不況を乗り切る!今年の漢字 『変』
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今日は産業建設常任委員会が行われました。
付託された議案は、施設の指定管理者を定める内容の議案9件。条例の一部改正に関する議案3件。雇用や中小企業の安定を前提とした不況対策を求める請願1件。議案は全て可決されました。
特に請願については「もっと緊急性を出した方が良い」「予定されている公共事業の前倒し発注する等できうる施策を早急に実施するよう盛り込むべき」「失業者の実態を把握し必要な対応を取るべき」「効果的な景気高揚策を・・・」等など…当初の文面には足りなかったことを補い提出することになりました。
その後、経済状況の急激な悪化による市内企業の工場の封鎖や派遣切りなどによる失業者の見込みや前年比大幅減の中で資金繰りに苦しむ商店街の実態などが、商工課より報告され、夏場以降この年末までの期間におよそ1,000名の雇用が失われる実態や、昨年比2〜3割減が当たり前の中で廃業するお店が増えている商店街の実態が報告されました。
たくさんの方から各企業の現状を直接伺っていたので 『とにかく早急な対応が必要』 『強いメッセージ性のある施策が必要』 『これ以上消費マインドが冷え込むことを防ぐことが絶対に必要』 などの意見をのべ対応を求めました。
一気に押し寄せた不況問題については夕方のニュースでも取り上げられていました。
麻生首相も23兆円にのぼる追加経済対策を発表しましたが、僕が不勉強なせいか…どうもピンと来ない会見でした。こういう時には誰にでもわかるハッキリしたメッセージのあるものが効果的だと思うのですが、今回の追加対策はどうもいろいろと寄せ集めに終始した感があります。
僕が総理大臣だったら 『明日から1年間は消費税を廃止し3年後からは税率をUPします!』 と発表します。
ちょうど一月前にも書いていますが、経済状況を見ながら廃止期間を延長するなりUP時期を遅らせたりしますね〜。お金を持っている人はいるのですからそういう人に使ってもらう環境をつくることで内需拡大をはかると同時に生活支援にもなると思うのです。あの時点で実施していたらここまで酷い状況にはならなかったんじゃないかと思うと悔しいです。
今回の不況のきっかけはサブプライムローンの破綻にありますが、“本質的な原因” は、外需に走りすぎてきた日本の産業構造とグローバルに広がりすぎた消費形態に原因があると思います。実体経済だけ見れば日本は世界経済の中で“勝ち組み”であることに変わりはないのです。先を読もうとする市場原理の中で日本の実体経済が自信を失っているだけで、実質的な国内消費力を考慮すれば、この様な急激な経済の縮小は必要以上の状態…つまり消費マインドがあまりにも過敏に反応しすぎていることが原因です。輸出産業の中でも、自動車産業に代表されるような海外市場のシェアが高いものは一気に大きな市場を失うことには違いないのですが、同時に国内販売台数まで落ち込むことは過敏な反応と言えるのではないでしょうか。本来は法人税の減収への対応と失業者対策を徹底出来れば乗り切れるレベルだと思います。
しかし、現状は全ての人が先の見えない不安感に苛まれ消費マインドが凍りついてしまっています。
1年間の消費税収は10兆円位だったはずだから、わかりにくいことに23兆円使うよりは、消費税を一時廃止してあと13兆円位で他の対策をするけどなぁ。・・・とはいえ、今回打ち出された政策についてはのちほど改めて精査して中身について理解を深め市民生活を守るための対策に活かしたいと思います。
今回の不況に関しては米沢市としても早い段階から状況把握に努めており、時間の経過とともに状況が悪化していることに大きな危機感を持っているようで、18日の議会最終日の本会議終了後、全部局横断による『緊急経済対策会議』を開き“状況の共有を図り一丸とって対策を講じていく”と白木産業部長の答弁がありました。
こういう時こそ行政のチカラが必要です。
地域経済を守るために我々も知恵を絞り迅速に効果的な対策を打ち出さなければなりません。
そして、こういった状況の中でも学べることはあります。
例えば自動車産業などに特化した俗に言う“企業城下町”は自治体そのものが存続の危機に直面しています。大きな企業による偏った地域振興は持続性のあるものではないことがわかります。学ばなければなりません。
また、景況の触れに対して人件費をフレキシブルに対応することで企業体力を高めると思われていた派遣社員などの非正規雇用制度は、企業を救い法人税収は上げたかもしれないけれど、結局は失業者救済に多額の予算が必要になり、“国が豊かになる制度ではない”ことがハッキリとしました。学ばなければなりません。
そして、経済的な豊かさを追い求めてどんどん海外市場に進出し、企業収益の重心を国外に求め成長してきた産業は、あまりに大きな変化に意外なほど脆い存在であることがわかりました。学ばなければなりません。
そして・・・皆さん自身にも出来ることはあります。
“地元生産品”を“地元のお店”から“あなたが購入する”ことで、たくさんの人の雇用が守られることになります。最近はあまり聞かなくなりましたが、昔から『苦しい時はお互い様』と言います。互いに支え合うように生活することで不況に強い地域は作れるのです。
奇しくも今日、2008年を表す『今年の漢字』が発表されました。
『変』〜CHANGE〜
グローバリゼーションからローカリゼーションへ・・・ 勝ち残る時代から支え合う時代へ・・・
そういった時代への変革の時期なのかもしれません。
僕等が変われば日本が変わる!
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