第1面(江戸時代)と第2面(16世紀)の遺構群
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烏丸キャンパスの調査では、先週末に空撮を行いました。東半部の京都市埋蔵文化財研究所の調査区は16世紀を中心とした遺構群、西半部の同志社大学の調査区では江戸時代を中心とした遺構群が検出されています(下の写真参照)。
西側調査区の南西部では多量の近世陶磁器が出土し、土坑などが密集して検出されています。おそらく江戸時代の町家の遺構群と考えられます。烏丸通りに沿った町家でしょうが、調査区北辺までは伸びていません。近世の絵図には、烏丸通りは上立売通より北側には伸びていないことがわかっています。おそらく烏丸通りの北端の町家の背後部分を検出しているのでしょう。言いかえれば、絵図通りに烏丸通が途切れている状態がわかります。
また、町家遺構の集積部分以外は、相国寺の寺域と考えられます。西側調査区はまだ第1面で現代撹乱などが多くて判然としませんが、東側調査区では根固め石と考えられる集石遺構や集石墓などがいくつも検出されています。また、地下蔵として用いられた、石室もいくつかみられます。寺の雑舎などが建てられていたものと考えられます。これらの遺構からは16世紀の土師器皿などが出土しており、戦国〜安土桃山時代の相国寺の施設群と考えられます。
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