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日本の選択、世界の洗濯――イザ!

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難民激増に困惑・混乱するドイツ
平井修一

リベラルという脳内お花畑的寛容がとんでもないことになっている。明日は我が身、と日本人は警戒しなければならない。

川口マーン惠美氏の論考「ドイツが抱える最大の問題はギリシャ危機ではない。激増する「難民」だ 頻発する難民お断りデモ、受け入れ宿舎の放火・・・」(現代ビジネス7/31)から。

<*難民庇護はドイツ国の義務だが

ドイツ基本法(憲法に相当)には、「政治的に迫害される者は庇護権を享有する」と明記されている。ナチの時代にユダヤ人を排斥したことへの反省と、逃げたユダヤ人が外国で助けてもらったことへの感謝が、ここに表されている。つまり、「難民庇護はドイツ国の義務」という解釈だ。

そんなわけで、今までかなり気前良く、難民、および亡命者を受け入れ続けてきた。90年代、ソ連や東欧が崩壊した時も、ユーゴの内乱の時も、多くの難民がドイツに駆け込み、申請をし、最終的に多くがドイツに留まることになった。

しかし、現在、当時とは比べ物にならないほどの数の難民がドイツに押し寄せている。今年の1月から6月までの半年間で、約18万人! 1日1000人の計算だ。しかも、その勢いが下火になる様子はない。それどころか、おそらく年末までには、45万人に膨れ上がるという。ドイツは今、騒然としている。

*ドイツ中、予算も宿舎もとにかく足りない

しかし、(難民認定の)チャンスがないとわかっていながら、今、バルカン半島からの"亡命"希望者が、雲霞のように殺到している。実に全体の半数以上が、バルカンの、難民資格も亡命資格もない人々なのだ。

チャンスはないといえ、来た以上、審査が終わるまでは衣食住は保障される。難民の保護は州政府の仕事(もちろん、国から経済的な補助は出ている)だが、どこも現在、経済的にも、また、物理的にも、破綻寸前だ。いや、ほとんど破綻している。

バイエルン州は、ドイツの中でも比較的豊かな州だが、この半年で、新たに2万8083人の難民が押し寄せた。16年の終わりまでに難民関係の経費は、30億ユーロを超えるだろうという。同州の財務、厚生、環境の予算を全部合わせたよりもまだ多い。

そんなわけでドイツ中、宿舎がとにかく足りない。体育館や、廃校になった学校、使っていない工場、急遽建設した仮宿舎、町外れの空き地に設置したテント、コンテナ、あるいは一般住宅やホテルやユースホステルの借り上げと、ありとあらゆる手を尽くしているが、それでもまだ足りない。

難民の宿舎を住宅地のそばに新設する、あるいは、普通の住居を借り上げて難民を住まわせようとすると、周辺住民の反対も凄まじい。小さな村などで、突然、言葉の通じない、しかも、風貌の異なる人々が急増すれば、人々が不安に思う気持ちはよくわかる。しかも、多くの難民希望者は若い男性だ。バルカン半島には、ロマも多い。治安の問題、病気の問題、衛生の問題と、心配し始めるとキリがない。

自治体によっては、経済的に困窮し、増税したところもある。そうでなくても複雑だった国民の難民に対する感情は、さらに複雑になってきた。難民お断りのデモが頻発し、難民のために用意していた宿舎が入居直前になって放火される事件も、すでに175件、起こっている。難民の宿舎の周辺は不穏で、ドイツの警察が守っている状態だ。

*アルバニア人がドイツを目指す理由

チャンスのない難民がなぜやってくるかというと、まず、審査結果がでるまでに時間がかかることがわかっているからだ。現在、管轄の部署は、どんなに人を増やしても審査が追いつかない。結果が出るまで早くて半年、遅いと14ヵ月もかかる。ドイツの役所には、審査を待っている申請書が24万通も溜まっている。

しかも、待っているあいだは、衣食住のほか、月々のお小遣いも出る。バルカン半島の平均月収が300ユーロほどであることを考えれば、これは大きい。子供を3、4人も連れていれば、一家であっという間にその二、三倍はもらえる。

そのうえ、一番の魅力は医療だ。バルカンでは、貧しい人にとって医療は高嶺の花だが、ドイツで難民申請をしているあいだは、無料で医療が受けられる。だから、病気の治療を目的で来ている人も多いという。

