政界再編とは
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鳩山邦夫氏が自民党を離党し、政界再編を期待する向きも有ったが、未だ誰も同調者がおらず、孤立化して
急速に萎んでいる様だ。(かつて鳩山五人衆と呼ばれた田村憲久氏、河井克行氏、吉川貴盛氏、戸井田徹氏、
馬渡龍治氏の面々や、鳩山氏が裏でバックアップしていたとされる政策集団「のぞみ」の山本有二氏、鴨下
一郎氏、古屋圭司氏、古川禎久氏、衛藤晟一氏は手を差し伸べようとする気は無いのだろうか。)実は鳩山氏が
画策した事は望まれている政界再編では無い。選挙区事情で政治理念が異なる人々が同じ政党内に存在
する、民主党と自民党を整理し、数合わせではなく主義主張や政策が一致する者同士で政党を再構成する事
こそ、政界再編の意義と言えるだろう。従って財政健全派の与謝野氏と上げ潮派の舛添氏の仲介役など、野合
以外の何物でもない。
現在の政界を区分すると一つは保守対リベラル、もう一つは大きな政府対小さな政府に分ける事が出来る。
1.リベラル派かつ大きな政府
民主党の大半、公明党、社民党、共産党、自民党リベラル派(加藤紘一氏など)
2.保守派かつ大きな政府
自民党守旧派、国民新党、改革クラブ、平沼グループ、民主党保守派(前原国交相など)
3.保守派かつ小さな政府
みんなの党、自民党改革派
上記は現有政党や勢力をそれぞれのカテゴリーに分類したものだが、リベラル派かつ小さな政府という主義
主張は存在し得ない。リベラル派の社会民主主義では格差是正を所得の再分配で行おうとする為、必然的に
大きな政府を必要とする事になるからだ。また保守派かつ大きな政府の勢力が占める割合が大きいのは日本的
特徴と言えよう。二大政党制のアメリカやイギリスでの保守派の立場は小さな政府が基本に存在する。
現在の三党連立政権の足並みが揃わないのは、国民新党が保守派で参画しているのと、社民党が非現実
路線(共産党にも言えるが)を取っているからだろう。また自民党が一枚岩に成れないのは守旧派の大きな
政府と改革派の小さな政府の路線対立が有るからだ。上記の三つの方向性でそれぞれが政党を結党し、
過半数に達せずとも連立政権を組まず、第一党が為政を行えば、政治の方向性としては理解し易い様に成るの
だが、現実的には幾つかの難点が存在する。
1.リベラル派かつ大きな政府 公明党の政教分離と社民党、共産党の現実路線への転換
2.保守派かつ大きな政府 民主党保守派が合流する為には他の勢力の世代交代が不可欠
3.保守派かつ小さな政府 特に問題無し(舛添グループがみんなの党と合流すれば完了)
何時になれば55年体制に代わる新しい政治体制が確立するのだろうか。 |

国民新党は、現在の連立政権の中では保守らしさを出し、民主左派、社民の暴走を食い止めるのに一役かっている。しかし、亀井氏自身は本当に保守なのでしょうか?亀井氏の「ご皇室の移転発言」を考えた時に、実は左に寄りたがっているのではないか?とも感じてしまいます。
思想で政党が区別されれば解かりやすいが、両端思想の暴走を止める連立も必要だとも感じております。
傑作です!
