集英社 集英社スーパーダッシュ文庫 著者:片山憲太郎 イラスト:山本ヤマト
あらすじ
聖夜目前の新米揉め事処理屋・紅真九郎。
最年少の依頼人・瀬川静之からの依頼を発端に、悪宇商会最高顧問《弧人要塞》星噛絶奈に遭遇し、
すべての鍵を握る彼女から情報を得ようとしたが、最強かつ最凶の絶奈を前に、真九郎はなす術がない。
悩み抜いた末に、真九郎はある奇策に出る。
そして迎えたクリスマスイブ。
真九郎のもとへ、絶奈から「イベント」の招待が来る。
クリスマスプレゼントを待つ紫と、姉の帰りを待つ静之。
二人の願いを叶えるため、そして自らの誇りのため、真九郎はその地へ向かう決意をするが……。
【批評】
えっ!これ 中巻じゃないの?!
っていうか、アレだけ待ったのに短いよー!
だけど、アニメを見ていないだけに後ろの第一話が収録されてるヤツとか、
巻末特別企画の設定資料集やらQ&Aは嬉しかったですね。
何にしても話の展開はいつもの『紅』。
4巻目になっても成長しない真九郎に相変わらずヤキモキしました。
見所は『真九郎に“夕乃さんにだけ”と言われ真っ赤になってしまう夕乃さん』と
『夕乃さんに嫉妬してしまった紫が真九郎にホッペチュー』やるところですかね。
全体を通しても紫のカワイさが目立ってた気がします。
やっぱ相変わらず無慈悲な展開になっただけに、読者にとっても紫は癒しポイントなんでしょうね。
でも、真九郎の言葉からするとまだ何か起こりそうな気がするので
一概に、救いが無いみたくは言えないかもしれないですが――
あれからどういった展開を見せるのか?
紅香さんはどうなってるのか?
色々気になるところはあるんですけど――
ぶっちゃけ、あの微妙な切り方のフラストレーションの方が効いてしまって……
ラストの感じからして、そのあと真九郎が目覚めたら新展開ってことで、下巻なのかしら?
何にしても上下巻で1冊分って気がしないでもなかったが――
私みたいな続刊を期待してる人たちを抑えるための集英社さんの苦肉の策だったのかしら?
やー、なんかもー。
展開がいつも通りすぎるのに、微妙な切られ方してて他に書くことがないですわ。
面白かったけど、展開的には次巻に期待ですね。
っていうか、あとがきがなかっただけに刊行ペースが不安満載(汗
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