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いいペースで呑んでいたらしい。
気付いたら眠っていた。
目が覚めた理由・・・玄関ロビーのチャイムだった。
数回鳴ったらしい。
誰かは分からない状況。
しかも、時間も遅い。
改めて時計の確認。
23時48分。
ベッドから起き上がって、玄関ロビーにつながる受話器を上げた。
「・・・はい。」
「遅くなって・・・ごめん。」
玄関カメラに写ったのは、パパの姿だった。
うれしくて、でも、くやしくて・・・。
黙ったまま、ロビーのロックを解除した。
カメラの映像からパパの姿が消えてそのままドアが閉まる音がする。
受話器を置いて、カーディガンを羽織る。
くつ下を履いて、玄関に向かう。
サンダルを履いて、玄関のドアを開けた。
その後、すぐにエレベーターの音がした。
8階で停止。
出てきたのはパパだった。
片手にカサブランカ。
もう一方にはケーキの箱と手提げやパパのいつものバッグを持っていた。
「連絡・・・出来なくてごめん。
悩んだんだけど、メールや電話してガタガタ言い訳するくらいなら会いに来た方が早いと思って。
こんな時間になっちゃって・・・ごめん。」
「・・・・・・。」
「マナカ?」
「どうぞ。」
目もろくにあわせずに、玄関のドアを開けてパパを招き入れた。
小さな声で、おじゃましますと言ったパパ。
そのパパの後姿を見つめながら、玄関を閉めた。
「これ・・・・お土産のケーキ。
それと・・・これ・・・。」
真っ白なユりの花束。
つぼみ・五分咲き・八分咲きと、ものすごくゴージャスなカサブランカだった。
「どうしたの?
これ・・・・。」
「お土産は、一緒に食べようかと思って・・・・。
花は・・・何となく贈りたいって思って・・・。
でも、何を選んだらいいか分からなくてお店の人に聞いたんだ。
花言葉とか全然知らないし・・・。」
そう言って、テーブルに置いたケーキの箱を差し出して、花束と一緒に小さなカードを渡された。
二つ折りになったカードの中には、白いカサブランカの花言葉が書いてあった。
おそらくお店の人が、パパに残す為のメモらしい走り書きのようなものだった。
・・・・無垢・雄大な愛・純潔・威厳・尊敬・高貴・・・。
複雑な気持ちだった。
嬉しいに変わりは無い。
むしろ、嬉しくて飛び上がりたい気持ちが大きい。
でも、今ひとつ踏み出せないのは私のゆがんだ気持ち。
言葉に出なくて、何も言えないまま涙が溢れ出す。
カードを握りしめ、流れる涙をティッシュで抑えた。
「マナカ・・・ゴメンねっ。
怒ってる?・・・・よね・・・ごめん。」
「・・違うの。」
「えっ?」
「違うの。
怒ってなんかない。
パパに会いたかった。
ホントは・・笑顔でお帰りって言いたかった。
それなのに、自分の事ばっかり考えてて・・・・理解しようって思って・・・。
都合のいいようにって思う自分がいて・・・でも、会えたらなんか安心して・・・。
ひとりでパニックになってた・・みたいで・・・。」
ギュッと抱きしめてくれるパパ。
「ごめん。
そんな風に思わないで。
なんか・・・・ごめん。
もっと連絡、早く入れればよかったね・・・ごめん。」
ユックリと頭を撫でてくれる。
たぶん、忙しかったんだろうと思う。
それでも約束だからとか思って、無理して時間を作ってくれたんだろう。
そう思うと、自分が小さく思えて、情け無い・・・。
何度も何度も謝るパパ。
返す言葉も無く、ただただ、自分が腹立たしい・・・。
パパ・・・・ごめんなさい
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私のブログですよ、いつも笑顔、深夜に疲れているのに訪ねてくれるなんて、なんて思いやりのあるパパなんでしょう。
2006/10/28(土) 午後 11:01
うん・・・・。室長のブログ・・・そのまんまですねっ。ありがとっ♪
2006/10/29(日) 午前 0:17
やっと会えたんだね。。。 ちゃんと待ってて偉いね。。。私は待つなんてできないから、ちょっと尊敬
2006/10/29(日) 午後 4:02 [ ]
待つのは・・・苦手です。苦しくて、余計なことばっかり考えちゃって・・・。ホント、小さな人間なんだぁ〜って・・・。シッカリしないとですね。
2006/10/29(日) 午後 11:04