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この方は昭和40年代前半から50年まで幕内で活躍されました。相撲振りは正攻法の寄り相撲だった
と思います。昭和48年九州場所では同じ石川県七尾市出身の輪島が幕内で優勝、時葉山が十両で優勝す
るという快挙もしておられます。
しかしこの方が何よりも凄いのは現役時代に一回も待ったをしなかったと言うところです。引退された
時の新聞記事を覚えておりますが「どんな力士でも土俵に何か残すと言われるが時葉山では一回も待った
をしなかったことだ」と言うようなことを書いてありました。
この方は時間前に気合満点になり仕切りの2回目か3回目に左差しの形で立っていくというのを1回では
なく何回も見た記憶があります。時間いっぱいになって相手に合わせず突っかかると言うのではないんで
す。時間前からいつ相手が立ってきても受けれるように闘志満々であがっているということなのです。
相手が立ってきた場合はたとえ自分が不利な態勢であろうと必ず受けると言う師匠の教えを忠実に守って
おられたわけですね。
こういうコケの一念的な信念を持ってそれを守られる方と言うのは嫌いにはなれないですね(笑)。
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