妄想族

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バレンタインは中学生の頃あたかも人生を左右されんばかりのイベントであった
意中の女子から来た場合 イレギュラーの女子から来た場合 後輩女子から来た場合 先輩女子から来た場合 友達のお姉ちゃんから来た場合 友達のお姉ちゃんの友達のお姉ちゃんから来た場合 などなど バレンタインイヴの夜など妄想族となった僕に睡魔は訪れる事も無く結膜炎みたいな白目で極楽トンボのように当日に突入していく もちろん学校では何事も無く時間が過ぎて滑り止めの女子からもアプローチは無く あれほど チョコはいらないよって言う男心がわからんだか! って肩を落とし 傷を舐め合うために一緒に帰る同じ匂いのする男子を探したりして… しかし 万が一 校門の所で待ち伏せされた場合 帰り道に電柱の陰からの場合 一緒に帰る男子の落胆する気持ちをほくそ笑みながらも 良いことあるけんって 肩を叩く少し大人になった自分を想像したりして… 妄想族は再びアイドリング状態に突入! しかし 何事も無く家に到着 あーあ |
