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全7巻 作:三浦 実子 月刊少女フレンド、ザ・フレンド掲載(1994〜96)/講談社
【あらすじ】
森沢甲斐と佐藤竜樹は、幼なじみの高校1年生。
まじめで勉強のできる甲斐、スポーツマンでいい加減な竜樹と、
タイプは違うが仲の良い二人だった。
春休みのその日、甲斐を後ろに乗せ、バイクで峠を疾走していた竜樹は、
トラックと衝突事故を起こしてしまう。
バイクから投げ出された甲斐が意識を取り戻した時、覗き込んだ鏡の中には、
見知らぬ少女が映っていた。
そして、兄だと名乗る青年から渡された新聞記事には、
甲斐の死亡事故の記事が載っており、甲斐は自分が死んだこととともに、
今の自分が藤井茉莉花(まりか)という少女の身体に宿っていることも知るのだった。
とにもかくにも、茉莉花として暮していく覚悟を決めた甲斐だったが、
やがて、茉莉花が甲斐であることに気付いた竜樹や、
“戻ってきた”茉莉花本人、そして茉莉花の愛する血の繋がらない兄の瞬が絡んで、
物語は大波小波を繰り返しながら、感動の結末へと進んでいく。
【感 想】
生まれ変わりラブ・ファンタジーといったところでしょうか。
とても面白い作品でした!
シナリオの妙とでもいうのでしょうか、
良く練りこまれたストーリーで、すんなりと気持ちよく読み進めることができました。
話の展開も想像通りだったり、裏切られたりと、大波小波を繰り返しながら
飽きのこないように工夫されていますし、
4人の主な登場人物それぞれを、
別立てのサイドストーリーも織り込みながら、キッチリ描き切っているので、
未消化的な不満が一切残らなかったのも、読後感の良さに結びついていると思います。
また、登場人物たちが交わすコメディタッチのやりとりは、この作品のもう一つのウリであり、
本当に楽しませてもらいました。
爽やかで、切なくて、笑えて、
昔の作品なのに、きっとこれからも色あせることなく読み返していける作品の一つになると思います。
結末も、それまでのストーリー展開から、
かなり期待していた割には…という思いもありましたが、それは贅沢の言いすぎかもしれません。
ちゃんと納得のいく形でいながら、けっこう奇抜な工夫もされた、良いラストだったと思います。
絵は、上手いわけではないと思いますが、大変味があって良いと思います。
人物のギャグ顔は、個人的に大変お気に入りでありました。
スッキリとした線描はとても読みやすいので、
絵柄で敬遠せずに、ぜひ読んでみてもらいたい作品です。
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ちょっと懐かしいですね♪生まれ変わりという設定がごく自然に受け入れることの出来る展開のうまさだなと思います。同じ作者の「KIRAI」という作品も面白くて好きです♪
2005/12/26(月) 午前 0:49 [ カリン ]
花梨さん≪連載されていた時には知らなかったのですが、こういう作品に出会えると、漫画読み冥利につきると思います!他の作品も読んでみたいと思います。
2005/12/26(月) 午後 0:22