2010/3/18(木) 午後 8:20 [ 次郎長 ]
民主党はリベラル、個人重視ですが、大きな政府かというと?です。
機会の均等は明言していますが、平等については自己責任を重視していると思っています。
本来は小泉改革と同じ小さい政府を目指していたと思いますが、小泉自民党との対決、小沢氏の取り込み、社民党合流組(労働組合)を通じて、変質している印象があります。
2010/3/18(木) 午後 8:52 [ K9 ]
先日は、コメント有難うございました。
ブログの記事、幾つか拝見しましたが、大変勉強になります。
確かに、鳩山邦夫氏の、今回の一連の行動には無理があると思います。
近い将来、舛添氏は、渡辺氏との合流が一番自然な流れでしょう。
与謝野氏は、どの流れと合流するのか?今の所見えないけど、今後、何らかの動きがあるのかも知れませんね。
個人的には、3の「保守派かつ小さな政府」的な党の躍進を、国民が望んでいるように思えるのですが‥…。
2010/3/18(木) 午後 9:47
「信念」を感じるかどうか。
いろいろ出てきますけど大抵「権力欲」しか感じなくて萎えます。
2010/3/18(木) 午後 10:24
短気筒さんへ
皇居が今の位置なのは明治時代以降の事ですから、拘る必要は無いと
思いますが、国事行為への参加や警備を考えると、現状がベストで
しょうね。
最左翼は共産党で他政党と合流して大政党として政権の座に就く事は
無いでしょう。最右翼は自民党内に有りますが、政権の座に有りながら
長年、自制して来ました。連立政権において足して二で割る様な効果が
半減しかねない政策が実行されるより、意図、効果共に明らかな政策の
方が良いのではないでしょうか。
2010/3/18(木) 午後 11:51 [ 憂国烈士 ]
k99999five9さんへ
岡田氏、前原氏が代表を務めている頃は小さな政府に言及していましたが、
小沢氏に代わって方針も変わりました。選挙対策とも取れますが、
あれだけバラマキ政策を掲げては、もはや小さな政府を標榜しているとは
言えないでしょう。
2010/3/18(木) 午後 11:57 [ 憂国烈士 ]
私は「保守」の意味が分からなくなりました。
政治の世界での「保守」は、「天皇制維持」・「単一民族主義」・「親米主義」と、どのように関わるのでしょうか。
最近、読売新聞や産経新聞が「保守」というより、単に「親米」なだけではないかという気がしています。その点からすると、アメリカと少しは対等の関係を求めて隷属関係から抜け出そうとしている民主党の方が、日本の独立性を保とうとしているように思えます。親米と保守がごちゃごちゃになっているような気がするのですが、いかがでしょうか。
2010/3/18(木) 午後 11:58 [ 香港フリーク マンマ ]
志的好奇心さんへ
日本の社会では中道右派の存在が一番、多い様に感じますし、彼等が
今迄、自民党を支持して来たと言えるでしょう。また小泉元総理への
未だ高い評価や、国家の財政状況、借金や増税への嫌気を考えれば、
小さな政府を受け容れる意識も充分と思われます。実際、みんなの党の
支持率は伸びており、参院選でも新たな議席の獲得は間違いないかと。
2010/3/19(金) 午前 0:12 [ 憂国烈士 ]
Yadaさんへ
大きな政府の勢力が、民主党、自民党共に選挙での得票を前提とした
方針になっているのが問題でしょうね。ただ小さな政府の勢力が出現し、
選択肢となりつつある今、国家財政状況も鑑みて国民が判断出来るので、
状況は変わるのではないでしょうか。
2010/3/19(金) 午前 0:19 [ 憂国烈士 ]
香港フリーク マンマさんへ
ネット社会では極右思想の方々が一大勢力を築いていますので、保守の
解釈が極端な方向に取られがちですね。
・天皇制維持 民主党が廃止するとはしていません。
・単一民族主義 アイヌ民族を自民党は否定していません。
・親米主義 この側面は有りますね、対中よりも対米重視の様な。
顕著なのは安全保障でしょうか。憲法改正を自民党は党是として結党
されていますし、日米安保も積極的です。経済では自由主義、市場主義で、
資本家、大企業、経営者重視の政策を取る辺りは、米国の共和党や
英国の保守党と共通していると思われます。また従来の社会慣習に
重きを置く傾向が有るとも言えるでしょう。
一方でリベラルが嫌米かと言えばそうではないでしょうし、一つの
事象に対する見解の程度の差と捉えれば良いのではないかと思いますが。
2010/3/19(金) 午前 0:59 [ 憂国烈士 ]
大きい政府小さい政府という言い方はもうあまり通用しないのでは。
ただどんどん民間を活用せよという考えには同調しますが。
2010/3/19(金) 午前 6:11
日本経済が衰退して底が見えたら、欧州のような文化が芽生えて来て欲しいと願っています。北欧のような「福祉拡充」を目指すのか、麻生前首相の申したように「中程度の福祉国家」を目指すのかを先ず決めなければ成りません。予測される日本の今後の政体は、「3.保守派かつ小さな政府」に人気が集まるように思います。すると福祉の方は衰退し、経済は更に沈下するのではないでしょうか。難しいですね。
貴重な分析です、ポチ。
2010/3/19(金) 午前 11:41
tadさんへ
財政赤字で大きな政府と言い難くなっているからでしょう。原口総務相
などは「調度良いサイズの政府」と訳の分からない事を言っています。
一方、みんなの党の渡辺代表は小さな政府を明言してますね。
2010/3/19(金) 午後 9:02 [ 憂国烈士 ]
さんりゅうさんへ
一般的には欧州は社会民主主義の大きな政府、米国は自由主義の小さな
政府と言われていますね。前者は福祉、後者は経済発展とアメリカン
ドリームを国民に提供しています。保守派かつ小さな政府は上げ潮派
でも有りますから、経済は発展しますが、格差は拡がるでしょうね。
2010/3/19(金) 午後 9:08 [ 憂国烈士 ]