うちの末娘は、2013年、14ヵ月間、アルバニアでボランティアをしていた。最近、ものすごい勢いで、同地の人々から連絡が入り始めたという。知っている人も、あまり知らない人も、全員決まって、「ドイツに行きたい。力になってくれないか」という相談だそうだ。

先日、バイエルン州の州知事ゼーホーファー氏が、資格がないとわかっている人たちが誤った期待を抱かないよう、審査のスピードを上げ、速やかに帰ってもらうと宣言した。それを心がないと非難する人もいるが、彼は、現状を見て、政治家としておそらく正しいことを言ったに過ぎないのだと思う。

一方、緑の党などは、もっと受け入れろと強硬だ。しかし、いったい何人、どうやって受け入れるのか、そして、そのコストは誰が負担するのかといったことには、一切触れない。具体的な問題点を避けたまま、感情だけに訴えるやり方は、緑の党の常套手段だ。

*難民問題はまだまだエスカレートする

7月27日、ドイツ各州の内務大臣がシュトゥットガルトで、難民問題についての緊急会議を開いた。しかし、これといった妙案は出ない。難民にあげるお小遣いを大幅に減らすとか、旧ユーゴやアルバニア、コソボなどと取り決めてある、3ヵ月間の相互ビザ免除協定を停止して、ビザの義務を復活させようなどという意見が出ただけだ。そうすれば、少なくとも、国境のところでビザのない人の入国を止められる。

難民問題は、一つ一つの物語を聞くと可哀想で、とても追い返す気にはなれないからこそ難しい。私がバルカンに生まれ、病気の子供を抱え、職もなく、希望もなかったとしたら、おそらく、どうにかしてドイツに行こうとするだろう。せめて、子供を病院に連れて行きたいと思うだろう。

卑怯なのは、アルバニアやコソボの政府が、一切、何の声明もコメントも出さないことだ。自国民が、これほど苦しみ抜いているというのに、知らん顔している。

最新の世論調査では、ドイツが抱えている最大の問題は、ギリシャの金融危機ではなく難民だと、多くの人が答えた。難民問題のエスカレートは、すでに想定内だ>(以上)

赤色汚染されていた頃の小生は日本を呪っていた。悪逆非道の限りをつくした悪い国だと洗脳されていた。その後、共産主義者も虫を殺すように殺しまくったじゃないかと知ったが、それから何十年たっても中韓が日本を叩き続けるので、2003年から近現代史を勉強し始めた。今はすっかり除染し、再生の過程にあるが、日を追って「日本はいい国だなあ」との思いを強くしている。

昨日も平穏、今日も平穏、明日も来月も来年も平穏だろうなあとほぼ確信できる(もちろん天災、人災はあるけれど)。こういう国というのは、世界を俯瞰すると実に少数派だろう。いくら難民受け入れに反対だとしても、宿舎に火をつけるほどの憎悪を日本人はまず持たない。

日本では政策に反対だからとか、中韓北の横暴を許さないとかいっても、精々プラカードをもって大人しくデモをするくらいだ。憎悪むき出しで機動隊に突っ込むなんていうシーンは1971年あたりが最後だったと思う。年々、穏和な国になっていると思う。

今、日本人が守るべきは穏和な日本であり、努力すべきはアジアの安定だ。アジアから中共の危険を除去し、アジアが穏和になるように諸国と協力していく。そのためにできる限り抑止力、反撃力を高め、しっかり備えていく。必要なら武力を行使する。戸締り用心、火の用心だ。

先進国としてそういう当然の義務を果たしていかなければ、周辺諸国からの信頼は得られない。トモダチが困っている時に助けなければ「一国平和主義のエゴイスト」と軽蔑されるだろう。

それは我々の祖父母や父母が命懸けで守った日本の名誉、愛国心、義侠心、勇気をひどく毀損することになる。子孫としての大不孝、大恥だ。世界から植民地を一掃する魁となった日本という超一流のブランドを、命懸けで守っていくのが我々の義務であり、かつ大いなる名誉だ。

「一旦緩急あれば義勇公に奉じ、以て天壤無窮の皇運を扶翼すべし」。穏和な日本、平和のアジアを守るために、教育勅語の精神で難局を乗り越えていくべし。イザ!(2015/7/31)

・・・・
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このご時世、普通の国であることを維持するのは、並大抵ではありませんね。とりわけ、この東アジアに位置するわが国にとっては。
実は、時代が厳しいときほど、矛盾するようですが、「わが身大事」が重要です。歴史がそれを証明しています。

2015/8/1(土) 午前 10:53 [ gom*si*ta*o ] 返信する

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