へんてこバードの日々是好日

サボテン・多肉植物が好き、ふたつで十分ですよ。分かって下さいよ。

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Buffaloの茄子LinkStation LS-1000GL ヂャンク品を蘇生させる。01

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さて、またまた茄子(NAS:ネットワーク・アタッチド・ストレーヂ)関連だ。最初にゲットしたものよりかなり後発なので、より洗練されているかと。ヲクで2000円弱でゲット。ハードディスクはなくしかも動作不能、大丈夫かよゐとうさん?心配無用っ酢。サクッと直して使うよ。この手の茄子は修理や改造例が豊富に開示されていて困らない酢。

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とりあえづバラしてみる。こちらを参考にするといいかも。出品者によるとハードディスクを入れているとエラーが出るそうなので、すぐに電源を疑う。過去の事例からすると電解コンデンサの劣化だろうて。これをまづ直さないとハードディスクを新たに導入出来ない。開けてみると電解コンデンサの外装が嫌〜な、くすんだ緑色をしている。

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天板(トップパネル)を開けたところ。ネジが11個あるのでなくさないようにチャック付き袋等に入れておこう。基板は極力素手では触れないように。ダメになっていると推測されるのは電源回路の基板のみかと。なので他は一切手をつけない。ここを壊すと機能そのものが損なわれてしまいただの不燃物と化してしまう。別にしておこうかね。

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制御基板にはコントローラーチップらしきものやバックアップ用のスーパーキャパシタなどが見える。これで茄子を制御するづらね。こちらはいい部品が使われているようなので安心した。緑色の外装をした電解コンデンサはサンヨー製ですな。いくらこの辺で普通のものを使っていても、電源が腐っていれば能力は発揮出来ない。むしろ電源部分は要なのに、こんなところでケチられたらタマらない。よくマザーボードや電源ユニットに「本邦製電解コンデンサ使用」とうたわれているが、デフォでそうしておくんな。電源が壊れると最悪、皆道連れになってしまう。

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電源基板。電解コンデンサはあの悪名高い中華製「Samxon」だ。実は前の茄子が故障した時もこれが膨らんでいたから。と言うかBuffaloの電源故障は殆どこれではないかな。俗に「腐れ電解コンデンサ」と言われているようだ。インチキなまがい物國は電解コンデンサも満足に作れない。電解液は本邦製を真似て作ってあるが、化学組成が不十分なのですぐにダメになってしまう。あの辺の國々が作る「臭いプラッチック」はそれを物語っている。

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見えにくいが緑色の外装の電解コンデンサの真ん中のルミナムの部分がやや膨らんでいるのがお分かり頂けよう。中の電解質が劣化して膨張しているのだ。こうなると静電容量が抜けてしまい、電源部分の平滑フィルターの役割を果たさない。交流から直流に変換したくても出来ない訳だ。当然制御回路を始めとして正常に動作するはづもなくて。最悪この弁が破れて電解液が噴出すると大変なことになる。基板上が全部ショートしてしまい使い物にならなくなる。昔、パイヲニアのサラウンドプロセッサーが電解コンデンサ液漏れで故障した苦い記憶がある。

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基板は安っちいベーク。この辺は仕方ないにしても電解コンデンサはどうにかしないと。電解コンデンサは極性(つまりプラスとマイナス)があるのでご注意。このように写真を撮っておけば新しいものに交換する時、間違いないのかと思う。この場合、白い帯が付いている方がマイナス極だ。間違えると電解液が不良でなくてもパンクしてしまうだろう。やっぱり取り替えなくてもいいように、最初から本邦製を使いたいづらね。結局は取り替えることに。

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半田付けは大丈夫そうだが、問題の鼻子さんは半田そのものの質。半田が悪いと中々溶けなかったりする。その場合は手持ちの良質な半田を足してやるといいかも。これらを吸い取りワイヤーか電動ポンプで吸い取ってゆく。まあ、捨ててもいい電解コンデンサならば、半田部分を熱して片足ずつ部品面から引っ張ってやればいいよ。部品を除去し終えると半田ヤニで基板が汚損しているので、サンハヤトのヤニクリーンとかで清掃しよう。変なアルコールを使うと基板が白濁してしまう場合がある。特にケミカル製品は相性とか考えないと変な反応を起こす。

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基板上の電解コンデンサを全交換するため容量と耐圧を調べた。これと同等か上位の値としなければならない。820μFとか1800μFと言う値が既にダメダメだ。本邦ではメヂャーな容量ではないから。ま、1000μFと2200μFでいいっ酢。しかも本邦製の高性能電解コンデンサだと小型なので上位の値でも元位置に十分収まる。手持ちは1μFと220μFしかなくて、残りはいつもの「若松通商」さんに発注した。検索窓に指定のμFを入れると該当がずらりと出るので、あとは耐圧と価格メーカーをチョイスすればいい。本邦製の良質なコンデンサを選べばいい。

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基板はスタティック(静電気)でやられないようにルミナム箔上に置く。基板を取り扱う時は縁を持つか白の綿手袋をして、導電性のものの上に置きたい。梅雨の時期はまだいいけど、真冬の乾燥した季節だと身体に蓄電した静電気で一撃かも。これに限らないが、基板やデバイスはルミナム箔の上に置くように心がけたいもの。静電気で破壊すると目に見えないから判別も難しい。気にしすぎかもしれないが、自身の凡ミスで追い打ちはイヤだな。

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電解コンデンサを取り外すには写真の工具等を使う。取り外すだけなら半田ごて一本でもいいが、残った半田は除去はしておきたい。吸引式であまり強力にやるとプリント基板のパターンが剥離してしまうので、程々に。あとは熱を長時間当てすぎても同じ。他にエアコンや扇風機の風が当たると温度が下がって半田が溶けない。我慢。

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サクッと取り外してみた。見なはれ、この腐った電解コンデンサを。これらが機器を不調に陥れ破裂して回路を破壊する。悪魔のごとき存在だ。皆さんも大切な機器に「Samxon」のケミコンがあったら、不調でなくても取り替えよう。どの道経年劣化でダメになるので、それなら最初に良質のものにしておけば安心だ。基板上にはマッキーの赤と黒でマーキングしてある。何故なら電解コンデンサには極性があるからだ。間違えると最悪パンクしてしまう。

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頭が膨らんでいますな。まあ使い物にならないので、悪い見本として塩漬けしておくか、不燃物に出すかくらいですな。良質な電解コンデンサも作れないならその国のハイテク産業など、形骸に過ぎない。例え本邦製を分解して電解液を取り出しても、同じに合成出来ない。その程度では安心して使ってもらえる家電製品は作れないなぁ。

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がん細胞を全て除去した電源基板。ここに若松通商に発注した本邦製の電界コンデンサを取り付けなおす。ひとつ注意点だが、場所によって容量と耐圧が異なるので、取り外しながらメモしておくとか、寫眞に撮るとかしていただきたい。容量が違うところに取り付けると最悪電源として動かない恐れがある。回路定数とか決まってるから。

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ま、取り外したものを並べるとこんな感じ。こんな腐ったの使うなよと言いたい。下手すると皆さんの古めのマザーボードも電解コンデンサの頭が膨らんでいるかもしれないので、何かの機会に一度見て頂ければ。新し目のはこんな風にならないけど、「Samxon」っぽかったら「バズレ」、交換へとステーヂを進めて欲しい。次回は電解コンデンサ交換とハードディスクの接続、NASの再構築としたい。若松通商から届くまでこの記事は少しお休み。

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続く。。

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