あくしでんと
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28歳のときの彼女
声も肌も
輝いていましたね
才能が
またひとつ
消えてしまいました
などと
懐かしさと残念な気持ちで
仕事をしていた昨日・・
普段は
閑古鳥が飛び回る店内も
この日は
そこそこの混み具合
でもそんなときに限って
問題って起こるんですよね
混雑のピークに
何やらレジのほうでトラブルの気配
でもオーダーの途切れない厨房から
おいらは離れられず
何が起こっているのか
まったく解りません
でもレジでは間違いなく
お客様を待たせていることだけは伺えます
こんな時は
料理を作りながらも
心の中では
レジで待たせているらしい
お客様のことで
頭がいっぱい
厨房に戻ってきた他のスタッフに
事態を聞くと
お客様からお預かりしたカードを
カードリーダーに通した瞬間
機械がフリーズを起こした
とのこと
レジではお客様を待たせたまま
カード会社に電話をしているらしいスタッフの姿が
しかしこちらは
目の前の料理に火を入れている最中
動こうにも
手も足も出ない中で
なんとかしなければと言う思いだけが
募ります
そこで空いたお皿を
持ち帰った他のスタッフに
お客様をレジに立たせたままにしておかないで
お席でお待ちいただくよう促して下さい
と
指示
カード会社と連絡を取り合っているスタッフには
そんなことを考える余裕も無いようです
サービス業のスタッフとしては
この時点でアウトですね
しかも最悪だったのは
お待ちいただいているお客様のお連れは他に4名
どうやらそれらの方々は駐車場の車の中で
待っているらしいとの事
責任者として
事態のお詫びに行ける時間さえあればまだしも
わずかでも厨房を抜ければ
他のお客様のお料理を待たせてしまうことは
必至
こんな状態を
調理業界の専門用語では
にっちもさっちも行かない
と言うのですが
事態はまさに
その状態
こんな時
小心者のおいらとしては
胃に穴が開くんじゃないかと思うくらい
アセりまくります
遠目に
レジを伺うも
事態は収まる様子を
見せません
もはや厨房にいる
自分が感じるだけでも
お客様が待てるであろう時間の
限界を超えています
そこで他のスタッフに
厨房からさらなる指示を
お客様に丁重にお詫びし
住所とお名前を教えて頂ければ後日
お詫び方々
集金に伺う旨の説明をして下さい
と
するとレジにいたスタッフが・・
つづく
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