「ブックラヴァーズ」のススメ!

ツイッターはじめました。ID:kanata53です。

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製作ブランド:non color
あらすじ
ことの顛末は――
神棚が落下。
見事に壊れ、バラバラになる。
中から出てきたのは女の子。
聞けば彼女は貧乏神なのだという。
「わたしの家、直してよ!」
神棚を直さない限り、彼女はこの家にずっと居座るつもりらしい。
貧乏神に居座られれば暮らしが貧しくなるばかり。
それだけは困る。
一念発起し、神棚の修理に励む主人公。
しかし、上手いこと手が進むはずもなく……
相次ぐ 貧…… 貧…… 貧の嵐!
貧のある暮らしが今、幕を開ける。

【評価】

75点

【批評】

とにかく会話のテンポが軽妙で楽しい。
言葉使いにオリジナリティがあり、
貧乏神のヒロインとの掛け合いからシリアスなシーンに至るまで
『おお、上手い』と思わせる――というよりも単純にセンスを感じる文章なのがとにかく印象的。

会話が面白いだけじゃなくて、何気ないところに意味があったり伏線が隠されていたり、
進めれば進めるほどに作り込まれてるという感覚が伝わってくるつくりなので、
体験版の印象そのままに単純に笑わかされてるシナリオという感じで読んでいると、
突然鋭い斬りこみをかましてくるというか、なかなかやってくれる食わせ物なシナリオが本当にニクイ。

それにイラストもいい。
立ち絵は貧乏神のヒロインのみなんだけど、実際安定してるし可愛いし、
キャラクター自体もとても可愛く仕上がっていて文句がない。
担当している声優さんの技量も文句がない。

ただそれだけに短い。遅いあっしでもプレイ時間は2時間かかったかかからないかくらいだし。
楽しく読ませて貰ってたからこそ、もうちょっとボリュームがあれば……と残念に思う気持ちが
どうしても際だってしまうのが、なんたるジレンマかという感じ。

それと読後感。とにかく“不思議”としか表現できない。
キャラクターが何も考えていないのかと思いきや、
プレイヤーにも見せないところで実は色々と考えていたり、
かと思えば、進めていくと予想の斜め上の展開を迎えたり、そこはまあ良いのですが、
心理面で言えばどこまでが本音なのか建て前なのかわからないので、
(キャラの気持ちを)どう判断していいのかわからない。

そしてルート分岐。(ちなみにルートは2つ)
グッドな選択肢を選んだかと思いきや、バッド直行……いやいや、でもこれはグッド?
バッドな選択肢を選んだかと思いきや、実はグッド……いや、でもこれはバッド……なのか?

こんな感じで頭をひねり、首をかしげ、翻弄される(笑
総じて言えることは“面白いけど、不思議”――そんな作品でした。
個々で見れば90強は堅いんですけど、
以上の点から、終わってみればこのくらいという評価をさせていただいた次第。

なんというか、このサークルさんの作品をあっしは初プレイしたのですが、
もっと長い作品をやってみたくなりました。
『Humanity』という作品が良さ気な感じがしたので、近いうちに買ってこようかな。

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