死ぬ(かもしれない)人の数より、福島から追い出されることで今日明日にでも死ぬ人の数のほうが桁違いに多いことは明白だ。
 
 
 

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